妻籠宿の休憩所「ふれあい館」に壁一面、所狭しとお雛様が飾られています。
遊んだりしているお雛様が下段に飾られていて、差し込む陽とコラボするようにしてみました。
<お雛様の由来>
平安時代、貴族の子女が遊んでいたおままごとごっこの「雛あそび」がありました。
そこに紙で作られた人形を川に流して厄除けをする「流し雛」が合わさったものが、現在のひな祭りの由来だと言われています。
時代と共にひな祭りの内容は変わっていき、中でもひな人形がとても立派なものになっていきました。
素敵な人形をそのまま川に流すのではなく、もっと他の使い方があるのではないかということから、遊んだり流したりするのではなく、現在の ような飾るものに変わってきたのです。
女の子が生れた際に将来に渡って災いに遭わないように、子供の健やかな成長を願って、ひな人形が飾られるようになりました。