ぺ・ヨンジュンさん著【韓国の美をたどる旅】
千漢鳳(チョン・ハンボン)先生の講演会&展示会に
行ってきました。
会場受付に着くと、もうすごい行列ができていてびっくり!!
200名くらいの参加者でした。
LSHアジア奨学金の募金額は27399円だったそうです。
千漢鳳(チョン・ハンボン)先生の講演会&展示会に
行ってきました。
会場受付に着くと、もうすごい行列ができていてびっくり!!
200名くらいの参加者でした。
LSHアジア奨学金の募金額は27399円だったそうです。
ステージ前に、先生の作品が展示されていて、
自由に触って見て、即売もOK。
講演前の空き時間に、じっくり見ることができました。
ヨンジュンさんが先生から「ひとつ選んでごらん」と言われて
手に取った「立鶴茶碗」と同じ絵柄の茶碗。↓
ひとつひとつ表情が違う鶴の絵柄は
素朴な趣の、手書きならではの一品物でした。
「立鶴茶碗」はお正月に一回だけしか使わないお茶碗なのだそうです。
焼き物のことがわからない私は、
「この子たちも、ヨンジュンさんの手で触られたのね♪♪・・・」と
その場面を想像しながらの楽しい時間でした~
さて、いよいよ開演。
ステージに登場されたチョン・ハンボン先生は
小柄で笑顔が優しい好々爺。
朝鮮茶碗の再現作家、人間国宝という地位にある方ですが、
どこにでもいる気さくなハラボジという雰囲気の方でした。
流暢な日本語は、
東京生まれ、13歳まで日本育ちということで納得!
戦後韓国に戻られてすぐにお父様が亡くなられ、
長男として一家を養うために、
専門の勉強もしないまま14歳で聞慶(聞慶窯)で始めた焼き物。
家族のため、生きていくために一生懸命頑張られ、
18歳で早くも一流になられたそうですが、
大変な努力の上に才能もあってのことだと思います。
日本での初の展示会は1975年仙台で。
今まで120ヶ所での展示会を成功させておられます。
お話の中で印象に残ったのは、
豊臣秀吉の時代に
日本に持ち帰った高麗茶碗を国宝にしてくれたおかげで
高麗茶碗の再現ができた。
韓国の途切れた文化を日本人が残してくれ、
お茶の文化をつなげてくれた・・・
高麗茶碗との係わりは、50年前(?)に
日本のお坊さんから「高麗茶碗」の本をいただいたことがきっかけ。
研究して3年後にやっと形はできたが
まだ、味わいが出せなかった。
その後、日本での展示会をすすめられ
1975年に仙台で展示会をし成功。
高麗茶碗の再現ができたのは
そのお坊さんのおかげ。
それで、切れた文化をつなげることができた・・・
64年前から始めた焼き物のおかげで、
すばらしいヨンジュンさんに出会った。
こうしてお話できるのは
ぺ・ヨンジュンさんのおかげ、
皆さんのおかげ・・・
と、感謝されたこと。
また、
日本では、若い人がお茶を習わないのが心配。
世界中で礼儀が正しいのは日本なのに、
その正しい文化がなくなっている。
正しい礼儀を子供たちに教えてほしい。
今、韓国ではお茶が盛んで
聞慶村の8000人の半数がお茶を習っている。
小学校にお茶室があって
小さい子供がチマチョゴリを着て習っている姿が
とてもかわいい。
静かに、丁寧に、ゆっくり、あわてないという礼儀を
子供達に与えたい。
世界で起こっている問題も
お茶を習えば少なくなるのではないか・・・
こういう話ができるのは夢のようで
皆さんのおかげ、
ぺヨンジュンさんのおかげ。
一生懸命がんばります・・・
などと、お茶文化についての思いも熱く語られ、
感謝と真心のこもった真摯な言葉に
胸がいっぱいになりました。
64年の陶工生活で先生の指には指紋がなくなり
熱いものは触れなくなったそうです。
ペ・ヨンジュンさんとのエピソードは、
質問コーナーの質問が、ほとんどヨンジュンさん関連のものだったので、
合わせてたっぷりのエピソード話が聞けたなぁ~と思いました。
いきさつは、
ぺ・ヨンジュンさんはお茶が好きで、
以前(10年前)に
先生の物とは知らずに買っていたお茶道具が
先生の物だとわかったらしく、窯に来て、
『私もお茶碗が好きで、焼き物が好きで、
ちょっと覚えたいんですけど、どうですか?』と。
すぐOKできなかったが、何時間か話を聞いた後、
『やって見なさい』と返事。
心配は関係者入れて10人分の食事でしたが、
奥様が味噌汁がお上手で解決。
ヨンジュンさんは奥様の味噌汁をとても喜ばれたそうです。
3泊4日の弟子入り中、2日間でお茶碗3ヶ作り、
「普通の人では作れない。すごい人です。」
と、お褒め。
作品は
「自分が作ったものは全部家に持ち帰った。
今は、それでお茶を飲んでいるでしょう。」
に爆笑でした。
陶芸家としての才能は
「やっぱり俳優のほうがよいのでは。」
会場から同意と安堵の拍手、歓声があがりました。
おみやげ(立鶴茶碗)を渡された時、緊張で手が震えたのに気づいた?
「わからない」
「1000個焼くなかで40個か50個しか使えない。
窯開きの後、その値打ちが分かったからだろう。」
にも爆笑。
・・・などなど
ヨンジュンさんとのエピソードを楽しそうに語ってくださり、
そしてそれを嬉しそうに聞く私達のことを
ご自分もニコニコと
嬉しそうに受け止めていらっしゃいました。
真摯で誠実な、それでいて茶目っ気たっぷりな
ユーモアあふれるお話し振りに癒され、心が温かくなったひと時でした!!
フォトタイムのチョン・ハンボン先生
最後にプレゼントタイム。
なんと!!30ヶ(?)のお湯のみが用意されていました~!!
(誘ってくれた友人も当たりました。)
当たった方、良かったですね~
先生の気前のよさに、皆さん大喜びでしたね。
~♪♪♪♪♪~
二次会は別の場所で60人の参加。
各自、郷土みやげの持ち寄りで珍しいお菓子もあって、
よいアイデアだと思いました。
(食べきれなく、お土産に少しいただいて帰りました~)
作品図録にサイン中の先生。
「この子たちも、ヨンジュンさんの手で触られたのね♪♪・・・」と
その場面を想像しながらの楽しい時間でした~
さて、いよいよ開演。
ステージに登場されたチョン・ハンボン先生は
小柄で笑顔が優しい好々爺。
朝鮮茶碗の再現作家、人間国宝という地位にある方ですが、
どこにでもいる気さくなハラボジという雰囲気の方でした。
流暢な日本語は、
東京生まれ、13歳まで日本育ちということで納得!
戦後韓国に戻られてすぐにお父様が亡くなられ、
長男として一家を養うために、
専門の勉強もしないまま14歳で聞慶(聞慶窯)で始めた焼き物。
家族のため、生きていくために一生懸命頑張られ、
18歳で早くも一流になられたそうですが、
大変な努力の上に才能もあってのことだと思います。
日本での初の展示会は1975年仙台で。
今まで120ヶ所での展示会を成功させておられます。
お話の中で印象に残ったのは、
豊臣秀吉の時代に
日本に持ち帰った高麗茶碗を国宝にしてくれたおかげで
高麗茶碗の再現ができた。
韓国の途切れた文化を日本人が残してくれ、
お茶の文化をつなげてくれた・・・
高麗茶碗との係わりは、50年前(?)に
日本のお坊さんから「高麗茶碗」の本をいただいたことがきっかけ。
研究して3年後にやっと形はできたが
まだ、味わいが出せなかった。
その後、日本での展示会をすすめられ
1975年に仙台で展示会をし成功。
高麗茶碗の再現ができたのは
そのお坊さんのおかげ。
それで、切れた文化をつなげることができた・・・
64年前から始めた焼き物のおかげで、
すばらしいヨンジュンさんに出会った。
こうしてお話できるのは
ぺ・ヨンジュンさんのおかげ、
皆さんのおかげ・・・
と、感謝されたこと。
また、
日本では、若い人がお茶を習わないのが心配。
世界中で礼儀が正しいのは日本なのに、
その正しい文化がなくなっている。
正しい礼儀を子供たちに教えてほしい。
今、韓国ではお茶が盛んで
聞慶村の8000人の半数がお茶を習っている。
小学校にお茶室があって
小さい子供がチマチョゴリを着て習っている姿が
とてもかわいい。
静かに、丁寧に、ゆっくり、あわてないという礼儀を
子供達に与えたい。
世界で起こっている問題も
お茶を習えば少なくなるのではないか・・・
こういう話ができるのは夢のようで
皆さんのおかげ、
ぺヨンジュンさんのおかげ。
一生懸命がんばります・・・
などと、お茶文化についての思いも熱く語られ、
感謝と真心のこもった真摯な言葉に
胸がいっぱいになりました。
64年の陶工生活で先生の指には指紋がなくなり
熱いものは触れなくなったそうです。
ペ・ヨンジュンさんとのエピソードは、
質問コーナーの質問が、ほとんどヨンジュンさん関連のものだったので、
合わせてたっぷりのエピソード話が聞けたなぁ~と思いました。
いきさつは、
ぺ・ヨンジュンさんはお茶が好きで、
以前(10年前)に
先生の物とは知らずに買っていたお茶道具が
先生の物だとわかったらしく、窯に来て、
『私もお茶碗が好きで、焼き物が好きで、
ちょっと覚えたいんですけど、どうですか?』と。
すぐOKできなかったが、何時間か話を聞いた後、
『やって見なさい』と返事。
心配は関係者入れて10人分の食事でしたが、
奥様が味噌汁がお上手で解決。
ヨンジュンさんは奥様の味噌汁をとても喜ばれたそうです。
3泊4日の弟子入り中、2日間でお茶碗3ヶ作り、
「普通の人では作れない。すごい人です。」
と、お褒め。
作品は
「自分が作ったものは全部家に持ち帰った。
今は、それでお茶を飲んでいるでしょう。」
に爆笑でした。
陶芸家としての才能は
「やっぱり俳優のほうがよいのでは。」
会場から同意と安堵の拍手、歓声があがりました。
おみやげ(立鶴茶碗)を渡された時、緊張で手が震えたのに気づいた?
「わからない」
「1000個焼くなかで40個か50個しか使えない。
窯開きの後、その値打ちが分かったからだろう。」
にも爆笑。
・・・などなど
ヨンジュンさんとのエピソードを楽しそうに語ってくださり、
そしてそれを嬉しそうに聞く私達のことを
ご自分もニコニコと
嬉しそうに受け止めていらっしゃいました。
真摯で誠実な、それでいて茶目っ気たっぷりな
ユーモアあふれるお話し振りに癒され、心が温かくなったひと時でした!!
フォトタイムのチョン・ハンボン先生
最後にプレゼントタイム。
なんと!!30ヶ(?)のお湯のみが用意されていました~!!
(誘ってくれた友人も当たりました。)
当たった方、良かったですね~
先生の気前のよさに、皆さん大喜びでしたね。
~♪♪♪♪♪~
二次会は別の場所で60人の参加。
各自、郷土みやげの持ち寄りで珍しいお菓子もあって、
よいアイデアだと思いました。
(食べきれなく、お土産に少しいただいて帰りました~)
作品図録にサイン中の先生。
先生はこの後すぐ帰られました。
素敵なアイデア!ヨン様シールが張られた紙コップ。
参加者の方手作りのお土産のしおり。
↑この時は足がご不自由でしたね。今は
手術されて杖なしでお元気に歩いていらっしゃいました。
東京からの方、北陸からのグループの方、
楽しく交流を深めていらっしゃいました~
私もまた、
新たなポラリス関西活動協力者さんとの
嬉しい出逢いがありました!!
主催の「ぺ・ヨンジュンさんを愛する人たち」スタッフさんが
ソンミンくんのチラシを快く配ってくださいました。
「関西 Yongioon Family」のfallさんは
ブログ「関西 Yongioon Family」、
ご自分のブログCOSMOSで
ソンミンくんのライブ案内をしてくださっています。
おかげさまで
「ブログ見ました」という申し込みが
ぼつぼつと入ってきています。
ご協力感謝いたします!!
皆様の温かい情けが心に沁み入りとてもうれしかったです!
~♪♪♪♪♪~
「ぺ・ヨンジュンさんを愛する人たち」の
スタッフの皆様、
ありがとうございました!!
&
お世話になりました!!
~♪♪♪♪♪~
10月26日(火)~31日(日)まで
京都野村美術館でお嬢様と
『千漢鳳・千慶熙父子陶芸展』
を開催されます。
~♪♪♪♪♪~
♪ ウ・ソンミン「親近韓ライブ」のご案内
時:2011年1月20日(木)
開場:12:30
開演:13:00
会場:兵庫県立芸術文化センター
神戸女学院・小ホール
最寄り駅:阪急西宮北口駅南出口 直結通路で徒歩3分
チケット:5200円
10月1日より一般発売
主催:ポラリス関西
お問い合わせ:0798-54-5064(FAXも)
090-4037-3264
ポラリス関西
よろしくお願いします!!