挿し木

取り残して置いたキウイの実は、
一月に入ってから木の上で追熟し柔らかくなるのを待ってた様にカラスが３０羽以上やって来て、
毎日の様に朝早くからがぁ～こがぁ～こ言いながら夕方まで賑やかにキウイパーティーで盛り上がっていました。

一週間か十日程してカラスの姿も大分見えなくなって鳴き声も少なくなったと思ったら、
木の上の実は一つも残っていませんでした。
まあ落とす手間は省けましたが、それにしても凄い食欲です。

ちょっと残念なのはついでに枝の剪定までしてくれたら万々歳なんですけどね。

そんな訳でキウイの剪定も手を省き、一応肥料の鶏糞だけは幹の周辺にばら撒いて置きました。

こんな里山のキウイなので、現状は数本枯れてしまっています。
枯れてる部分の地面には、暖かくなると十分太陽の日があたりますので、
ここに何かを植えてやれば良いなと思いました。

これから果樹を購入して植えるのもちょっとヨイショが要りますので何かないかと考えました。
畑へ行くまでにイチジクの木が有りますが、この時期丁度剪定しましたのでその枝が有ります。
かなり枝分かれしていましたので、芽が有る枝を１０本以上採取して一晩水につけて置きました。（表題写真）

イチジクはこの時期挿し木が可能です。
そこでキウイの並びの空いてる地面に1.5m間隔で穴を開けました。


そして強引にもその穴に枝を直接入れていき挿し木を行いました。




都合９本挿しました。
この内の数本でも根付いてくれたら嬉しいですが、
念の為植木鉢にも４本ばかり別に挿し木して置きました。


上手く大きくなって実が生れば、
これはカラスには絶対やりませんよ。
オイラの大好物ですからね。