SHISHIRA

「憂きことの 尚この上に積もれかし 限りある身の力試さん」

グルメ番組~汚い食べ方にうんざり…。【主観】

2020年07月24日 | 日記
日蓮宗の教えに「食法(じきほう)」があります。
日蓮宗に限らず、仏教は衣食住に関して当たり前の感謝を教示されています。
感謝の念をもって、生命活動にいそしめという、食のマナーと言えます。

不変山永寿院ホームページより引用

たとえ一滴の水、一粒(いちりゅう)の米も 功徳(くどく)と辛苦(しんく)によらざることなし

マナーとは、自分自身の心の持ち方を正すことであり、畏敬の念をもってあらゆる生命に対する感謝の念を持つことにつながることだと思います。

最近のテレビは、食レポという美味しい食べ物を紹介する番組がとても多いものです。
美味しさを伝えるために大げさな振る舞いで食べる芸能人やレポーターが目立つように思います。

大口を開けて口の中の食べ物が見えたり、クチャクチャと音を立てて食べたりするのは個人的にとても不快に感じます。


ご飯粒を食器に残したままの「ごちそうさま」もまた気持ちの良いものではありません。



いのちを頂き生きている私たちは、そのいのちに日々感謝の念をもって生きていることをしっかりと受け止めて「食」と向き合うことが必要だと感じます。
それが理解できれば、必然と他者を不快にするような食べ方は無くなってくるでしょう。と思いたいものです。
特にメディアに出る人はそうあってほしいと思います。


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