オドラデクの心配事

日常にゆるやかに乱入する舞踏家の由無し事

分校の日取りがようやく決まった!

2007年03月06日 | 道路劇場のお知らせ
まあ、よくもこれだけ時間がかかった
ものだ。
のらくらとあの手この手で攻めてきて
こちらが根負けするのを待っていたか
のようだ・・。
これまでも道路劇場は、いろいろな学
校現場と交渉してきたが、学校運営に
携わる自分たちのことばかりを優先し
て、地域の人たちのことは二の次では
ないのか。

ということで、こちらもかなり抵抗した
のだが、結局、校舎内では踊らないこと
にした。
校庭から丘の上の校舎を見上げる形で
パフォーマンスを見てもらうことにした。
校舎を背景にして踊るのだ。

「閉校を直前にして、校舎内が引越しの
備品などで雑然としているのです」
「それに2日後の卒業式のため、講堂は、
紅白幕などの準備がされていて、片付け
が大変だ」
「そちらの希望日は、地域の中学校の卒業
式があり、卒業謝恩会に招待されている
ので、管理者が学校にいない」
「踊って外から土足で入ってこられれば
汚れる。ライブペイントでペンキで床が
汚れれば困る」
したがって、原則校舎は使わせない、という
論理です。

ということで、18日(日)午後2時から
1時間程度、校庭でやることになりました。
観客は、集落に住む27世帯の住民の方約
100人と分校の卒業生OBです。

とは申せ、集落の住民は、ほとんどが分校
の卒業生で、(96年の歴史があるのだ)
かつ、お年寄りがほとんどです。
お年寄りが、校庭で立ったまま観るという
のは、かなり大変です。今年は雪が少なく
青森では積雪ゼロなのですが、さすが山間
の集落ですので、雪はまだ50センチくら
いはあるのです。そのような事情を知りつ
つ、学校側では校舎を使わせないという
ことです。

さらに、4人の児童には、そのイベントが
あることを学校側からは伝えないとのこと
でした。

先日わかったのですが、閉校後、校舎は雪
のため取り壊わされるようです・・・。

              (つづく)