天候がめまぐるしく変わった。
快晴で新雪がまぶしいかと思えば、
風が起こり雪が舞い、それが吹雪になる。
そして一陣の風が去ると再び快晴に。
赤い屋根の校舎とそれを取り囲む背後の
森を背景に、一面雪景色のなかでの
パフォーマンス。
遠くから風にのって途切れ途切れに聞こえ
てくる婆様の嬌笑と気まぐれに身体にまと
わり付く風と粉雪がよじれて重なり合い、
いま、ここにあることのザマを踊る。
「私を探さないでください!」
佐々木英明の刺客のように切れ味の鋭い
コトバさえ、まるでデジャヴのように、
ここにこの雪の平面に以前からあったのだ
と思わせる。
MAJIOが描いた6枚の絵は雪の大地から
養分を吸収し、変転する青空に向かってドロリ
と花開いていく。
ふきたの歌は、ギターの弦とウタのコトバが
溶融し、「丘の上のいつものバカ」がなつかしい
ひびきとなって校庭の白い雪の凹凸に吸い込まれて
いく。
太鼓たちは、あの場所に生まれ、一瞬にして消える
生命のオトを紡ぐ様に木霊した。
(写真つづく)
快晴で新雪がまぶしいかと思えば、
風が起こり雪が舞い、それが吹雪になる。
そして一陣の風が去ると再び快晴に。
赤い屋根の校舎とそれを取り囲む背後の
森を背景に、一面雪景色のなかでの
パフォーマンス。
遠くから風にのって途切れ途切れに聞こえ
てくる婆様の嬌笑と気まぐれに身体にまと
わり付く風と粉雪がよじれて重なり合い、
いま、ここにあることのザマを踊る。
「私を探さないでください!」
佐々木英明の刺客のように切れ味の鋭い
コトバさえ、まるでデジャヴのように、
ここにこの雪の平面に以前からあったのだ
と思わせる。
MAJIOが描いた6枚の絵は雪の大地から
養分を吸収し、変転する青空に向かってドロリ
と花開いていく。
ふきたの歌は、ギターの弦とウタのコトバが
溶融し、「丘の上のいつものバカ」がなつかしい
ひびきとなって校庭の白い雪の凹凸に吸い込まれて
いく。
太鼓たちは、あの場所に生まれ、一瞬にして消える
生命のオトを紡ぐ様に木霊した。
(写真つづく)