らいむ&りーずん

歌いつがれる言葉と想い ~ アメリカン・フォーク・ソングの庭へようこそ♪

by 松月(しょうげつ)

「動物園へ行こう」 by ジュリー・フェリックス

2011年05月02日 | 物語の歌

連休中の方、連休だからこそお仕事という方もいらっしゃるかもしれませんが、みなさんいかがお過ごしですか? 

大地震で被災した商業施設も、この連休に向けて懸命に努力し、再開されたところが多いです。今年は自粛ムードが漂っているのは仕方がないことだとは思いますが、ストレスをためず、世の中がうまく動くようにするためには、いくらか楽しむことも必要だと思います。

日立で被災生活をしていた時、常磐線は止まり、ほとんどの観光地は閉鎖され、「さくらまつり」をはじめとするイベントも自粛の動きがありましたが、そんな中で「かみね動物園」は早々と再開されました。被災生活でストレスを受けているであろう市民(特に小さな子どもたち)を元気づけるために、約20日間無料開放されたのです。

松月も、引っ越しが迫っていた時でしたが、最後に動物たちに会いに行ってきました。

gooブログの「フォトチャンネル」という素晴らしい機能で、スライドショーを作ってみました!

わたしは3、4枚目の「エサくれ~と言っているようなヤギがお気に入りです。実際にエサをあげることもできました。彼らもわたしたちと同じ「生き物」なんだなぁ。地震も怖かったんだろうなぁ。でも、どんな時だって「自然体」なところが、なんともほのぼのした気持ちにさせてくれますよね。

一方、東京の上野動物園では新しくやって来たパンダがお披露目され、この連休は大盛況のようですね。みなさんも「ちょっと疲れたなぁ」と思ったら、お近くの動物園や水族館へお出かけになってみてはいかがですか?

 

というわけで、今回は「動物園へ行こう」(Going to the Zoo)をご紹介します。

「パフ」(Puff, the Magic Dragon)と同様、アメリカの子どもたちに親しまれている歌です。日本でも

動物園へ行こうよ みんなで行こうよ
動物園はZooってんだ さあ行こう
さあもうすぐ Zoo Zoo Zoo
きみも You You You
おいで Go Go Go
そらきたきた Zoo Zoo Zoo

という、海野洋司氏の訳詞で70年代にNHKの「みんなのうた」で取り上げられ、親しまれています。わたしも小さいころ、この訳詞で覚えたのですが、姪たちが歌うようになってから歌集を見て、実はアメリカン・フォークの大家トム・パクストンの作品だと知り、びっくり仰天しました。英語版はピーター、ポール&マリーも60年代の終わりに歌っていますよね。

今回の映像でギターを弾きながら歌っている女性は、実は5年前の松月です・・・というのはもちろんウソで(笑)、

ジュリー・フェリックス(Julie Felix, 1938- )というフォーク・シンガーです。彼女はカリフォルニア州の生まれなのですが、高校卒業後に渡英し、60年代のブリティッシュ・フォーク・リバイバルにおいて成功を収めています。

でも、こういう小ぶりなギターだったら、わたしでも弾けるかも・・・「さすらいの弾き語リスト」にあこがれます

 

☆松月の関連記事(旧ブログへ飛びます)☆

いろんな動物たちが登場する歌です。両方とも絵本にもなっています♪

「プレイス・イン・ザ・クワイア」(A Place in the Choir)

「動物園にて」(At the Zoo)