昭和人俊やんの鐵活日誌回顧録帳

マジッすかぁ!? いすみ鉄道キハ28引退

残念なお話。

2013年にJR西日本からいすみ鉄道に譲渡されたキハ28 2346、今年11月、定期運用から離脱する。その後しばらくは不定期運用で残るとのこと。理由は、機器老朽化、整備部品入手困難、それに伴い整備費用が膨大になることだという。
キハ28系急行形気動車は、国鉄分割民営化前から既に廃車が出ており、20年強で姿を消した車も多数いることから、60年近く生き延びたキハ28 2346は強運だったかもしれない。
なお、同車はキハ28系稼働車最後の1両である。かつては日本全国の国鉄~JR非電化路線であたりまえに見られたキハ28系も、ついに見納めとなる。


いすみ線就役間もない頃、国吉駅にて。


セミクロス化されている以外は、急行車時代ほぼそのままの車内。(登場時は非冷房)


上総中川~国吉間の有名撮影地、第2五之町踏切にて。


小湊線キハ200とのツーショットも日常だった。
いすみ・小湊双方のダイヤの関係と、小湊線側に度々あった災害運休で、顔を合わせない時期もあったが。


相方のキハ52が首都圏色化された後。
首都圏色キハ20系+気動車急行色キハ28系の組合わせは、1980年代に全国あちこちで見られた。


夜行列車体験イベントにも使われた。
深夜の上総中野駅に停車中のキハ28。



旧国鉄キハ20を模して造られたキハ20 1303と並ぶキハ28。THE昭和な写真だが2010年代末の撮影。


相方のキハ52が再び旧国鉄気動車一般色に戻った頃。



四国気動車急行の赤ヒゲがついたキハ28。
小湊線の旧国鉄キハ40と並んだ期間はわずかだった。
小湊線五井機関区で整備中の首都圏色キハ40との並び、見たかったなぁ~!

来年2月に完全引退するそうだが、その後の処遇は未定とのこと。
なお、相方のキハ52はまだ引退はしないものの、こちらも55年は越えており、いつ落ちてもおかしくないことから、楽観視はしておれない。
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