西武所沢駅近くにはかつて西武鉄道直営の鉄道車両製造工場である「西武所沢車両工場」があったが、今その跡地は大型ショッピングモールになっている。
今は新交通システムになっている西武山口線が非電化特殊狭軌鉄道線だった頃に使われていた、蓄電池式電気機関車B11形B15号。
三岐鉄道三岐線に移籍した元西武車(西武411系〜同401系〜三岐101系)に残る西武所沢車両工場の銘板(再使用写真)。1960〜70年代生まれの西武電車は、そのほとんどが所沢車両工場製。要は自社で電車を造っていた。
所沢車両工場製電車は今も本家西武の他三岐鉄道三岐線、近江鉄道で見ることはできるが、西武ではサステナ車両導入によるVVVF率100%化、三岐ではJR東海211系導入により急速に数を減らすことになりそう。
他社車両も造っていた。
そのショッピングモールの片隅に、とある車両が保存されている。
今は新交通システムになっている西武山口線が非電化特殊狭軌鉄道線だった頃に使われていた、蓄電池式電気機関車B11形B15号。
この機関車は、1951年西武所沢車両工場製とのこと。非電化特殊狭軌線としての営業運転を廃止(1984年)してから40年後、生まれ故郷の西武所沢車両工場跡地に戻ってきた。
三岐鉄道三岐線に移籍した元西武車(西武411系〜同401系〜三岐101系)に残る西武所沢車両工場の銘板(再使用写真)。1960〜70年代生まれの西武電車は、そのほとんどが所沢車両工場製。要は自社で電車を造っていた。
所沢車両工場製電車は今も本家西武の他三岐鉄道三岐線、近江鉄道で見ることはできるが、西武ではサステナ車両導入によるVVVF率100%化、三岐ではJR東海211系導入により急速に数を減らすことになりそう。
他社車両も造っていた。
写真の上信電鉄デハ200形(後期形)も西武所沢生まれ。(現在廃車)
窓割りと戸袋窓形状に1960年代の西武臭さが漂う車だった。