1995年頃、吊掛・非冷房オンリーだった大井川本線に、関西私鉄からカルダン・冷房車が導入された。
写真は千頭駅構内で行われた関西私鉄出身車両お披露目撮影会で撮影したもの。
なお、当時私は2ヶ月ほど営業実習期間中で土日休みではなかったが、実習先で無理言うて休ませてもらった。
元・京阪初代3000系(左)と、元・近鉄420系(右)。
元近鉄車だけは在来車と同じ吊掛・非冷房。
元・南海21000系ズームカーが参列した。
この車は南海廃車時にラピート試験塗装車となったが、大井川移籍時に南海旧塗装に塗戻されたという。
元南海車と元近鉄車が少し前進。
蒸機列車を絡めて。
正面がちに撮る。
元近鉄車は、大井川移籍当初近鉄廃車時の近鉄マルーン1色だったが、後に近鉄吊掛特急車色の黄+紺ツートンに塗替えられている。
同車は元々近鉄名古屋線用特急車6421系で、特急時代に標準軌化、冷房化、後に一般車化(3扉化・冷房機撤去)、養老線(現・養老鉄道)転用(再度狭軌化)を経て大井川に来た。
これら関西陣より数年前に導入された元・伊豆箱根1000系以降、大井川本線の電車は、前所属会社局の色をそのまま活用するようになっている。