昭和人俊やんの鐵活日誌回顧録帳

【THE昭和の名車】京王初代5000系とその譲渡車

京王電鉄(当時・京王帝都電鉄)のイメージアップに貢献した、言わずと知れた京王の名車である。
昭和38年当時としては斬新なスタイルの通勤車であり、18m3扉というコンパクトサイズであることから、1372mmという特殊な軌間にもかかわらず、同じ京王の井の頭線3000系(こちらは軌間1067mm)とともに多くの地方私鉄に譲渡されており、譲渡車は今も大多数が現役である。

【本家京王電鉄】
京王れーるらんどに静態保存されているクハ5723。


同車車内。

【一畑電鉄(現・一畑電車)】

一畑2100系。一畑への譲渡車はかなりド派手に塗られた。(現在このカラーは消滅)
一畑口駅にて。

【高松琴平電鉄】


琴電1100形。
高松築港~片原町間。


仏生山駅にて、レトロ電車モハ500と並ぶ。


高松築港駅を発車。


仏生山駅横踏切にて、1070形(元・京急先代600系)と並ぶ。


陶駅にて、1080形(元・京急先代1000系)と並ぶ。
関東私鉄昭和30年代の名車どうしが讃岐の地で顔を合わせる。


高松築港駅に入線する、行先表示LED化改造車。


一宮駅付近にて。



琴電譲渡車の車内。

【富士急行(現・富士山麓電鉄)】

富士急1000系。
京王リバイバルカラー編成と富士登山電車で、今も富士急に現役なのはこの2編成のみ。


富士登山電車と富士急旧標準色編成。
右の旧標準色編成は現在は廃車となっている。


河口湖駅に留置中の京王リバイバルカラー編成。
車番も京王時代のものに戻されている。

【伊予鉄道】

伊予鉄譲渡車は京王で非冷房のまま廃車になった初期車が集結する。正面行先幕は何故か撤去された。横河原駅停車中の伊予鉄700系。


大手町駅を発車した高浜行。


京王出身の名車が並ぶ古町車庫にて。


石手川公園駅にて、平日しか見られない700系3両編成。


市内電車と平面交差する大手町駅前の踏切にて。


伊予鉄譲渡車の車内。


余談だが、今年GW、ヨメと松山に行っており、ヨメの強ぉ~い要望で2023年以降の年末は毎年松山行くことがほぼ確定した。したがって、少なくとも年1回以上は当ブログで伊予鉄ネタを載せられる予定である。

【番外】

この車は元・京王初代5000系ではなく、元・京王2010系で、伊予鉄800系を経て銚子電鉄2000系となり、京王初代5000系カラーに塗られていた頃の写真である。
伊予鉄で先頭車化改造した際に、切妻の連結面に手間かけてまでわざわざ5000系風の乗務員室を設置した。伊予鉄はこのお顔がお気に入りだったようである。銚子駅にて。

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