癌は、闘病期間の長い病気だ。
手術しても再発ということはあるし、完治が望めないなら、延命治療を受けて、生きられる時間だけ、闘いは続く。
癌と診断された時には、泣いて支えてくれた娘も、時間の経過と共に、外見上、元気そうに見えるのか、それを忘れるみたい。
特別扱いしてほしいわけじゃないし、腫れ物に触るようにしてほしいんじゃない。
周りの人には分からないように振る舞い、これまで通りの生活を続けようと日々頑張っていることを覚えていてほしいだけ。
疲れているのだと理解はしていても、鋼のような心臓を持っているのではないので、度が過ぎると、とても傷つく。甘えからくることかとも思うけど、ストレスをぶつけられるのは、たまらない。2度ならず3度ともなると、受け止めきれない。
癌と戦っている心身に余計なストレスをかけられて疲れた。無駄なエネルギーを消耗させられて、サタンに腹が立つ。
相手の心が敵(サタン)にやられていて、それに私も影響を受けて反応してしまう。
これが敵の作戦。
人間の思いの中が、サタンとの戦場なのだ。
新約聖書 エペソ人への手紙 6章
12 私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。
家族を癌で亡くしているので、家族の気持ちは分かるよ。
私も当時は、患者本人の気持まで考えることが出来なかった。自分の悲しみでいっぱいいっぱいだったんだ。
でも身体の痛みと戦うのは患者であり、死というものを意識させられて毎日を過ごす患者の精神的苦痛は計り知れない。クリスチャンの死生観がないと一層辛いことだろう。
患者は、家族の想像できないところでも、戦っている。
治療費とか経済的な問題も起こるし、癌は、厄介な病気だなぁと思う。
全国の癌で苦しんでいる人々に、主(しゅ)の癒しの御手(みて)が、差し伸べられますように。
イエスさまの御名(みな)によって、お祈りします。
アーメン
続く
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