春宮のひとり言

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春宮のひとり言 828

2023-05-24 23:42:41 | 日記
一昨日は夏日、昨日は冷たい風雨の寒い日でした。寒い日に、朝、はす向かいの方がミニチュアダックスフンドが亡くなった…と、悲しい事を知らせて下さいました。はす向かいの家も、ずっと、犬を飼っていました。春宮の家も、亡義父が犬好きでしたので、はじめは、柴犬、次は、ミニチュアシュナウザーを飼っていました。純血種の犬は、純血種故に弱いようです。
以前、書きましたが、春宮夫は、ペーパー獣医で、基礎のウイルス学者、日本ではじめてパルボウイルスを分離した人ですし、今も、分離した株は犬の予防接種に使われているはずです。研究者でしたので、自分は臨床がわかりませんから、「犬は飼うな!」と言っていましたが、英国留学した5日後に、我が家には、柴犬がいました😁
我が家が、仲良くしている肉屋さんは、ミニチュアシュナウザーを三代飼っていました。初代は、米国のコンテストで2位、ブリダーさんが、素敵なシュナウザーを飼う方でしたので、春宮の家も、肉屋さんと同じブリダーさんから、シュナウザーが、やって来ました。肉屋さんの三代目の犬と母親が一緒、兄弟犬でした。我が家に来た犬は、ブリダーさんがコンテストに出すつもりだったようですが、足の爪が一つだけピンク色だったので、完璧を求められるコンテストには出せないので、春宮の家に来る事になったようです。ミニチュアシュナウザーとしては、少し大ぶりでしたが、美犬でした。人間大好きで、シュナウザーは本来は軍用犬・猟犬の筈ですのに、番犬能力はありませんでした。食欲旺盛の犬でしたので、亡くなる直前まで食べていたので、肝腫瘍が広がっているとは思ってもいませんでした。春宮夫の大学の獣医学科は1学年20人くらい、開業する方は一人でした。春宮の街の開業獣医は、藪ばかり、仕方なく連れて行っていました。春宮夫の教え子が、隣町で開業しているのは知っていましたが…シュナウザーが具合が悪くなり、東大の獣医病院に連れて行こうか…と考えていたら、春宮夫の同級生から教え子の開業獣医の所に行くように言われて、連れて行きました。MRIまで備えているし、超音波検査の機器は最新の物でした。連れて行った時には、手遅れ、入院、急変して、亡くなりました。この時は、春宮も涙がとまりませんでした。
はす向かいのワンちゃんは、やはり街の藪獣医は何もしないので、紹介を頼まれ、春宮夫の教え子獣医の所で、肝臓が未発達とわかり、獣医4人がかりでバイパスopeをして、助かり、癲癇発作を度々起こしたり、近々ではアルツハイマーになり、飼い主さんも大変でした。膵炎をおこし、急変でした。春宮の家のシュナウザーと仲良しでしたので、お別れに伺わなくては…春宮は、駅ビル内の美容室の予約がありましたので、その帰りに、お花の券を花屋さんで購入してこようと考えました。飼い主さんが、お華の師範ですから…。人間は家族葬になりましたが、飼い犬は家族の一員ですので、人間より丁寧かと思うお見送りです。美容室の後で、風雨が強く、ステッキが飛ばされそうでしたが、お花の券を求めて帰宅しました。
はす向かいの家に伺い、ワンちゃんとお別れ、お部屋はアロマを焚いていらして、手を尽くしきられたとは言え、寂しそうでした。春宮も、仲良しだった飼い犬のシュナウザーを思い出しました。気をつけていたのですが、春宮は、服用している薬のせいで、バランスを崩し、コロンと転がってしまう事があります。横に、昨年亡くなったお母様の写真がありましたので、手をあわせてから、失礼しようとしたら、コロンをやってしまいました。失態です。気候の変化と、気持ちの寂しさ等で、体がついていかなかったようです。ワンちゃんのお悔やみに伺い、失態を晒し、恥ずかしく帰宅しました。自分の自由にならない体が、歯がゆく悔しいです😢


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