少しボケ、Noがずれてしまいました。本文の方は、直せたのですが、直せない所もあり、ごめんなさい。
日本刺繍は、6年ほどで、『師範』の許しを、これからも修行致しますから…と、大先輩方の後押しもあり、光男先生の御名前で頂戴致しました。尊敬する先輩から、30年ぶりくらいに『許し』をいただいたようです。稽古にいらしている皆さん、免状などに、興味がないようでした。そういう時代になったという事かと思います。春宮は、自分の師匠の許しを頂戴もしないで、公募展に挑戦したり、個展をするのが、嫌でした。先輩のなさった通りに、許しをいただいてから、外の世界に臨んでみたかったのです。
同じ曜日クラスの大先輩は、許しをいただいた時に、お手製で小さな熨斗袋を作って下さり、一番使う針を3本入れて、お祝いとして、下さいました。一番使う針は、少し持ち方が悪いと曲がってしまい上手く刺せなくなりますし、使い続けると劣化して折れてしまいます。有難く、嬉しいお祝いでした。春宮も、次に免状をいただい方に同じ事をしようと思っておりましたが、何方も、許しをいただこう…などと考える方はいませんでした。師匠も、積極的に、『免状』を勧める方ではありませんでしたので…。
公募展、いろいろ応募しました。春宮は、着物は着て動いて、どうかを一番に考えて、図案構成をし、日本刺繍らしい美しい色合いを考えて刺繍します。もちろん、日本の紋も日本独特の美しいものと考えていますので、組み込みます。公募展は、衣桁に着物を広げてかけた状態で、それをキャンバスとして見立てて、作製しなければ、まず、入選しません。それを承知で、落選がわかっていて応募していました。応募しない事には、単に、犬の遠吠えでしかありませんので…。研究会も出席しました。今、人間国宝になられている方々が、テーブルに寄りかかるような姿勢で、鑑査員の先生に「抽象と具象と両方出しましたが、どちらが入選しやすいですか?」と質問なさったのには驚きました。自分の得意とする方で挑戦すればいいのに…鑑査員の先生に質問するのにピシッと立てないの?…と、態度の悪さに驚きました。鑑査員の先生の講評中に携帯電話でずっと話している他の人間国宝の方、これが研究会か…と、反面教師研究会でした。三越の大番頭さんに話しましたら、わかっていらしたらしく、笑っていました。
公募展は、向いていない事を確認しましたので、個展をしよう…と、場所を探しました。駅から近くて、一階で(なかなか二階に人は入ってくれません)、小さなスペースでいいのですが、あちこち見て歩いても、希望するような所はありませんでした。
また、三越の呉服部の方が、自分のお客様が絵の個展を三越の町内会の場所でなさる…という話をして下さり、春宮も、三越本店から3分の会場まで、拝見にまいりました。春宮も、その会場で個展をする事を決めました。
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