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逗子市議会議員 菊池俊一 ブログ

葉山町との生ごみ資源化処理を承認

総務常任委員会が開会され、議案7件と陳情1件が審査されました。

注目されたのは前回の第2回定例会で継続審査となった
「令和5年議案第34号 葉山町と逗子市との生ごみ資源化処理施設の整備運営に関する事務委託に係る協議について」
です。

その時の審査内容については、2023年6月13日のブログをご覧下さい。

今回示された「葉山町と逗子市との生ごみ資源化処理施設の整備運営に関する事務委託に関する協定書(案)」では、

これまで
「供用開始時の負担方法については資本費を人口割、処理費を搬入量割とし、以後、1年目の実績、処理の安定化や広域処理の状況を踏まえ必要に応じて見直すものとする。」
となっていたものが

「供用開始時の負担方法については資本費を人口割、処理費を搬入量割とし、以後、分別収集開始後の実績、処理の安定化や広域処理の状況を踏まえ2年目以降に見直すものとする。」
となりました。

また、協定書とは別に定める「申し合わせ事項(案)」には
「収集可燃ごみ、収集生ごみの組成分析等から算出した逗子市の生ごみ分別率70%を基準値として資本費を人口割から搬入量割に変更する。」とはっきり記載されることになりました。

すなわち、逗子市と葉山町との負担方法は初年度の資本費は人口割ですが、2年目以降に逗子市の可燃ごみと生ごみの分別率が70%を越えれば、資本費も人口割から搬入量割に変更されることになります。

逗子市民が可燃ごみと生ごみを頑張って分けてくれれば、逗子市の負担が減るという本来のあるべき姿となります。

前回の定例会で継続審査としたことで、3か月間に渡り担当職員が葉山町と交渉し、一定評価できる内容になり、令和5年議案第34号は全会一致で承認されました。

また、同様に継続審査となっていた
「令和5年議案第38号 逗子市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部改正について」は

生ごみの分別収集で使用する生ごみ用の指定収集袋について、容量3リットルと10リットルの2種類とし、その金額を
容量3リットルを3円、
容量10リットルを10円
とするものです。

こちらも、全会一致で承認されました。

この2件の議案が承認されたことにより、2025年3月から開始される葉山町との生ごみ資源化処理に向けた逗子市の準備は整いました。

あとは葉山町の推移を見守るばかりです。





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