■ 2022年12月03日 秋の京都旅行3日目
3日目は既定のバスツアーで上賀茂神社~仁和寺~嵐山~天龍寺、天龍寺からはバス発車時間までのフリータイムを利用して、大河内山荘~常寂光寺(山門のみ)~嵐山公園展望台~後嵯峨天皇・亀山天皇・後伏見天皇火葬塚~宝厳院をめぐりました。
▼ 2日目の夜も同じホテルで朝食もいつのも取り合わせを頂いた後チェックアウト
■ 上賀茂神社・・・神代の昔、本殿の背後北北西に位置する秀峰・神山に御降臨になり、第四十代天武天皇六年(677)には、山背国により賀茂神宮が造営され、現在までほとんど変容することのない御社殿の元が築かれた。第五十代桓武天皇による平安京遷都以降は、皇城鎮護の神・山城一之宮として歴代の天皇が行幸・奉幣祈願され、明治時代以降大東亜戦争終戦まで伊勢の神宮に次いで全国神社の中でも官幣大社の筆頭となった。古より皇族はもとより、貴族、武家の社参相続き、現在も多くの人々に崇敬されている(H.P.より抜粋)。
▼ 一の鳥居
▼ 二の鳥居
▼ 細殿・・・正面の立砂は「神山」を象ったもので、頂に三本と二本の松の葉が立てられ、陰と陽の一対になっている(H.P.より抜粋)。
▼ 楼門
▼ 中門
▼ 境内の紅葉
■ 仁和寺・・・仁和2年(886)に第58代光孝天皇によって「西山御願寺」と称する一寺の建立を発願されたことに始まる。しかし、翌年光孝天皇は志半ばにして崩御されたため、第59代宇多天皇が先帝の遺志を継がれ、仁和4年(888)に完成。寺号も元号から仁和寺となった(H.P.より抜粋)。
▼ 東門
▼ 中門
▼ 金堂・・・仁和寺の本尊である阿弥陀三尊を安置、慶長年間造営の御所、内裏紫宸殿を寛永年間(1624-1643)に移築したもの。室内は四天王像や梵天像も安置され、壁面には浄土図や観音図などが極彩色で描かれている(H.P.より抜粋)。
▼ 五重塔・・・寛永21年(1644)の建立。初重正面には大日如来を意味する額が懸けられ、内部には大日如来、その四方にも仏が安置される。中央に心柱を、その心柱を囲むように天柱が塔を支えている。柱や壁面には仏や真言八素が描かれている(説明板より抜粋)。
▼ 水掛不動尊・・・この不動明王は、以前堀川まで流れてしまいましたが、不動明王の「仁和寺に帰りたい」というお告げを聞いた人により無事仁和寺に戻ることができました。この伝承から水を掛ければ一願だけ叶うという、一願不動の信仰がある(説明板より抜粋)。
▼ 菅公腰掛石・・・不動明王を安置する台座の岩は「菅公腰掛石」と呼ばれている。菅原道真公は延喜元年(901)に太宰府に向かうことが決定し、その前に宇多法皇に最後のお別れに来られたが勤行の最中であったので、この石に腰掛けて法皇を待ったことに由来する(説明板より抜粋)。
▼ 御影堂・・・真言宗の祖師である弘法大師空海、仁和寺開山寛平法皇、第二世性信親王を安置。現在の御影堂は慶長年間(1596-1615)造営の内裏清涼殿の一部を賜り、寛永年間(1624-1644)に再建されたもの(説明板より抜粋)。
▼ 経蔵・・・寛永~正保年間の建立。内部に釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩などを安置し、壁面には菩薩や羅漢などが描かれている。内部中央には八面体の回転式書架(輪蔵)を設け、各面に96箱、総計768箱の経箱を備える。経箱には天台宗の学匠出合った天海による「一切経」が収められている(説明板より抜粋)。
▼ 二王門・・・仁和寺の正面に建つ門。正面左右には阿吽の二王像、後面には唐獅子象を安置する(H.P.より抜粋)。
▼ 嵐山渡月橋
■ 天龍寺・・・歴応2年(1339)後醍醐天皇の菩提を弔うため、足利尊氏を開基とし、夢窓疎石を開山として開かれた。造営に際して尊氏や光厳天皇が荘園を寄進したが、なお造営費用には足りず、直義は夢窓と相談の上、元寇以来途絶えていた元との貿易を再開することとし、その利益を造営費用に充てることを計画、これが「天龍寺船」の始まり。造営費の捻出に成功した天龍寺は康永4年(1345)に落慶した(H.P.より抜粋)。
▼ 庫裏・・・明治32年(1899)の建立。庫裏は七堂伽藍の一つで台所兼寺務所の機能を持つ。
▼ 散策路から見た小方丈
▼ 曹源池庭園
▼ 北門手前の紅葉
▼ 竹林の小径@嵐山
■ 大河内山荘庭園・・・昭和の映画俳優・大河内傳次郎が造営した山荘と庭園。比叡山や近隣の嵐山~保津峡の景色・借景が楽しめる回遊式庭園。
▼ 茶屋で頂いた抹茶と落雁
▼ 庭園
▼ 紅葉のトンネル
▼ 常寂光寺・・・拝観はせず外観の撮影のみ
▼ 嵐山公園展望台からの眺望・・・桂川
▼ 御嵯峨天皇・亀山天皇・後伏見天皇火葬塚
■ 宝厳院・・・臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院で寛正2年(1462)室町幕府の管領細川頼之公により天龍寺開山夢窓国師の第三世法孫聖仲永光禅師を開山に迎え創建。応仁の乱により焼失したが再建され、その後変遷を経て天龍寺塔頭弘源寺境内に移転の後、現在地(旧塔頭寺院跡)に移転再興された(パンフレットより抜粋)。
▼ 境内の紅葉
▼ 京都からのJR東海道新幹線三河安城駅に向かう途中立ち寄った新名神高速土山SA(往路と同じ)
【参考】
1、上賀茂神社
3、大河内山荘
4、常寂光寺 JOJAKKO-JI – 紅葉の名所・日蓮宗の寺院
5、宝厳院