M氏の一口馬主のススメ

募集馬レビューのパイオニア、YouTube始めました。

【最低ラインの】出資計画のやり方について

2024-06-22 00:00:00 | M氏の戯言
こんばんは、M氏です。
前回、社台G2024の記事内で先に出資計画を立てた方が良いと言いましたが、考え方のベースを教えます。
ちなみにこの話は最低ラインの話しになります。常に最低の状況を想定する必要がありますし、基本的に一口馬主とはヒットの延長線がホームランだからです。
まず例として、私の2歳馬で説明していきます。
出資馬は4頭となり

ブライトゲイザー 1/40  2400万
ウィッシュツリー 5/400  2400万
ウインヘリオドール 4/400  2200万
バトンロード 2/200  1200万

こんな感じで頭の中ではなく、文字起こしするとイメージしやすいので、やりましょう。これは出資確定前にやるべきです。出資が決まってから考えていては遅いです。私は少数精鋭なので、分かりやすいですが、1クラブで多頭数申し込みする方はこのように文字起こしをする事で、冷静に考えられると思いますし、本当に現実的な申し込みなのか?気づけると思います。

次に口数が同じ組み合わせをセットで考えてもらい、その口数でどれだけ最低稼がないと行けないかを把握します。
私は頭数が少ないので、セットになるのはウインヘリオドールとバトンロードだけになり、この場合は2頭で3400万を稼ぐのが最低目標となります。どっちかが全く稼げなくても、片方が頑張ればヨシです。
ただあまり多頭数になると足の引っ張り合いになったり、活躍馬の利益を減らす事になるので、無駄な馬への出資はもちろん控えるべきです。走る回数が欲しい気持ちは分かりますが、下のクラスで競争にも参加出来ずに、大敗しても意味はないですし、逆にツラいだけだと思いますので。

次に勝ち上がりは最低目標ではありません、価格帯にもよりますが、1000万以下の馬以外は勝ち上がりはその馬がスタート地点に立ったくらいに思ってください。最低目標はその馬の馬代をペイする事です。
そして全ての出資馬が勝ち上がり、自分の馬代をペイ出来るに越した事はないですが、それは現実的ではないと思います。
そうなってくると、勝ち上がれなかった馬の残りの馬代負債が勝ち上がった馬に乗ります。勝ち上がっても馬代ペイ出来なかった分は他の馬に乗ります。
同期に尻拭いをしてもらわないといけなくなり、より大変になります。高額馬になればなるほど大変になり、頭数が増えれば増えるほどより大変になります。
当たり前の話しだと思われるかもしれませんが、これが出来ていないから、走った馬を引いたのに、マイナスだったとか、儲からないとなってしまうのです。そうなるのは自身の計画プラン間違いなのです。

ちなみにこの最低ラインを達成しても、世代回収率が100%でまだまだマイナス域です。
後は募集馬平均価格次第で目標値は変わってきますが、目安としては過去に作成した表を貼っておくので、参考材料としてみてください。






【終わってみて 2】社台G2024 実績問題と呪い

2024-06-21 17:00:00 | M氏の戯言
こんばんは、M氏です。
昨日の続きになりますが、そちらを読んでない方は先にそちらを読む事を勧めます。
昨日の記事は理想論であり、現実問題として、実績問題があります。
私は265万しか実績がなく、そもそも安い馬から良い馬を引く事を目指す回収率主義者ですので、そうなると実績は永遠に高くはなりません。資金力がないという事も有りますが、価格に対しては誰よりもシビアだと思ってます。なので、最近の値上げ傾向に対して、平均として社台は1000〜1500万、サンデーは2000万、GIは500〜1000万(特定の異常な高額馬は除く)くらい高いと感じてます。
ただ売れてしまうから、この傾向は止められないでしょうし、これが普通と思わせてられている会員が大多数でありますし。

それにプラスして、実績がある方々は実績の維持も並行して行っています。そうしないと希望の馬が1位で取れないからです。ただその高実績者が良い馬をたくさん引けているのか?それは自分の感覚としてはNOだと思います。
それは何故か?実績を維持しないといけない、その頑張って貯めた実績を有効に使いたい、人気がある馬の方が走る確率は高いし、良い馬である、実績の維持には高額馬から選ばないと行けないなどの心理が働いてしまい、馬と向き合えていないからではないかと思います。
まさにこれこそが負の連鎖であり、実績の呪いだと私は考えています。

低実績の私からみたら、その実績を有効に使えれば、社台サンデーでなら、そんなに難しくなく、重賞馬くらいは引けると思ってしまいます。自由に選べれれば、数年に一度はGI馬を引く事も可能だと思えてしまいます。
ただ昨日の話しからの事が実践出来ていないから、その実績の呪いもあり、負の連鎖から抜け出せなくなっているのだろうと思います。

じゃあどうしたら良いのか?と言われると、これが複雑で難しいです。
私みたいな低実績は人気になるとラッキーナンバーでしかその馬が取れない。
中実績は人気になると取れる確率はあるが、ボーダー読みをミスるとパーになり、実績が落ちてしまい、低実績に下がるリスクもある。
高実績は取れる馬は多いが、低中価格の馬を取りに行くと実績が下がるから、なかなか実行出来ない、そもそも高額馬じゃないと走らないという呪縛に囚われている方が多々ある。

そして、中実績と高実績の方は実績の維持やアップの為に、2,3位で残った良くない馬、価格が高すぎる不人気の高額馬を取らざる得なくなる。最近は会員増加で2,3位に良さげな馬が残る事もかなり減りました。
そして、その馬は走る確率がどうしても下がってしまい、回収率を結果として、下げてしまう。こんな流れだと思います。

なので、この実績制度の中での立ち回り方に正解はないような気がしています。
私から言える事は自分の出来る範囲内でベストを尽くす、本当にその馬は欲しいのか?そのラインナップで回収率は出せるのか?走らなくても納得出来る馬なのか?
これらをクリアして、申し込みを冷静にしていくしかないのかなと思います。
なお宣伝にはなりますが、私の有料レビューは選定する際の材料、物差しとして、使えると思いますので、是非よろしくお願いします。

【申し込み発表】社台RH、サンデーR2024

2024-06-21 12:00:00 | M氏の戯言
こんにちは、M氏です。
昨日のYouTube動画で先に社台RH、サンデーR2024の申し込み馬の発表してますが、ブログでもお知らせしようと思います。
下記になりました。



詳しくはYouTubeでも話してますので、見てもらえたらと思いますが
実績265万なので、ラッキーナンバー狙いです。1位シルバーポジーは割と上位人気ですしね。
2位ザレマは1位の票が少なく、2位が多くて、抽選にはなりそうですが、押さえとしては十分な馬だと思いましたので、申し込みしました。
一応、1位はラナモンと二択でしたが、票数差でシルバーポジーに。2位はエヴァディングタンペットを当初は予定してましたが、ほとんど2位に回らない、もしくは1位抽選の可能性も少しあるので、ザレマとしました。

繰り返しにはなりますが、自分の出資スタイルの基本は5000万以内から選ぶスタイルは今も昔も変わりません。価格が高くなっても、当たり馬を継続的に引いていても、そのスタイルを変えるつもりはありません。
そして、少数精鋭で厳選して申し込む事も変えるつもりはありません。今のところ、このやり方が最も一口馬主で継続的に勝てる可能性が高いと思うからです。
それ故に実績クラブでは常に底辺寄りとなってしまうので、隙間を狙っていく、ラッキーを狙っていくしかありませんが、このやり方でまたクロノジェネシスやナミュールみたいな馬を引く、今は高額で売却されるような種馬に出資する事を目標にして、結果を出し続けられるように頑張りたいと思ってます。
話は逸れましたが、ラッキーナンバーで1位当選する事を今は願っております。


【終わってみて】社台G2024 一口バブルは異常自体に?

2024-06-20 18:00:00 | M氏の戯言
こんばんは、M氏です。
本日の9時締め切りで社台G2024の一次募集が終わりました。申し込み馬は本日YouTubeで公開して、また後日にこちらで公開しますが、色々と思うところがあったので、書いていきます。

まず有料レビューを今年も多くの方に購入頂きまして、ありがとうございました。可能な限りで皆様が希望の馬を取れる事を願ってます。
そんな中で今年は明らかに社台へ票が流れました。予想はしていましたが、それを上回る感じで、社台のボーダー読みや2位以降などかなり難しく感じましたね。
決して馬の質が格段に上がってたわけでなく、これだけの盛況となると、来年度はまた値上げしてきそうで、不安です。値段が上がるという事は難易度が上がるという事、値段が上がったから、馬の質が上がるわけではありません。ここを勘違いすると、痛い目を見るのは言うまでもありませんが、それを理解していないというか、麻痺されられてしまった人が多数に感じています。
つまり昔よりも勝ち組と負け組の格差が大きくなっているという事です。

基本的に今の社台サンデーの価格帯だと突き抜ける馬を引けるかどうか?というゲームになってしまっています。平均価格が4000万とか5000万とかってどれくらい稼ぐとペイになるのか?ビジョンが見えて買っていますか?って事です。最低ラインで3勝クラス以上かオープン馬である必要があります。
1000〜2000万の馬が多かった時代は勝ち上がって、1勝クラスで賞金をコツコツ稼げていれば、何とかなりました。あくまでも最低ラインの話しです。
ただ今はそんな馬はこのクラブではほとんどいません。つまり勝ち上がって、歓喜するレベルでは話になりません。
ただこの難易度を本当に理解して、シビアにやっている人は果たして、どれくらいいるでしょうか?私は多くはないと思います。

今、私を含めた勝っていて、利益の中でやっている方はまだ良いと思いますが、それ以外の方はもっとその馬の申し込みは本当に大丈夫なのか?シビアに考えなくては勝ち組になれる確率は低いと思います。また資金が続かないと長くは続きませんし、お金があっても、毎年多額の赤字で楽しいわけもないですよね。

空前の一口馬主バブルだから、こんな異常な状況になっていると思いますが、果たしていつこのバブルは弾けるのか?そんな事を強く感じる募集となりました。ここからシルク、キャロットなど続いていきますが、出資する前にしっかりと出資計画を立てる事をオススメします。身の丈に合った計画、出資馬に対して、現実的な目線での期待など。
このブログ、私のYouTube、有料レビューを買われている方はここのあたりは理解されている方が多いとは思いますが、再度気を引き締める意味でこのような記事を書かせて頂きましたが、ここで終わりではありません。長くなるので、続きはまた後日書きます、実績問題についてです。

【M氏の戯言】社台G価格発表に思う(ナミュールショック中)

2024-05-16 15:30:00 | M氏の戯言
こんにちは、M氏です。
ナミュールのまさかの8着でかなりのダメージを喰らってます。それに伴い、残りのレビュー回顧は日曜あたりからやるようにします、気持ち的に厳しいので(やる気がないとかではありません)すいません。

社台Gの価格発表されまして、1歳募集シーズンインしますが
一口馬主って9割以上は辛い事ばっかりなのに、これだけ人を魅力するってある意味、イカれた種目だなって思いますね。
もしかしたら、自分以外はそんなに辛い事ばかりではないのかもしれませんが(笑)
ただ勝つ事を念頭に置いたら、それくらいシビアに見ていかないと難しいですからね。
また一口馬主15年くらいやってますが、年々難易度が上がってますし、昔はもう少し勝てる確率は高かったです。
今年の社台Gの価格帯がそれを物語ってますし、その高い価格でも争奪戦になるのですから、この流れはもう変わらないかもしれません。
これは損する事が当たり前みたいな流れを作ったクラブや牧場サイドの思惑通りだなと思いますね。またセレクトセールなどのセリが年々高くなっているのも影響しています。
その価格高騰化が止まらない中で、賞金が高くなっているのは大レースのみ。
だから、大物を引くしか勝ちにくくなっています。
なので、継続的に重賞レベル以上の馬を引いていかないといけないなって。
社台Gの価格発表されて改めて思いました。

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