M氏の一口馬主のススメ

募集馬レビューのパイオニア、YouTube始めました。

【有料レビュー】見直し点まとめ

2024-05-30 10:00:00 | 有料レビュー 回顧
※再アップのまとめとなります。

まず自分として、見直していかないといけないと思っている項目が気性を判断する精度についてだと考えています。
全部が全部、気性が悪くて、走っていないわけではありませんが、私の周りの出資した高評価馬の多くは気性難で走っていないケースが目立ちました。
ただ気性を動画やカタログから完全に読み解くのは至難の業なのは理解しています。
しかし分からないと言っていては何も始まらないので、私なりに追加項目を考えました。

今までは気性は耳の動きと集中力の有無で判断していましたが、これでは限界がありますので、今年のレビューからは顔つきや目つきなどの項目を追加します。
人間もそうですが、性格の良さや悪さは人相に出ますよね。これを取り入れようというわけです。もちろん馬の馬相がどれが良いかはまだ試行錯誤にはなるとは思いますが、人相と同様なら、見た目が可愛い、カッコいいに越した事ないと思います。また目つきには現れるはずです。このあたりをレビューに追加して、この気性の精度アップに関してはトライしていきます。

次に脚元の記載に関しても、もう少し具体的に記載していく事と、それに追加して、繁殖特有の体質の弱さなどがある馬っていると思いますが、これも可能性の一つとして、記載していこうと思います。
また左右前後の曲がりをより分かりやすく、程度の具合も記載していきます。
これにより、素質があっても、脚元がって馬を今まで以上に先に分かるようにしていけたらと思います。

後は今まで以上に牧場単位で選定の仕方を微調整していきます。
今のところ、小さい日高系の牧場の選定が難しいと感じています。
また個人的にノーザン、白老Fと比べると、社台ファームと追分Fが難しいと感じています。
このあたりを自分の感覚的な部分になりますが、微調整していきます。

また私の成功例の影響(クロノジェネシス 、ナミュール、リスグラシュー、イクイノックスなど)もあり、小さい馬の選定が甘くなっている気がするので、馬体の良し悪しのバランスを見直していきます。
今までよりも馬体詐欺の馬の評価が上がり、素材型の評価が下がるみたいなイメージだと思ってください。
このジャッジの見直しで成長曲線がミスっても、パーが減ると見ています。
また完全な素材型は日高系では大成させられないと思っています、このあたりは前から言ってはいますが。

素材型が例年より上手く行っていないので、その影響がモロに出ていると思います。たしかに素材型は上手く成長してくれて、緩さが解消されたり、馬体が化ければ、突き抜ける可能性があるので、魅力的なのですが、成長曲線が予想より微妙だとパーになりやすいので、そこがやはり問題です。
なので、やはりこのバランスを少し調整する必要があると思います。

またグランアレグリアはどうやっても評価する事は出来ないとしても、レイデオロやリバティアイランドやサートゥルナーリアやシュネルマイスターは低評価にはならなかったかもと思いますので、ここは思い切って、見直しの必要があると思います。

とは言え、今年の選定は散々ではありましたが、今までの選定でスーパーホースの多くは高評価馬となっていますので、ここに関しては調整は行わずに、今まで通りにやろうとは思ってます。
ここ、少し矛盾を感じるかもしれませんが、補足しますと、抜群に良いと思う馬は今まで通りで良いという事です。まあ年に数頭レベルしかいないですし、日高系のクラブにはほとんどいませんから。

その話しの延長になり、昨日も書きましたが、日高系だとウインRC(コスモヴューF)とノルマンディーOC(岡田スタッド)以外は物差し自体を変える必要があるかもしれません。ただどうしたら良いかの糸口が正直なところ、見えません。中小牧場の育成や管理や従業員レベルがバラバラで一貫性がないですし、馬の質も低いのもあり、難易度が高すぎる(私の選定方法では)と言わざる得ないと思います。

ここまでの検証から
今までの成功例の選定方法はそのままで
足りない部分に関しては微調整を行い
精度を高めていけるようにするのがベスト
という事が分かりました。

ただこれを上手くやれるのか?という疑問もあります。
私は野球が好きなので、野球で例えますと、これはフォーム探しの旅であるという事です。
どんな一流選手でも常にフォームを微調整したり、色々と試したりしています。
これはより高みを目指すという意味と、今まで通りでは攻略されてしまうからという意味があると思います。
私のやっている選定の検証に関しても、同様の気持ちで毎年やっています。
ただよくある話しで、良い頃のフォームが分からなくなる、試行錯誤した結果、悪くなってしまう事も多々あります。
なので、そうならないように、気をつけないといけません。

競馬は種馬と繁殖の入れ替わり、騎手や厩舎の成績変化、競馬場の改装や馬場いじりなど様々な変化があります。なので、その都度、我々も修正する必要があります。
この中で種馬と繁殖の入れ替わりという問題が一口馬主では重要な要素です。
ここに上手く対応していく事が、結果を出し続ける上で、必要不可欠だと思います。
だから、過去のケースばかり見てばかりでは駄目で、情報をアップデートしていかないと時代に取り残されてしまいますし、一口馬主の選定は結果が分からない何年後を予測しないといけません、クイズ王を目指すわけではありません。そこを忘れてはいけません。

【深掘り考察を終えて】思うところ

2024-05-22 23:00:00 | 有料レビュー 回顧
こんばんは、M氏です。
これで一連の有料レビューの振り返りは終わりますが、低評価馬で活躍した馬の深堀り考察は選定ミスもありましたが、基本的に成長曲線が飛躍的で別馬になるパターンか、馬体は良いが、動きが伴っていない血統馬のパターンのどちらかだと改めて思いました。
選定ミスを減らすのはもちろんの事ですが、後者のパターンはバランスの見直しで何とか低評価は免れたいところではあります。
ダート馬に関しては自分でも分かっていましたが、芝馬とは違うので、毎年微調整はしていますが、より調整していく必要性があります。ダート馬の価値が番組編成の影響で高まっていますので。

なお飛躍的な成長で別馬になるパターンに関しては、ごめんなさいですが、諦めです。牝系特有の成長力とかあるかもしれませんが、自分の感覚としては、それよりも、例外的なケースの可能性の方が高いと思っているからです。
遅生まれで、一発を狙うのを別に否定するつもりはありませんが、それだとパーを連発する可能性が高いですし、過去の名馬や活躍馬を見ても、馬体が小さくても、ほとんどはキラリと光るダイヤモンドの原石の片鱗がある場合が多いですからね。
もし狙うなら、様子見が出来るクラブで、成長曲線を見た上で判断するのがベターでしょう。ただ現実的にはそれが出来るクラブは多くはなく、そのクラブは活躍馬も少ないので、今の一口馬主界隈を取り巻く状況から、現実的とは言えないと思いますが。

【低評価馬深掘り考察】クイーンズウォーク

2024-05-22 22:00:00 | 有料レビュー 回顧
第十回目はクイーンCを勝ちましたクイーンズウォークです。

評価は下記の通りとなり、E評価となっておりました。馬体は記載した通りで、パワーがあり、しっかりしており、動きは推進力は普通でしたが、そこまで選定ミスしている感じではありませんでした。




成長曲線は元々大きかったですが、順調に成長して、ドンドン大きくなりましたが、もっさりする事なく、スピードがあり、このあたりは筋肉の強さで活躍したグランアレグリアと似ている感じがしました。






キズナの選定は難しいと思っているのですが、こういうパワータイプは特に難しいと思います。なおバランスの見直しをしても、低評価だったと思います。募集時からもっと筋肉の強さを含めて、馬体が目立っていたら、良かったですが、成長曲線も上手く行った印象ですし、これを評価するのは難しかったです、すいません。

【低評価馬深掘り考察】シュトラウス

2024-05-22 21:00:00 | 有料レビュー 回顧
第九回目は東スポ杯2歳Sを勝ちましたシュトラウスです。

評価は下記の通りとなり、D評価となっておりました。今見直しますと、馬体は記載通りで、成長が早く、動きは記載通りで、馬体の良さを活かせていない感じでした。




成長曲線は特にサイズに変化はなく、見た目もそんなに変わっていません。募集時ですでに完成されていたという事ですね。ただ尺的には巨大化のリスクがありましたが、あまり増えなかったのは良かったと思います。








新馬戦のパドックでの動きも確認しましたが、結構しっかりと歩けており、育成しながら、緩さが解消されてきたのが走った要素だと思います。ただ特に選定ミスしたというわけではないです。このあたりはバランスの見直しで、評価が少し上がる可能性はありますが、高い評価となる事はないです。


【低評価馬深掘り考察】イフェイオン

2024-05-22 19:00:00 | 有料レビュー 回顧
第八回目はフェアリーSを勝ちましたイフェイオンです。

評価は下記の通りとなり、E評価となっておりました。今見直しますと、馬体は4月生まれとしても、数字よりも薄くて、動きは記載通りに見るべき部分が全くなく、これを評価するのは不可能です。




成長曲線は馬体写真でも分かると思いますが、飛躍的に成長しています。1歳9月442キロで、2歳3月495キロですので、別馬となってますので、この成長があったからの活躍ではあると思います。






とは言え、成長曲線だけで、こんなに変わるとは思えないので、デビュー戦のパドックの動きも確認しましたが、もはや馬が入れ替わったのか?と思うレベルに別馬でした。なので、申し訳ありませんが、これは例外中の例外で、どうやっても不可能で諦めコメントとなります、すいません。


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