M氏の一口馬主のススメ

募集馬レビューのパイオニア、YouTube始めました。

【分かれ道】未勝利馬の捉え方について

2024-07-21 12:00:00 | M氏の戯言
こんにちは、M氏です。
もうすぐ未勝利戦も終わりの時期になり、続々と未勝利引退が増えてくる時期になりましたが、未勝利馬を引いた時の捉え方について、書いていこうと思います。

まず分かれ道はほぼこの2沢になると思いますが

厩舎の使い方、騎手の乗り方や騎手起用、牧場の育成のせいにして、終わる

資質のない馬に出資した自分のせいにして、何が悪かったのかを深堀りして、終わる

どちらが正解かは私のブログをいつも見ている方なら分かりますよね。人のせいにして、自分の見る目に疑問を抱かない人に成長はありません。今だに私でも失敗の連続です。ただずっと負けてる人との違いは失敗を糧にしてきたか?だと思ってます。

出資申し込みの時点で厩舎についても、ちゃんと調べましたか?その厩舎の最悪の騎手起用についても、ちゃんと調べましたか?
ちゃんと調べても、?と思う事や腹が立つ事もあるでしょう。私も厩舎に関しては色々と思うところもあるし、文句も言います。ただ最後に厩舎のせいで終わらないように気をつけています。だってその厩舎なのは分かって、出資しているのだから。

そもそも資質がある馬はどのクソ厩舎でも未勝利で終わる可能性は低いので。
むしろクソ厩舎が足を引っ張るのは、資質がある馬の方なのです。資質がない馬は逆に、一流厩舎であっても、未勝利で終わる可能性が高いですし、最高の使い方や育成をして、勝ち上がっても、大成する事はほとんどないでしょう。

最後にもう一度、書きます。
未勝利引退するのはほとんどが馬の資質が低いのが原因です。
なので、未勝利馬を引いてしまったら、馬側の深掘りをして、失敗を糧にするようにしていきましょうね。

【いつまで続くのか?】M氏厩舎大連敗中

2024-07-17 12:00:00 | M氏の戯言
こんにちは、M氏です。
月一の回顧でも書いてますが、最近本当に勝ててなくて、本当に危機感を持ち始めました。とは言え、一口馬主は1年先以上に向けて、新規募集で馬を仕入れるので、いきなりどうする事も出来ないのは分かってますが、書かないとやってられないのです。後、ここからキャロット、ウイン、ユニオン、ノルマンディーと募集が続いて行くので、気持ちの整理も必要になります。

まず現在(7月中旬)ですが、47戦1勝となっており、3/2にレシェルドランジュが未勝利勝ちしてから、約3ヶ月半勝てておりません。連敗記録としては37連敗継続中になります。
勝ち数より獲得賞金であり、回収率とずっと言ってますが、その考えはもちろん変わっていません。実際にここまでの年度回収率は544%となっており、ナミュールのおかげで良い成績となっています。
ナミュールのおかげで!ここが問題です。
常々から言ってるようにナミュールは今年いっぱいで引退して、繁殖入りします。
つまりナミュールが抜けた来年度がマジでヤバくなります。
クロノジェネシスロスの時にはすでにナミュールがいましたし、ベルクレスタもいました。なので、何とか回収率を維持してこれました。
ただ勝ち数が1勝しか出来ていないという事は後釜問題が深刻化しているという事になります。

実際に一口馬主を始めて、16年目になりますが、最初の数年以降は暗黒期でも5勝はしており、今がいかにやばいかが分かると思います。





上記が今までの成績となります。
今のままでは17年の年度回収率49%という地獄が再来するかもしれません。
何とかナミュール以外の馬が今の自分のステージから抜け出してくれる事を切に願っております。
後は皆さんも回顧する際はこのくらいまでちゃんとやった方が良いです。回収率を出さないといけない立場ではない方も出さなくも良いから、しっかりと数字と向き合いましょうね。

【世も末】セレクトセールの結果について

2024-07-12 12:00:00 | M氏の戯言
こんにちは、M氏です。
先日セレクトセール2024が終わりました。昨年度に続き、私も馬主さんから選定の依頼があり、それなりに1歳馬をセリの前に見ていましたが、やはり今年も高かったですね。
224頭落札(96%落札)平均で6400万となっており、異常を取り越して、もはや回収率とかそういう概念がないと思わざる得ない結果となりました。果たして、6400万を稼ぐ事のボーダーや維持費まで含めたら、どれだけ稼ぐ必要があるのか?理解しているのでしょうか?いくらお金持ちでも痛いと思いますし、それ以上にこんな高い馬を買って、駄馬でしたという黒歴史の方がメンタル的に堪えるかもしれませんね。まああくまでも社会的に底辺の私の考えるレベルの予想ですけどね。

ちなみにこれが一口馬主に影響がないかと言われたら、それはNOです。クラブや牧場サイドから見たら、セレクトセールでこれだけで落札されるから、クラブの値付けも高くなって、当然であると考えるのが普通です。
実際にセリの価格上昇に伴って、クラブ馬の価格も上昇しております。これは競馬、一口馬主の難易度が上昇しているという事とイコールになります。
たしかに大レースの賞金は上がってますが、GIの数や重賞の数が増えたかと言われたら、そんな事はありません。つまりオープン馬になれる椅子はそんなに変わっていないですし、ダービーに出走出来る馬は18頭のままです。
こうなるとかなり高い確率で損をする事になるのは言わなくても分かると思います。
それに加えて、クラブ馬の方が強い馬が多いわけですから、本当に馬主さんは大変だなと思いますね。

後は高額取引された種馬に関してはキタサンブラック、エピファネイア、コントレイルの3強となり、それ以下サートゥルナーリア、ロードカナロアとなり、キズナやスワーヴリチャードは思ったより高額落札は少なかったですね。後は上が活躍している繁殖ですね。
後はブリックスアンドモルタル、モーリス、ドレフォン、レイデオロあたりは不人気な印象でした。このあたりはクラブ馬とほぼ同じ感じになってます。

最後に高額落札された1歳馬の動画を見ましたが、これはどうなの?って馬体の馬はほとんどいませんでしたね。むしろ好馬体と思う馬が多かったです。当たり前と言えば、当たり前ですが。いくらブラックタイプが良くても、馬体が悪いと高額にはならないという事です。これも当たり前ですが。
ただ動きを見たら、これはどうなの?という馬がそこそこいたので、あんまり動きを重視していない、見えていないのかなと思いました。つまりチャンスはあるんだなと。だから高額落札馬が走るわけではなく、意外とリーズナブルな馬が大活躍したりするのも頷けるなと思いました。
は言え、私は馬主でもないですし、あくまでもアドバイスするだけの男です。自分に大馬主さんやバイヤー系クラブが依頼してくれたら、もう少しリーズナブルに良さげな馬を推奨出来るだろうなと思いましたが、戯言でしかないですよね(笑)
依頼とか大歓迎ですので、お気軽にメールとか下さい、よろしくお願いします。

【最優先導入】ウイン募集制度 見直しで

2024-07-01 18:00:00 | M氏の戯言
こんばんは、M氏です。
本日ウインから募集制度の見直しで、最優先導入が発表されました。
今までウインでは一次募集で抽選となった場合は2/2で落選しており、この制度は朗報です。
年間1頭出資ペースなので、実績が増える事はないですし、この制度で取れる確率が上がるのは間違いなく、何とか今年こそは一次募集で一番欲しい馬を取れる事を願ってます。
後は良い馬が募集されてる事も期待はしてます。

【最低ラインの】出資計画のやり方について

2024-06-22 00:00:00 | M氏の戯言
こんばんは、M氏です。
前回、社台G2024の記事内で先に出資計画を立てた方が良いと言いましたが、考え方のベースを教えます。
ちなみにこの話は最低ラインの話しになります。常に最低の状況を想定する必要がありますし、基本的に一口馬主とはヒットの延長線がホームランだからです。
まず例として、私の2歳馬で説明していきます。
出資馬は4頭となり

ブライトゲイザー 1/40  2400万
ウィッシュツリー 5/400  2400万
ウインヘリオドール 4/400  2200万
バトンロード 2/200  1200万

こんな感じで頭の中ではなく、文字起こしするとイメージしやすいので、やりましょう。これは出資確定前にやるべきです。出資が決まってから考えていては遅いです。私は少数精鋭なので、分かりやすいですが、1クラブで多頭数申し込みする方はこのように文字起こしをする事で、冷静に考えられると思いますし、本当に現実的な申し込みなのか?気づけると思います。

次に口数が同じ組み合わせをセットで考えてもらい、その口数でどれだけ最低稼がないと行けないかを把握します。
私は頭数が少ないので、セットになるのはウインヘリオドールとバトンロードだけになり、この場合は2頭で3400万を稼ぐのが最低目標となります。どっちかが全く稼げなくても、片方が頑張ればヨシです。
ただあまり多頭数になると足の引っ張り合いになったり、活躍馬の利益を減らす事になるので、無駄な馬への出資はもちろん控えるべきです。走る回数が欲しい気持ちは分かりますが、下のクラスで競争にも参加出来ずに、大敗しても意味はないですし、逆にツラいだけだと思いますので。

次に勝ち上がりは最低目標ではありません、価格帯にもよりますが、1000万以下の馬以外は勝ち上がりはその馬がスタート地点に立ったくらいに思ってください。最低目標はその馬の馬代をペイする事です。
そして全ての出資馬が勝ち上がり、自分の馬代をペイ出来るに越した事はないですが、それは現実的ではないと思います。
そうなってくると、勝ち上がれなかった馬の残りの馬代負債が勝ち上がった馬に乗ります。勝ち上がっても馬代ペイ出来なかった分は他の馬に乗ります。
同期に尻拭いをしてもらわないといけなくなり、より大変になります。高額馬になればなるほど大変になり、頭数が増えれば増えるほどより大変になります。
当たり前の話しだと思われるかもしれませんが、これが出来ていないから、走った馬を引いたのに、マイナスだったとか、儲からないとなってしまうのです。そうなるのは自身の計画プラン間違いなのです。

ちなみにこの最低ラインを達成しても、世代回収率が100%でまだまだマイナス域です。
後は募集馬平均価格次第で目標値は変わってきますが、目安としては過去に作成した表を貼っておくので、参考材料としてみてください。






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