【バツあり抽選馬一覧】キャロットCの最優先システムについて

M氏です。

先日YouTubeで公開しました動画内のデータを来年度以降の為にブログに残しておきます。

【キャロット抽選システムの歴史】
キャロットは２００１年にフジサンケイグループが経営に参加するのを機にノーザンファームと業務提携された。
０１〜０８年は最優先システムなし
０９年に社台Gと同様の順位抽選を採用もこれは１年間のみで
１０年から最優先システムが開始された。バツシステムはなし
１２年から最優先で落選した人にバツがもらえる現在のシステムになった


【バツあり抽選になった母馬優先馬リスト】
母馬優先バツなし抽選とバツ２抽選
アヴェンチュラの１５（デサフィンテ）未勝利　１２０２万
ラドラーダの１４（レイデオロ）OP ８４６００万

母馬優先バツなし抽選とバツ１抽選
ルージュバックの１９（ブラーバック）新馬
アールブリュットの１９（パラレルヴィジョン）新馬
バウンスシャッセの１８（グランワルツ）未勝利　４１０万

母馬当選とバツ２抽選
ラドラーダの１８（アルマドラード）1勝　７５０万
ディアデラノビアの１６（カウディーリョ）OP ６４１０万

母馬一般抽選とバツ１抽選
バウンスシャッセの１９（グランプレジール）新馬
ティンバレスの１９（パーカッション）未勝利　１８０万
ロスヴァイセの１９（ヴァーンフリート）OP ７００万
マルティンスタークの１８（ヴェックマン）未勝利　１３０万
ピースエンブレムの１６（ノーブルエンブレム）未勝利　０万
クリソプレーズの１５（エリスライト）２勝　２７１０万
ヴィートマルシェの１５（リリーバレロ）OP ５３２５万
ラドラーダの１３（ティソーナ）３勝　８４４０万
ディアデラノビアの１３（ドレッドノータス）OP ２０８６２万
ヴィートマルシェの１２（アヴニールマルシェ）OP ８２４２万

母馬当選とバツ１抽選
ディアデラノビアの１９（グランディア）未勝利　２８０万
ディアデラノビアの１８（ディオスバリエンテ）１勝　１８００万
ディアデラノビアの１７（グレイトオーサー）２勝　１３９０万
アヴェンチュラの１７（カイザーライン）１勝　６６４万
ヴィートマルシェの１６（マルシュロレーヌ）OP １９３２７万
シーザリオの１６（サートゥルナーリア）OP ４９７００万
クリソプレーズの１６（クリソベリル）OP ３７９６０万

【母馬優先なしでバツあり抽選になった馬リスト】
バツ２抽選
チェリーコレクトの１６（ダイアナブライト）OP ５３３５万
ヒルダズパッションの１５（ヴェルテアシャフト）２勝　１８３０万

バツ１抽選
シンハリーズの１９（スリーパーダ）OP ７００万
ヒストリックスターの１８（アークライト）未勝利　１０６１万
アディクティドの１８（ヴェルナー）未勝利　４９１万
ヒルダズパッションの１８（リエヴェメンテ）未勝利　０万
シンハリーズの１７（ライティア）３勝　４３４０万
リリサイドの１７（リリレフア）未勝利　１８５万
サトノジュピターの１７（アステロイドベルト）２勝　２７９０万
クルソラの１５（アランブレラ）未勝利　６３０万
リリサイドの１４（リスグラシュー）OP １４２７６１万
トゥザヴィクトリーの１４（トゥザクラウン）OP ９１９５万
アビラの１４（サンタテレサ）未勝利　１７５万
シンハリーズの１３（シンハライト）OP ２５０００万
ヒストリックスターの１３（リュラ）未勝利　１８０万
クルソラの１２（クルミナル）OP ８５００万


母馬優先馬の活躍分布（１８頭）
GI勝ち馬　３頭　重賞勝ち馬　２頭　OP馬　３頭
３勝クラス　１頭
２勝クラス　２頭
１勝クラス　３頭
未勝利馬　４頭

２歳馬　６頭

母馬優先なし馬の活躍分布（１５頭）
GI勝ち馬　２頭　重賞勝ち馬　０頭　OP馬３頭
３勝クラス　１頭
２勝クラス　２頭
１勝クラス　０頭
未勝利馬　７頭

２歳馬　１頭

【現在の3歳馬】レビュー高評価馬の回顧

こんばんは、M氏です。

クラシック前の3歳馬のレビューで高評価した馬の回顧を行なっていきたいと思います。

クラブ馬の獲得賞金上位10頭のうち、7頭が高評価馬で今年は非常に良い感じで来ております。

グレナディアガーズ　S評価

ヴィクティフォリス　S評価

レッドベルオーブ　A評価

エフフォーリア　A評価

オーソクレース　A評価

アスコルターレ　S評価

ピクシーナイト　A評価

この中で私の会員様で友好関係があるK様は何とヴィクティフォリスとエフフォーリアの2頭に出資しています。先日レビューのおかげで牡馬クラシック候補の2頭に出資出来て、感謝しておりますとメールがありました。特にヴィクティフォリスは1/40ですし、まだまだこれからの成長も期待出来るハーツクライ産駒という事でありがとうございます！との事でした。

もうすぐ20年産の募集の情報も入ってくると思いますし、現状に満足する事なく、より高い精度を出せるように頑張りたいと思いました。

【成績と向き合う】重要性について

こんばんは、M氏です。

今日は成績回顧する事の大切さとその方法についてくどいようですが、書きます。

まず成績回顧でもっとも大切な数字は【回収率】です。というか、回収率以外は不要と言ってもいいくらいです。

勝ち数、獲得賞金も必要だとは思いますが、これは各個人の出資頭数や出資総金額により、求められる数字が違います。

また頭数を増やせば、それだけ多くなる確率が高くなるので、勝ち数と獲得賞金で他人と比較するのはナンセンスです。

投資、ギャンブルである以上、いくら投資して、どれだけ払い戻しているか？そして損得はどれだけか？ここがもっとも重要なのは誰でも分かる話しであり、当たり前の当たり前です。

ただ回収率を出しているブロガーや回収率の話をしている一口馬主会員は非常に少ないというのが正直なところだと思います。

馬券だといくら儲かった？と損得を一番に話すのに、一口馬主においては触れてはいけないみたいな雰囲気なのか？

正直に疑問でしかありません。

では何故そのような状況になってしまうのか？についての仮説を立ててみました。

・賞金からいくら最終的に手元へ入るか複雑で分かりにくい

・愛馬源泉、クラブ源泉など言葉が複雑、システムも複雑

・そもそも投資として考えていない

・回収率が低いから言いたくない

このあたりではないかと思います。

たしかに分かりにくい部分があるのは多々あると思いますし、私も税理士ではないので、細かい数字に関しては分かりません。

そこで大雑把ではありますが、私は一口DBの出資回収率指数を参考としています。

これは控除前配当金で計算しているので、自分で控除を計算しないといけませんが、確実に控除されるのは進上金20％、消費税10％、JRA源泉税とクラブ法人源泉税(これは年次分配で返ってきます)とクラブ手数料3％(各クラブにより違いがあるが、一般的な数字)になりますので、33％は確実に控除されます。

これにプラスで餌代と会費と保険代ですね。まあこの餌代がいくらを管理をするのが実に面倒だと思います。私もまめな方ではないので、請求書をしっかりと残していたり、データとして残しているわけではありませんので、偉そうには言えませんが、大雑把に年間500万で計算すれば大体良い線にいくと考えています。

このへんの話を全てまとめると一口DBの回収率を1/2で考えた数字が大雑把な回収率になると思います。なので、200％という数字を最初は目標としてきたわけです。

残りのそもそも投資として考えていない！は論外な気がしますが、そう仮説を立てる以外に成績と向き合わない理由が私は見つけられませんでした。

最後の回収率が低いから言いたくない！はまあ気持ちは分かります。自分から負けてます、損してます、自分は見る目がありません。という必要性はありませんからね。

ただそれならば、勝ち数や獲得賞金についても言う必要はないと私は思います。

何故なら勝ち数と獲得賞金の先には必ず回収率が存在するからです。

そしてそれを意識するという事は投資として考えているからです。

何故このような事を口酸っぱく言うのか？それは回収率と向き合わない限り、高い確率で負けてしまうからです。私はなるべく私のブログを見てくれている読者や有料レビューを購入してくれている会員様には負けて欲しくない、損して欲しくない、得をして儲けてもらいたい、勝ち組になって、自己顕示欲を満たして欲しいと思っているから、厳しいようですが、書いています。

別に回収率を出さない人を叩きたいとかそんなちっぽけな事で書いているわけではありません。

私のブログを見てもらい、気づいてもらうきっかけになれば、それで良いのです。

もちろん勝負事なので、勝者がいれば敗者もいます。なので、全ての人が勝つ事は不可能です。ただ何かの縁でこのブログを見てもらい、有料レビューを購入して頂いたりしているわけなので、関わる人には勝てる確率を上げてあげたいという思いがあります。

話しは重くなりましたが、来年度も結果に拘る一口馬主ブログとして、頑張りますので、よろしくお願いします。また明日今年のブログ全体の振り返りの記事も書きますので、そちらもよろしくお願いします。

【補足説明】レビューの言い回しについて

M氏です。

ここまで多数のレビュー購入ありがとうございます、まだまだ募集中ですので、よろしくお願いします。

レビュー購入者の方へレビュー内の言い回しについての補足説明を行います。

具体的に分かりにくいあたりだと

水準と普通はどっちが良いのか？

平凡と今ひとつはどっちが悪いのか？

でしょう。説明不足で伝わりにくい表情になっており、すいません。なので、ブログで補足致します。

この表情を使うのは主に馬体のバランス、筋肉の質感、強さ、動きの推進力、ストライド、バネの部分になります。

順位付けとしては

素晴らしい(抜群)>良好>良い>水準>普通>今ひとつ>平凡>悪い(良くない)

大体こんな具合になります。

指数化or順位化(AとかB)しても良いのですが、言語に拘るのは絶妙なニュアンスを伝えたいからという事です。そのニュアンスも誰でも分かるように伝えたいという思いがあります。

そもそもレビューを購入したいと思うのは、頭の考えをアウトプットして、表現したり、順位付けするのが難しいからだと私は考えております。今の世の中、全てをデータ化する事が良いとされています。ただこの馬を見て、評価する事は先々を見据えないといけないですし、絶妙なニュアンスの部分が重要になります。

また私がもう一つ大切にしているのは、レビューとは私が作成して、自己満足する為のツールではなく、私のノウハウを誰にでも分かりやすく、説明して、知識を伝達する事だと考えています。つまり難しい言葉を並べているのでは無意味に等しいという事です。難しいノウハウをいかに簡単に、誰にでも説明出来るのがプロフェッショナルであり、評価されるものだと私は考えております。

話はやや逸れましたが、言い回しについての補足説明になりますので、再度レビューを読み直す際などはこの記事を活用頂けますと幸いです。

【成長曲線】桜花賞馬デアリングタクトについて

おはようございます、M氏です。

今日は今注目の無敗の桜花賞馬デアリングタクトの成長曲線を振り返っていきたいと思います。

募集時の私の評価は中評価となり、限りなく、高評価に近い評価となっておりました。

まず一次募集直後の1歳10月の馬体になりますが、まだバランスは今ひとつで筋肉量が不足していますが、皮膚感の良さがあり、随所に良さはありました。

次に2歳1月になりますが、夜間放牧で成長を促し、全体的にボリューム感が出て、ふっくらと順調に成長していました。

次に2歳4月ですが、暖かくなり、冬毛が抜けてきて、育成で鍛えられた効果が馬体に現れてきています。引き締まった筋肉でバランスも良くなってきていました。

次に2歳6月になりますが、順調に育成が進み、馬体は厚みを増し、毛艶の良さ、皮膚感の良さが出ており、馬の表情も自信に溢れており、体調の良さが見て取れました。バランスもより良くなってきていました。

最後に外廐先へ移動前の2歳8月になりますが、より馬体はシャープになり、競争馬らしい引き締まった馬体になっていました。またこの馬本来の皮膚感の良さ、筋肉の質感がより顕著に現れてきており、デビューに向けて、仕上がりました。この時期のノルマンディーOCの2歳馬としては非常にしっかりとした素晴らしい馬体でこの時点でかなりの活躍が期待出来たと予感したのではないかなと時系列を見て、私は感じました。

私はデアリングタクトの出資者ではないので、時系列でここまでしっかりと成長曲線を見たのは初めてでしたが、順調に成長し、育成されて、短期間としては分かりやすい成長曲線でしたね。この馬は元々皮膚感、筋肉の質感に良さがありましたが、そこから馬体が全体的にパワーアップして、バランスも良くなった事でより素晴らしい馬体に成長したのが成功要因だったと思います。

驚きなのが、他の牧場と比べて、決して高いレベルにあるわけではないノルマンディーファーム、ノルマンディー小野町の育成でこれだけ順調に早い時期から成長した事は正直に奇跡だと思いました。

今までのノルマンディーファームの育成馬から考えて、異例中の異例でそれがクラブ初GI制覇、クラシック制覇に繋がりました。

これは馬の資質と爆発的な成長力による異例のケースであると私は考えています。

会員の方なら知っていると思いますが、牧場サイドの育成方針はじっくりと馬本位で育成し、徐々に成長を促し、長く地道に活躍させるのがこの牧場の特徴ですからね。

ただこのデアリングタクトという奇跡の名馬から牧場サイドは早期から活躍させるノウハウと自信を掴んでもらい、今まで以上に活躍馬を育成してもらえるようにしてもらえたら幸いです。そうする事でクラブ全体として、良い流れが生まれると私は思います。