6月末にフィリピンから帰国しました。約3ヶ月間のフィリピン留学を振り返ってみたいと思います。
私はTOEICコースを選択したので、授業がすべてTOEIC対策のための授業でした。そのため日常会話や発音の授業がありませんでした。入学当初はTOEICコースとはいえ他の生徒と同じように日常会話や発音の授業があったのですが、私の点数を見たTOEIC専門の先生から「TOEICに重点を置くならTOEICの点数を上げるためだけの授業を受けた方が良い。」とアドバイスを受けました。
そのため私の授業は、TOEICのためだけの授業となりました。正直ひたすらTOEICの勉強をするので楽しい授業ではありませんでしたが、そのおかげで語彙力は増えて、TOEICの点数は上がりました。生徒のニーズに合わせて授業内容を変更してくれたOKEAに感謝しています。
OKEAで日本人の友達はもちろんですが、韓国人や台湾人の友達もできました。私はルームメイトが韓国人でした。二人とも英語が上手くはなかったので簡単な単語やジェスチャーを使って気持ちを伝えていました。時には辞書を使ったり、翻訳サイトを使って韓国語に翻訳して会話をしたりしました。
よく「国際交流」という言葉を耳にしますが、OKEAに留学して初めて国際交流を体験できたように思います。言葉が通じない相手に気持ちを伝えるためにはガッツが必要です。うまく伝わらない時や文章に出来ない時に「もういいや。」と思って諦めてしまったら会話はそこで終わってしまいます。私は何度も会話をやめてしまうことがありましたが、その度に先生に「Try!Try!」と励まされていました。
フィリピン留学をしたからこそ、日本にいては決して出会うことができなかった友達に出会えました。国籍も年齢も職業も違いますが、帰国してからも交流は続いています。これはTOEICの点数が上がった以上に私にとって貴重なことだと思います。
30代女性 (留学期間約3か月)