マニラから飛行機で約1時間の場所にあるボラカイ島は日本ではあまり知名度がありませんが、欧米人や韓国では非常に人気の高いリゾート地です。約4キロに及ぶホワイト・ビーチが有名で、サンゴや貝殻が長い時間かけて砕けてできたビーチのため、その白さと粒の細かさが際立っています。海も透明度が高く、どこまでも続くビーチは圧巻です。またビーチは遠浅のため、お子さんでも安心して楽しめます。
あいにくの大型台風で風が強く波も荒れていましたが、それでもビーチはこの美しさでした。観光客は多いですが、ビーチが長く広いのでゆったりと泳ぐことができます。Ｄモールと呼ばれる約300の店舗が並ぶ商店街にはお土産屋さんからレストラン、バー、マッサージ店、銀行、ＡＴＭ、コンビニエンスストアまで何でも揃っています。
今回滞在したホテルは「シャングリラ・ボラカイ・リゾート＆スパ」です。街から少し離れていますが、レストランやバーも充実している上、1時間に1、2本の間隔でダウンタウンまで無料のシャトルバスが利用できるため不便さは感じません。
部屋も広く、目の前がビーチなので気持ちが良いです。滞在中、お会いした日本人は1組だけで宿泊客のほとんどが韓国人でした。ホテル内にはたくさんのレストラン、小さなお子さん用のプレイルーム、ビリヤードなど大人も楽しめるもう一つのプレイルームなど、天候が悪くても十分楽しめました。
何よりも朝の食事の種類が豊富で、パンケーキやワッフルを目の前で焼いてくれるため子供達には大好評でした。込み合った雰囲気も感じることなく、ゆったりと食事を取ることができます。
ボラカイ島には空港がないため、隣のパナイ島のカティクラン空港かカリボ空港にアクセスする必要があります。私たちはマニラ空港からカリボ空港に到着後、手配していたシャングリラの専用車で1時間くらいかけてホテル専用のボート乗り場まで行き、そこから20名乗りくらいの水上ボートでホテルに連れて行ってもらいました。移動時間がかなり長いですが、冷たい飲み物やお手拭きがホテルから何度もサービスしてもらるため、それほど苦痛には感じません。
初めてボラカイを訪れた感想としては、「もっと早く行っておけば良かった！」というくらい素敵な場所でした。何しろ海の透明度が高く、ビーチの砂がサラサラで素晴らしくきれいでした。今回は台風のため泳げる時間は限られていたので、次回は雨の少ない時期にゆっくり滞在したいです。
