Hangout Language School フィリピン留学&ホームステイBlog

常夏の国フィリピンでのホームステイ&語学留学の体験記。マングローブ植樹、現地の学校体験、海外ボランティア活動を紹介。

微笑みの国フィリピン滞在記

2015-08-31 11:27:04 | 2015ホームステイ

私は今回、ハングアウト主催のフィリピンスタディツアーに初めて子供たち(長女9歳、次女7歳)と参加しました。私達の旅行プランは、ジョン先生の奥様から声をかけてもらったおかげで、8日間のスタディツアー(ホームステイ3日、小学校体験、マングローブ樹林、ボラカイ3日)の後、再度バコロド市に戻り、さらに2週間ホームステイをしながら、子供達はそのうち1週間現地の小学校に通う(ジョン先生の娘さんも一緒に)というものでした。トータルで3週間という長い滞在でしたが、一番の思い出は、やはりホームステイです。

私達のホストファミリーは、LORAとEDGARDOの60代夫婦と息子さんの三人暮らしの家庭でした。LORAは元大学の生物学の先生で、定年後も週4日、大学の教壇に立っています。EDGARDOは定年後、家の家事をすべてこなしています。朝は4時過ぎには起きて、朝ご飯の準備、アイロンがけ、家の掃除、と本当に働き者です。家にはお手伝いさんはいませんでした。その代わり、フィリピンではまだまだ高価な洗濯機があり、彼らは自分達で出来ることは自分でやり、洗濯機を使うことで時間の節約もできるという合理的な考え方の夫婦でした。

とにかくよく喋るLORAに横で優しくほほ笑むEDGARDO。今でもこのシーンが目に浮かんできます。娘さんが3人いることもあって、私の娘達を本当に可愛がってくれました。それでも子供達は最初の頃は、緊張もあってか、よそよそしく、言いたいことも直接言えず、その都度私に、こそっと「○○って言ってー」と、言っていたのが、1週間を過ぎた頃から少しずつ慣れてきて、まるで自分の家のようにソファでくつろぎながらアニメを観たりするようになりました。

ホームステイ期間中、小さなことですが、嬉しかった出来事は、食事の後に、私はゲストだから何もしないでソファでくつろいでいてと、食器洗いをさせてもらえなかったのが、途中からは私に任せてもらえるようになったことです。それが私には、もうあなたに気を使っていませんよ、お客さんではなく家族の一員ですよ、と認めてもらえたように思えたからです。それ以来ぐっと距離感も縮まりました。LORAと私は毎晩子供が寝た後、9時からテレビドラマを一緒に見ながらお喋りをして11時ごろまで過ごすのが日課で、リラックスできる時間でもありました。

子供達が1週間通った学校は、小、中、高、大まで一貫のとても大きな学校でした。最初に訪問した学校はかなり自由な校風でしたが、こちらはしっかりしたイメージで、しつけや服装も厳しい印象を受けましたが、先生方や生徒達はやはりとても明るく、人懐っこく話しかけてくれるので、シャイな子供達もすぐに溶け込めたようです。学校には給食はなく、毎日、親やお手伝いさんが昼食を買って学校に持ってくるか、校内のカフェテリアで食べるかのどちらかです。これもいい経験になると思い、私達は子供達にそれぞれ小遣いを渡し、自分で好きなものを買うようにさせました。子供達はというと、休み時間とお昼休みが一番楽しかったというくらい満喫していたようです。なにしろ、揚げたてドーナッツにアイスクリーム、クッキー、ジュースなど子供が好きなものは何でもあるのですから。学校最終日にはお別れ会も開いてもらい、仲良くなった友達からメッセージカードをもらっていました。1週間という短い間にもちゃんと友情が育っていたのだなと親としては嬉しく、そして頼もしくも感じました。その時の感動した気持ちをいつまでも忘れないでほしいなと思います。

「CITY OF SMILE 」バコロドのことを話す時、みんながこう言います。本当にその通り、誰もが笑顔で迎えてくれる、そしてこちらも笑顔になれる町です。

最後になりましたが、今回の旅がすべて安全で成功に終わったのも、すべてジョン先生と奥様の綿密なコーディネートのおかげで、さらにフィリピンではジョン先生の家族の協力なしでは、あのような快適なバコロド生活は出来なかったと思います。本当にありがとうございました。

私達はフィリピンが大好きになりました。

 

 2015年夏休み Oさんファミリー(小2&小4)

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フィリピンツアー(小学校体験&ホームステイ&ボラカイ島)

2015-08-31 11:26:38 | 2015ホームステイ

フィリピンツアーに参加してきました~クラッカー子供の英語教室の先生がフィリピン人で、日本人の奥さんと素敵なツアーを企画してくださりました。彼らの子供、日本人のママと子供(6組)、6年生と中一の男の子、シニアの方2名の参加でした。

夜の便で関空からマニラへ。次の朝、先生の故郷、バコロドへ飛びました。空港からは一面のサトウキビ畑が続き、牛が歩いてる~!と子供たちは大騒ぎ。街へ近づくと、今までののどかな雰囲気とはうって変わり、トライシクルやバンが行きかい、大きなショッピングモールや、スターバックスまでありますえっウエルカムパーティでホストマザーに会い、美味しいお食事をいただいた後、小学校見学に行きました。

 

大学まで敷地内にあり、思ったより立派な小学校でした。子供たちはクラスに入れていただきました。2年生のクラス、椅子の色がカワイイですね!次男、最初は下を向いたままでしたが、人懐っこいフィリピンの子供たちにハイタッチをしてしてもらったり、声をかけてもらったり。徐々に慣れてきたようで、最後は踊りも一緒に踊っていましたビックリマーク

  

小学校体験二日目は、一緒にボール遊びをしたり、休み時間にジュースを買いに行ったりもしたそう目5年生の長男のクラスになると、がらっと雰囲気が変わります。でも子供たちは笑顔いっぱいで人懐っこく、音楽の授業では皆堂々と、心から楽しそうに歌っている姿が印象的でした。上の写真は、英語で詩を作っているところ。英語の授業はもちろん英語のみ、日本の5年生のABCD・・・のレベルとは、この時点でもう大きく差が出ています。

 アート教育は・・・・うむ、廊下に絵が展示してありましたが、好きなものを色鉛筆で描いている絵でした。ある意味自由。違う側面から見るとちょっと物足りないような。。でもこの自由の幅が大きいことは、子供たちにとっては嫌なことではないでしょうね。

最後は、クラスのお友達に日本からの小さなプレゼントを渡し、お別れしました。言葉は通じなかったけれど、子供たち、よい体験をしたことと思いますニコニコ

 

ホストマザーの家には3日間滞在させていただきました。娘さんは外国にいて、彼女の部屋を使わせてもらいました。初日の夜は日本では聞いたことないような雷と雨の音に少々びびりましたが、ホストマザーの手料理も美味しく、居心地がよかったです。バナナにしてもマンゴーにしても味が違う!!!美味しかったな~~ニコニコ

3日目、マングローブ植林体験をしました。実は以前、マングローブの木を描きたくて、日本で見られるところを探したことがあります。沖縄の離島まで行けばカヌーで見られるということでしたが、アクセスの悪さに諦めていました。今回本物の木を見られるということで、ワクワク♪マングローブ林入口までは、茅葺き家が並び、フィリピンの貧富の差を肌で感じます。絵の題材にいいな~と、シャッターを切りたい衝動にかられながらも、ちょっと怖い。。。という思いが交錯し、あまりマジマジと観察したり写真を撮ったりできませんでした。。。足場の悪い道中、次男がなかなか進めずにいると。。。一見怖そうなお兄さんが抱っこして歩いてくれました。感謝キラキラ(><;)人を見た目で決めてはいけませんね。

 

マングローブの木にも、色々な種類があります。本物を見て、感じることは大事!子供たちはドロドロになりながらも、現地の人が掘ってくれた穴に、小さな木を植えていきました。大きな木になるまで、何十年もかかると思いますが、小さな一歩。大きな木に成長しますように虹

今回のツアー参加の目的は、「子供たちに日本ではできない体験をさせたいビックリマーク」 が一番にありましたが。。私的には、「描く題材を探したい!」との思いがありました。バコロドからボラカイ島へのバス移動の道中、味のある風景に出会いましたが、バスの中からなので、なかなか上手く写真が撮れないのです汗

   
今回のメンバーの中に、シニアの女性の方が2名いらっしゃいましたが、お一人が、この場所いい!と思う所をバシャバシャ熱心に写真を撮っている!後でお伺いしてみると、退職されたあとカメラを始めたそうで、県の展覧会にも出品されている程の腕前だそう。やっぱりアート目線のシャッターの切り方だと思ったビックリマーク1000枚撮って、使える写真は1枚くらいなのだそう。。。目写真は絵のように、一部を取り除いたり、一部の色を変えたり(加工をしないことがモットー)できないので、その瞬間、瞬間が大事なのですね。目的を持って旅をするって素晴らしい。何歳になっても夢を持っているって素敵音譜そして、行動力があるって凄い!!

フェリー、バス、ボートと乗り継いで、やっと午後、ボラカイ島に到着。海の透明度、凄いアップこの海の色は何色と表現したらいいのかな。青でもなく、緑でもなく、水色でもない。ボラカイ島。想像以上の美しい海に囲まれていました。

 一泊目のリゾートホテル。ビーチは綺麗で人もまばら。久しぶりにゆっくりお風呂に入れました。後の二泊は、真ん中に庭のある、コテージタイプになっているホテルに宿泊。シンプルな作りだけどフィリピンらしく、子供たちは庭で遊びまわることができてよかったです。朝、メインのビーチ沿いの通りを少し散策。夜は人だかりができてまっすぐ歩けないほどですが、朝は気持ちがいい♪露店が並び、近代的に観光地化されすぎていないところがいいです。

 晩御飯の時、六年生の男の子がぽろっと言った言葉が印象的でした。「昨日のリゾートホテル、六泊だと嫌だ~~!」豪華料理に、清潔で広々とした部屋。でもホテルだけに居ると、ここはどこなのかわからなくなりそう感じ。世界展開のリゾートとは、そういうものなのでしょう。確かに、私と自分の子供だけでリゾートホテルに連泊しても、孤独感でつらいかも汗ワイワイガヤガヤ。フィリピンの熱気と陽気さ、一緒に同行していた子供たちのパワーと皆の笑顔。一時体調が思わしくない時がありましたが(数時間で回復しましたが汗)皆の元気パワーに助けてもらった感じ。。。自然体でいることの大切さを感じた旅でもありました。

 フィリピン最終日は、トライセクルに乗って、プカシェルビーチへ。ここも美しいビーチでした音譜以前は砂の中にプカシェルがたくさん混じっていたそうですが、アクセサリーを作るために拾い集められ、今は激減しているとのこと。小さくて丸く、真ん中に穴の空いている貝殻。見つけたときは、やった~!とテンションが上がりますアップ皆で必死になって探しました。

子供たちにも協力してもらって、やっと数個。この貝殻を使って、ペンダントトップを作りたいと思います音譜自分のお土産は買う時間がなかったけれど、素敵な貝殻を見つけられてよかったです。そのあとは、ボートに乗ってアイランドホッピング体験。爽やかな風を感じました。夕日を見ながら海にお別れ。

次男が小学校でもらったお友達からのお手紙。二年生なのに、英語で気持ちを伝えられるってすごいキラキラ次男、大事にするそうです。私はホストマザーから。貝殻で作ってくれたネックレスをいただきました。宝物がまた一つ増えましたラブラブ

 ホストマザーと話していて、ちょっとショックなことを聞かれたことを思い出しました。日本で、自ら命を絶つ子供がいるって本当なの?と聞かれたこと。大人の責任なのですよね。何となく、日本の社会の閉塞感が大きな原因のような気がして、理由を自分なりに述べてはみましたが、伝わってないかもあせる

異国から日本を見てみると、日本では当たり前のことが馬鹿馬鹿しいことだったり、変なことだったり。。。こんなに働いているのに時間がない。がんじがらめの社会。日本の教育、美術一つを取ってみても、ルールが多すぎるんですよね。夏休みの宿題にしても、どうして与えらえたテーマ(どれも面白くない、大人にとって都合のいいポスターだのばかり)から選んで描かなければならないの。それも毎年同じものばかり(私が小学生のときから変わってないんじゃないの!)夏休みの美術の宿題が苦痛な子供たち、大半だと思います。「楽しい」これを感じさせることが大事なのに。。。閉塞感とガチガチのルール。ここからは新たな発想や独創性、楽しみはなかなか生まれてこないでしょうね。「本当の自由を知り、自由に生きる」子供たちにはそう生きてほしいな。

 

2015年夏休み Sさんファミリー(小1&小5)

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5回目のフィリピン旅行

2015-08-26 17:04:30 | 2015ホームステイ

私にとって5回目のフィリピン旅行でした。しかし毎回新しい発見があり、一度も同じ旅行はしたことがありません。

その一つの理由として挙げられるのがメンバーだと思います。今回は子供がたくさんいて自分がその中では一番最年長だったので責任感を常に持ち、みんなの面倒を見なくてはならないと行く前から決めていました。

  

 松山空港でメンバー全員がそろい、ほとんどが初対面だったため最初はあまり話すことができませんでした。しかし、自分から積極的に話しかけたり、手伝ってあげると国際線に乗る頃にはすっかり打ち解けて、みんながあだ名で呼んでくれるようになり、ホッとしました。その後、火を重ねるにつれ、みんなが自分の近くに寄って来てくれるようになりました。子供達と会話をしていると様々なことに気付かされました。

例えばショッピングモールで自分一人でいる時には絶対に目をとめないようなフルーツを見て「これはどうやって食べるの?」や「これっておいしいかな?」というささいな会話で日本とフィリピンの違いを知りました。

   

時には泣く子がいたり、自分が注意をしなくてはいけない場面があったろ、みんなが同時に話して大変な思いをしたこともありました。しかし今回の旅行はこのメンバーだったからこそ成り立っていて、このメンバーだったからこそものすごくいい思い出をたくさん作れたのだと思います。

今回一緒に旅をしたみなさんに感謝しています。ありがとうございました。

 

2015年夏休み 17歳女性

 

 

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