EKKEN♂

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マヨネーズラーメンを知っておるか

2004-04-21 | たべもの
今でこそ絶大な人気を誇り、マヨラーなる言葉も生み出したドレッシング、マヨネーズですが、その「マヨラー」という言葉がまだ存在しなかった10数年前、私はそれに出会いました。
当時、今勤めている会社に入社する直前、私は人事部の部長から入社前に工場でアルバイトをしてくれ、と頼まれ、札幌の隣町、江別市にある工場に通っていました。その工場の近くにあるラーメン屋で、それに出会ったのです。
メニューにははっきりとマヨネーズラーメン とありました。しかも「当店オススメ」などと書かれている。私は昔からマヨネーズ大好きで、ご飯にマヨネーズをかければ、もう何杯でも食べることが出来ました。
現在はこういう人は結構たくさんいて、割と理解されやすいと思いますが、当時は多分、ラガー刑事(渡辺徹とも言う)*1としか分り合えなかったでしょう。ラーメンについても言わずもがな。で、その「マヨネーズラーメン」ですが、私はうかつにも「どぉ~んなラーメンが出てくるのかなぁ」などと、期待して頼んでしまったのです。
私の推測ではとんこつラーメンのスープみたいな色をした、ちょっと酸っぱい味がするものでした。でもラーメン屋さんのメニューに出ているくらいだもの、きっと今まで味わったことの無い、新食感ラーメンに違いない!
そして……十数分が経ち、私の前に出てきたのは、普通の味噌ラーメンのスープに、どう見てもただのQPマヨネーズをかけただけのラーメンでした。
見た目はすごくまずそうでしたが、一口食べてみると、やっぱりとてもまずいものでした。
先日、工場の事務所にそのラーメン屋の出前用チラシが貼ってあるのを発見しましたが、件の「マヨネーズラーメン」はいまだメニューに残っていました。あんなもの、いったい誰が食べるのだろう?

*1 ラガー刑事・・・伝説的刑事ドラマ「太陽にほえろ!」にて人気だった、渡辺徹氏演じる若手刑事。多くの若手刑事が華麗に殉職していく中、彼だけは糖尿病を発症し、若くして合併症でなくなるという役柄でした。初回登場時、若い女性に絶大な人気を誇ったラガー刑事ですが、みるみる肥えていく彼を見て、多くのファンは幻滅したものです。
※この記述には、一部ウソが含まれていますので、ご了承ください。

blogを続けるということ その1

2004-04-21 | WEBにまつわる話
 blogを長く続けるにはどうしたらよいか。
 別記事に寄せられた箸やすめさんのコメント文より。(一部略)
BLOGを1ヶ月程やってみたのですが、どうもこのまま漠然と続けていく事に疑問を感じるようになりました。
意見の交換でいうと、記事の多い大型掲示板を見てそれなりに満足できます。
或る程度の意見交換を程ほどに楽しむのも確かに良いのですが、正直を言うと、「それで?」と冷めた目のもう一人の自分がいます。
BLOGは何の為にやっていけば、楽しく長続きするのでしょうか?
「そこにBLOGがあるから」なんでしょうかね?

 goo BLOGで始めてからようやく1ヶ月と少しの、まだまだblog新参者な僕ですが、過去記事を読んでもらって頼りにされているのを知ると、嬉しかったりプレッシャーだったりと複雑な心境です。
 「漠然と続けていく事に疑問を感じる」との事ですが、僕が感じたのは「疑問を感じてまでblogを続けていく必要性があるのか」ということですね。
いきなり突き放したような回答で申し訳ないのですが、貴方はどうしてblogを始めたのでしょう?
 blogが楽しいと思ったからではないのですか?
 goo BLOGだけを見ていても毎日かなりの数が立ち上がっています。goo BLOGのTopページに記されている「新着記事の一覧」のblogを見ることが多いのですが、始めたばかりのblogを見ると、

  1. お試しで借りてみただけ。何も書かれていないか、「テスト投稿」という記事があるだけ。
  2. blogが流行っているからはじめてみる…

 この二つが圧倒的に多いのですね。
 中にはいきなり内容の濃い、面白い記事を書かれる方もいるのですが、極めて少数です。
 お試しで借りてみた、という人の場合は、その多くはgoo BLOGの機能の低さにガッカリし、他所のサービスに移っていくことが多いと思います。その人がどこに移って続けているのかを知る術は無いのですが、機能の低さで定着する人が少ないのなら、goo BLOGサービスの今後の大きな課題となっていくでしょう。個人的に追加して欲しい機能はたくさんあるし。
 で、僕がここで問題としたいのは、「流行っているから始めた」というパターン。みんながやっているから僕もやる、というのでは目的意識が低い分、継続性が失われてしまうと思います。備忘録とか、その日の天気とか、他人が読んでつまらないものでも、「自分にとって意味のある」事をしなければ、blogの放置は早いものになってしまうと思います。
 さて、僕が考えるblogを長続きさせるコツなんですが、

更新は義務ではない、権利である。

 アクセス数を稼ぐことに拘るのなら、毎日更新することをオススメしますが、書きたいことがあるわけでもないのに、無理して毎日更新することにとらわれると、blogの運営そのものがむしろ苦痛と感じるようになるでしょう。毎日更新しやすいようなネタ選びをすると、更新することに苦痛はなくなるかもしれませんが、イヤイヤ更新するくらいなら、僕はblogを止めちゃいますね。
ネタが無くても更新しやすいように選んだ題材が「むだづかいにっき」なんですけど。この手のblogは結構多いようです。食べたものを記録していくものや、育児日記なども同系統といえるでしょう。

コメントやトラバに対し、礼を言うことについても義務とはしない

 もちろん御礼を言ったほうが望ましいのだとは思いますが、全てのコメントについてレスすることを義務としてしまうと、記事の更新に時間を割くことが出来なくなります。中には反応の出来ないコメントなんかもあるわけでして(blogを始める以前、BBSメインに活動していた時は多かったです)、「だからオマイはどうして欲しいのだ!?」と怒りに身を任せるよりも、返答の難しいコメントについては何も書かないのも良いかな、と思いますね。
トラックバックというシステムはまだまだ理解度の低いもので、その方法がわかっていない人も多いと思います。実際僕もgoo BLOGの編集画面にある「オートトラックバック」というモノがなんなのかわかってないです。ときどき、トラックバックされたことに対して、そのトラックバックされた記事内で「お礼のトラバ」と称してトラックバックを送っている人を見かけるのですが、トラックバックの機能性からみて、それは何の意味もないということは分かっていてもらいたいです。それが一般的なことになってしまうと、そうしない僕が礼儀知らずという扱いになってしまうから。

他人の悪口は書かない

 僕の場合は、それが悪口を書くに価するものと思った場合には、ズケズケと書いちゃったりしますが、それでも「単なる悪口」ではなく、悪口を書く必然性を明確にしているつもりです。説得性を持たせることによって「悪口」が「批評」となりうると思いますが、ただ「ヴァカハケーン」では誰も納得してくれません。 無視されるだけならまだいいですが、それが原因で荒れてしまうことも考えられます。手に負えないほど荒れてしまってそのまま放置、というパターンをいくつか知ってます。

 長くなってしまい、制限文字数オーバーになりました。
続きはむだづかいにっき:blogを続けるということ その2へ。