EKKEN♂

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本日のむだづかい

2004-04-30 | おたくなはなし
久々の「むだづかいにっき」ですよ。
別に記録していない間むだづかいしていなかったわけじゃないですけど、まぁ、ほとんどジョアと缶コーヒーと、はちみつ黒酢ドリンクだったものですから、記録しておいてもつまらないなぁ、と思ったものですから。
本日のむだづかいはPRINCEのニューアルバムmusicology。輸入盤で1806円。
PRINCEを知らない人はあんまりいないと思うけど、誰そいつ? なんて方はこちらをご覧頂くのがよろしいかと。
数あるPRINCEのアルバムの中で、僕がオススメするのはコレ。いろいろなタイプの曲が入っていて、PRINCE入門にぴったり。
我が家では基本的に家の中で音楽をかけないので、明日車の中ででもじっくり聞くことにします。

かわいそうなライオン

2004-04-30 | 小説のようなもの
これは、小さい頃、親戚のおじさんから聞いた話です。「かわいそうな象」という物語を知っている人は多いと思います。これは、いわば「かわいそうなライオン」のお話です。
戦時中、東京にも空襲されるようになると、上野動物園では「檻が壊されて動物が逃げ出したらどうしよう」という話題が持ちきりでした。
「かわいそうな象」のお話を知っている人ならご存知でしょうが、その為に罪のない動物は、次々と毒殺されていったのです。可哀想ですね。
ライオンは猛獣なので、逃げ出したときの危険度も高いとされ、憲兵達は毎日のように「早くライオンを処分しなさい」と園長や飼育係を責めていました。ところがここのライオンはとても利口だったので、毒の混ざったえさには見向きもしません。
そして空襲が激しくなってきたある日、とうとう檻は壊され、ライオンは逃げ出してしまいました。ライオンはひどく興奮し、いつも面倒を見てくれていた飼育係の言うことも聞きません。そして、とうとう日本橋近辺までたどり着きました。走りつづけたライオンも、どうやらここで力尽きたのでしょう。ここぞとばかりに、警官が発砲しようとしています。飼育係のおじさんは、なんとか生かしたまま捕まえて、どこか地方の動物園に引き取ってもらおうと思っていたのですが、その思いもむなしく、ライオンは撃たれ、そして生き絶えてしまいました……
飼育係のおじさんは悲しみました。
動物好きの子供たちも「ライオンがかわいそう」と泣きじゃくりました。戦争が終ると、このかわいそうなライオンのことを忘れまいと、いろいろな所から寄付が集まり、ライオンのブロンズ像が作られました。ライオンが生き絶えた場所、日本橋は三越デパートの前に、そのライオンは今でもその勇姿を見せています。


ホントーです。

トラックバック~blogを楽しむ為に

2004-04-30 | Trackback
 自分が楽しむことを最低条件にblogをやっている、と常日頃から主張している僕、えっけんですが、実のところ、かなり狙った記事、というものもありまして、その記事に頂いたコメントは8件(うち4件は僕自身)、トラックバックは2件……。これとは別に砂蜥蜴さんのところで「気になる記事」としてリンク貼られていたのを知っていますが、砂蜥蜴さんが僕の記事に賛同していただいたのか、あるいは「そういうことは書くべきではない」と考えたのかは不明です。
 これらのデータでは「反響があった」というべきなのか、まだまだ少ないよ、というべきなのか大変微妙です。
 その記事というのは「こんなblogはつまらない」なんですがね。
 もっと噛み付いてくる人いると思ったんだけどなぁ。まぁ、いいや。
 blogシステムを使って何を書くのかは、それが法律やサービス提供会社の利用規定に反しない限りは運営者の自由だとは思うのですが、はたしてそれは本当に「blog」なのか?
ゴーさんの記事「A → Z : Xserve:設立!「日本トラックバック振興会」でXserve」で知った「何をもってblogとするか」[切込隊長BLOG ~俺様キングダム]なんですが、僕は全面的にゴーさんの考えに同意です。blogという言葉が日本にやってきた当初は「なんだ、blogと言ったって要するに昔からある、記事にリンクが多いテキストサイトじゃないか」という考えが主流だったようですが、それならば「テキストサイト」という言葉で済まされるはずだし、特に最近、blogがblogと呼ばれるためにはトラックバック機能の有無が大事なんではないだろうか、と考えるようになりました。
 個人が自分の日常を淡々と書き連ねるblogは、トラックバック機能を使わなければ「単なる日記」です。それが悪いとは言いませんが、blogのシステムを使う必然性を感じません。中には「そんなこといったって、誰も私のblogにトラックバックしてくれないんだもん」とお嘆きの方もいるでしょう。コメントも同じだと思うのですが、そういうふうに考えている貴方は、どこか他人が運営するblogにトラックバックしたことがありますか?
 以前、「blogと日記」という記事においてトラックバックさせていただいた方が、ご自身のblog内でこんなことを書いていました。(余談ですが、「blogと日記」は僕の知らないところで何人かの人に気に入られたようで、後で複数の場所で紹介されているのを知ったのですが、そういうときこそトラックバックして欲しいなぁ、と思うわけです)
あまり他人のBlogって見ていない。
面白いものあまり無いし、自分がそう思っているということは、
僕のBlogも、あまり面白くないんだろうね。

 はっきり言わせてもらいましょう。
 つまらないです。退屈です。
 だいたい、世の中にそんなに面白いblogなんて転がっているものではありません。
 その中でもネガティブな考えしか持てない人のblogは最もつまらないと思っています。
 何のためにblogをやっているの?
 他人を喜ばす為ではないでしょう。
 結局自分が楽しみたいからに他ならないはずです。
 もし本当に「自分のための備忘録」としてしか活用するつもりがないのなら、わざわざネット上に垂れ流ししなくても、自分の能率手帳にでも書いておけば済むはずです。それをネット上に書くということは、あわよくば誰か交流する人を求めているからではないでしょうか。
 あくまで僕の考えです。それが全てではないでしょうが、「自分が楽しければよい」とblog運営している僕は、やはり誰かからの反応を大切にしているし(というより「誰かから反応があることが楽しい」と思っている。閲覧者に媚を売って記事を書こうとは思っていない意味で「自分が楽しければよい」です)、そのためには巡回先を増やして気になる記事があればコメントを残したり、トラックバックを送ったり。
 blogを使っている人が、もっとblogを楽しむ為には、やはりblog独自のシステムをもっと有効に使うべきなんじゃないかなぁ、と思うわけです。
 そんな僕は、blogのブックマークに書いてあるblogだけではなく、新着記事一覧に表示されている目に付いたものや、アクセスランキングの100位以下(末尾の数字を書き換えれば、ランキング入りしていないものでも見られます)のものの中からでも、気になるものがあればどんどんコメントとかトラックバックしています。goo BLOGのトップページ左下方にある「新着blog」のものもチェックすることが多いです。面白ければコメントしたりトラックバックしています。
 彼らがblogに向いているかどうかは、数日以内にそのコメントやトラックバックに対する反応を見れば、たいてい分かります。
 僕のようにネットジャンキーになってほとんど毎日巡回しなくても、たいていは1週間以内には何かしらの反応があるはずだし、特にblogを始めたばかりの頃は、割と頻繁に自分のblogを確認するものです。
 コメントやトラックバックを無視する人の多くは、そのまま更新されずにblogを放棄している人が多いようです。
 「参加」しなければ、blogといえども今までの日記システムとなんら変わりありません。
 それがいけないこととは申しませんが、閉じこもったままではいつまで経ってもblogの面白さには気付かないでしょうね。
追記:2004/05/01 21:16:40
引用元のBellさんから回答いただきました(トラックバック参照)。
ありがとうございます。
そして、この記事が個人攻撃と誤解されやすい内容であったことを、心からお詫び申し上げます。
さらに追記:2004/11/12
 今読んだらかなり攻撃的な内容だなぁ。
 でもここで取り上げた詩のある部屋(Bellさんのブログ)のBookmark欄に「むだづかいにっき」が入っていたのですね。