服部シンの日記(仮)

ただの日記ブログです。

土屋賢二『われ笑う、ゆえにわれあり』

2024-11-27 20:58:02 | 読書感想

笑う哲学者、土屋賢二先生のデビュー作。いわゆる「ユーモアエッセイ」。
他のと比べると一編一編は少し長いけど、この時から氏「らしさ」は発揮されている。(※1)
私は土屋先生のエッセイが好きで15冊以上手元にあって、いまでも楽しんで読み続けている。

本書の中では、「助手との対話」「わたしのプロフィール」「あなたも今日からワープロが好きになる」「わたしはこうして健康に打ち勝った」「学生との対話」「涙の満腹」「健康診断の論理と心理」などが面白かった。
なかなかに捻くれた、屁理屈のオンパレードで、頭空っぽにして夜寝る前に布団で読むのに適している。


※1 読書メーターの感想漁ってて「確かに」と思ったんだけど、この時点では「妻」への言及がないな、と。

土屋賢二『われ笑う、ゆえにわれあり』文春文庫

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿