最近、TVで訛の強い若い娘さんが股の間に
手拭を通して「ティリリリティリリリ」と
あられもない格好で腰をくねらす姿を良く見かけます。
宮崎県の伝統芸能だかだそうで知事も認定しているとか。
皆さんは否定的非難をされている方が多いですが
これはあると思います。
日本の風習や神事とかには結構エロが
含まれている物が多いですから。
例えば盆踊りですが、表向きは仏様の供養として皆で
踊り明かすと言うのがあります。
でも、裏では近隣の若い男女の合コンみたいな機能も
あったのです。
普段はなかなか話す機会も無い訳ですから
ここぞとばかり若い村の衆は新田の五平さんとか
茂十さんとかの娘に目をつける 。
そしてお決まりのセリフ
「今夜、夜這いをかけていいか?」
拒否権はあったのですが大体はOKだったそうです。
で、その日の夜中娘の家に夜這いをかけるわけですが
人気のある娘になると2~3人待ち・・・
実際ここでも悲鳴を上げるとかの拒否権はあったそうです。
全ての事が済むとその中から一番気に入って、相性もいい
上手な男と結婚するわけです。
まあ、一種のお試し期間見たいな物です。
あと、東北地方のこれは、現在では無くなっているかもしれませんが
五穀豊穣と子宝を祈って村人全員が餅粉を練って
男性性器と女性性器を作りあんころ餅にして食べると言う風習。
妙にお餅の形がリアルでした。
神社の御神体にもそんな形の物もあります。
でも、それを公共の電波にのせちゃっていいのかと言うのは
甚だ慰問ではありますが・・・
伝統芸能だからいい・・・
神事と伝統芸能は一緒な気もするのですが??
さて、今回の掛合町入間地区での花田植え神事は
そんなエロ神事ではありません(大昔は知りませんが)。
撮影日は2009年5月の25日です。
松江ではホーランエンヤの最終日でした。
だからカメラマンは全員そちらに行ってしまったと安心していましたが
甘かったです。皆さんホーランエンヤには飽きたと言う事で
大挙して押し寄せてきたのでした。
この写真は神事開始と神事の間中お囃子を続ける村人です。
流石にコンデジではキツイ撮影でした。
一見すると女性のようですが正確には女装です。
笛や太鼓で田植えにリズムをつけるわけです。
どんなイメージかと言うと・・・
黒澤作品「七人の侍」のラストで野盗を退治して
生き残った侍のシーンがありますが
そこに田植えのカットがあります。
イメージとしてはそれが一番近いのですが