前回の書き込みで様々な宗教が有ると書きまして、宗教の中の一部に仏教が有るのだと思っています。
大抵の宗教は祀られてる御神体、仏教で言う所の御本尊と言う事になりますが、それらの存在を信じて、その教えを教祖から学ぶと言う点については
例外は有るかもしれませんけど、ほぼ共通してるように思います。
そこで仏教を学んでいくと、どうやら仏教だけは他の宗教大きな違いが有る事に気が付きました。
1番の違いは、他人を勧誘しないと言う事です。もちろん仏教の宣伝活動はする事は有りますけど、例えば家族、友人や知人に対して仏教とは素晴らしいから、あんたも教団に入って活動しなさい。と誘う事はしません。(仏教でも一部の宗派は訪問勧誘してますけど。)本来、仏教の目的は自分自身を変えるので有り他人を変える事では無いからです。
仏教を学んでる人や修行をしてるお坊さん達を見て、自分自身も仏の教えに従い仏道を学びたいと自ら仏教への道へ進んで行くのが仏教であり、人に勧められて学ぶものでは無いと思っております。
仏教と言うと、人間の死との関係が有ります。寺院やお坊さんを思い浮かべるとお葬式や法事などが連想される方は多いのではないでしょうか?
人類は子を産み、育て、そして死んでいった。(なんかガンダムのオープニングみたいですな!)
それはさて置き、自力本願、他力本願と信仰する為の手段が有りますが、自分自身が悟りを得る為に修行するにあたり自分自身の力で努力したり修行して生きてるうちに悟りを得て即身成仏を目指すのが自力本願で自分以外の他の力(阿弥陀の力)を借りて、生きている内は厳しい修行はせずとも南無阿弥陀仏と日頃から念仏を唱える事により
死後は阿弥陀様が迎えに来てくれて極楽浄土へと導いてくれる。と考えるのが他力本願です。
簡単に言うと生きてる内に成仏する自力本願か死んでから成仏する他力本願かの違いだと思います。
仏教にはいくつかの宗派が有り
代表的のは、密教系の天台宗や真言宗、禅宗系の臨済宗や曹洞宗、そして浄土系の浄土宗や浄土真宗です。
その他にも妙法蓮華経のみを信仰する日蓮宗です。
禅宗系だと座禅や瞑想と言った修行をしますので自力本願、浄土系だと自ら修行する事は無く阿弥陀様に全てを任せるってな感じで他力本願ですね。
密教系は両方を足して2で割ったような自他力本願とでも言うのか2つの良いとこ取りでチョイと欲張りな感じですかね。
どちらにしても最終目的は同じ成仏する事なので、どちらが正しいとか間違いって事でも無いと思います。
仏教以外の宗教で例えば神社系ですと
それぞれ御神体に願い事をして神様に全てを任せるってな感じで他力本願となるのでしょう。
その他、カルト系とでも言いますか
教祖そのものが生き神様として崇められるような宗教団体はどうなんでしょうかね?
と、こんな感じ他力本願と自力本願の違いを私なりの観点から書いてみましたが私も勉強不足でそれ程詳しい訳では無いので、ひょっとしたら事実と違う部分も有るかもしれません。
これからも仏教に関しては学ぶ事はキリが無いほど有りますので、また詳しく説明できるようになった時に改めて書き込みしてみたいものです。
そして、様々な宗教が有りそれぞれ信仰目的が違い、仏教の中でも沢山の宗派に別れてて考え方等の違いが有れど
信仰してる人は自分自身の幸せを願って信仰してると言う部分は仏教に限らず、キリスト教でも神党でもイスラム教でも同じなのでは無いかと思っております。
前編でも少し似たような事を書きましたが、信仰してる事により、病気、老化、死亡と言う事に前向きに向き合う事で、苦しみから逃れ
死に直面したさいに、安らかに逝けるのだと私は思っています。
最後まで読んでくれた方々、ありがとうございます。
光明真言
オンアボキャベイロシャノウマカボダラハンドマジンバラハラバリタヤウン
🙏😌
願わくはこの功徳を似ってあまねく一切に及ぼし我らと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを!
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