お久しぶりです。最近は昼寝や、普段はあまり積極的に見ないアニメ鑑賞等で大変忙しく、なかなか更新していませんでした(後少し前にはパソコンが大破したのでフォーマットしてました)。
僕はあまりアニメを見ないのですが、今期はお楽しみがたくさんありました。いくつか、紹介したいなぁ、と思います。今回は、タイトルどおり、「このすば」です。
何も考えなくていいアニメって、いいね……。
ひたすら毎話楽しみにしていました。ハイセンスな笑いを提供するのも、アニメの役割です。内容は、恥ずかしい死に方をした主人公が、女神アクアに転生の際に馬鹿にされた腹いせに、女神を異世界転生の持ち物にするお話です。異世界から戻ってくるために、女神は魔王を倒さなければなりません。そして彼らは、魔王討伐の旅に出る……。
が、壮大に何も始まらないところから始まります。
この作品は、真新しい要素をほとんど持っていません。これが、吉と出る作品というのは大変珍しいのではないでしょうか。王道、とはマンネリ化するものですから、過去の名作を上回る作品を作るというのは、大変難しいのです。
では、真新しさを持たないで、どのように作品を展開していくのでしょうか。
例えば、テンプレートから、視線を逸らす、という方法があります。例えば、選ばれた勇者という視線を排除する、という方法です。上手に立ち回れば、名作になります。僕の理想とする主人公は、視点であり、特別でない存在なのです。例えば、運が高く、知力がそこそこ高いだけで、特にこれといって強くない主人公ですとか。
この作品を見始めたのは実はかなり後半で、相当後悔しました。しかし、ふたを開けてめれば、主人公が妙にリアリティのある視点から(ある種の合理性を考慮して)、ご都合主義の世界のモブキャラの一人として、土木工事したり雑魚に苦戦する姿は、なんとも滑稽ではありませんか。こういう馬鹿騒ぎは、僕のハートをつかむには十分すぎました。
主人公というのは、視点です。視点というのは、世界の見え方です。視点があまりに強力になると、作品に近寄りがたくなる、と思います。逆に弱すぎると、作品に気づかないものです。要するに、バランスというのは非常に重要なものです。極端な特徴で人をひきつけるという意味では、この作品は、普通かな、と思います。ですが、バランスは大変いい。こういった作品が増えると、社会は活気付くというものです。
最後に教訓めいたことを言ってしまいましたが、要は面白いということです。コメディやギャグは、作者のモチベーションの維持も、笑いを取るだけの技術も、大変重要です。そうした才能を持っている人は、羨ましいですね。
では、駄文長々と、失礼いたしました。
ちなみに現状一番好きなキャラは、起動要塞デストロイヤーの製作者です。
僕はあまりアニメを見ないのですが、今期はお楽しみがたくさんありました。いくつか、紹介したいなぁ、と思います。今回は、タイトルどおり、「このすば」です。
何も考えなくていいアニメって、いいね……。
ひたすら毎話楽しみにしていました。ハイセンスな笑いを提供するのも、アニメの役割です。内容は、恥ずかしい死に方をした主人公が、女神アクアに転生の際に馬鹿にされた腹いせに、女神を異世界転生の持ち物にするお話です。異世界から戻ってくるために、女神は魔王を倒さなければなりません。そして彼らは、魔王討伐の旅に出る……。
が、壮大に何も始まらないところから始まります。
この作品は、真新しい要素をほとんど持っていません。これが、吉と出る作品というのは大変珍しいのではないでしょうか。王道、とはマンネリ化するものですから、過去の名作を上回る作品を作るというのは、大変難しいのです。
では、真新しさを持たないで、どのように作品を展開していくのでしょうか。
例えば、テンプレートから、視線を逸らす、という方法があります。例えば、選ばれた勇者という視線を排除する、という方法です。上手に立ち回れば、名作になります。僕の理想とする主人公は、視点であり、特別でない存在なのです。例えば、運が高く、知力がそこそこ高いだけで、特にこれといって強くない主人公ですとか。
この作品を見始めたのは実はかなり後半で、相当後悔しました。しかし、ふたを開けてめれば、主人公が妙にリアリティのある視点から(ある種の合理性を考慮して)、ご都合主義の世界のモブキャラの一人として、土木工事したり雑魚に苦戦する姿は、なんとも滑稽ではありませんか。こういう馬鹿騒ぎは、僕のハートをつかむには十分すぎました。
主人公というのは、視点です。視点というのは、世界の見え方です。視点があまりに強力になると、作品に近寄りがたくなる、と思います。逆に弱すぎると、作品に気づかないものです。要するに、バランスというのは非常に重要なものです。極端な特徴で人をひきつけるという意味では、この作品は、普通かな、と思います。ですが、バランスは大変いい。こういった作品が増えると、社会は活気付くというものです。
最後に教訓めいたことを言ってしまいましたが、要は面白いということです。コメディやギャグは、作者のモチベーションの維持も、笑いを取るだけの技術も、大変重要です。そうした才能を持っている人は、羨ましいですね。
では、駄文長々と、失礼いたしました。
ちなみに現状一番好きなキャラは、起動要塞デストロイヤーの製作者です。
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