潮待小屋

汽水域は海のゆりかご

 
8月某日  釣果:キビレの仔3匹、ハゼ10匹、イシガレイ2匹他

夏期休暇がとれたので、九十九里浜の中央に位置する南白亀川河口に、平日ふらりと出かけた。
いつもよりゆっくり出発し、釣り場に着いたのは朝の7時。
ここは河口北側に公園が整備されていて、無料駐車場やトイレもあり家族連れにはとても便利。
もちろん海水浴場もある。
周辺の他の海水浴場のように海の家の呼び込みのお兄さんに有料駐車場に誘導されてしまうこともなく、お勧めである。
そもそもどうして公共の海岸に車をとめて彼らに駐車料金を要求されるのか。
大体が鉄骨造りの海の家自体、違法建築物ではないのか。

などと考えつつ橋を渡り、河口南側の波乗り道路橋脚下で釣りを開始した。
潮は下げ5分といったところか。
磯竿1号5.3M、道糸2号、中通しオモリ1.5号、ハリス1.5号にチヌ針1号を結んだシンプルなミャク釣り仕鰍ッである。餌は青イソメ。

釣り始めてすぐに、鋭い引きでチンチン(キビレの仔)が鰍ゥってきた。
その後も立て続けに2匹ヒット。
娘達に見せてやろうと思い1匹だけキープして、あとはリリースした。

この川にいるのはクロダイの仔ではなくキビレの仔が多い。
腹ビレ、尻ビレが黄色く、全体に薄緑がかった銀色で、クロダイとの違いはすぐにわかる。
クロダイよりもキビレの方がより汽水域を好むと、ものの本には書いてある。

また、この日はイシガレイの仔も2匹釣れた。まだ遊泳力の強くない幼魚達が九十九里の荒波を避けてこの川に入ってきているのだろうか。
小さな川だが、この海にとっては大事なゆりかごだ。大事にしたい。

約2時間ほど釣ったところで、暑くなってきたので納竿とした。

本日の釣果: キビレ3匹、ハゼ10匹、イシガレイ2匹、ウロハゼ1匹

(2001年8月)
  

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