潮待小屋

Cold As Ice

 
1月某日  釣果:ハゼ1匹(さぶっ・・・)

天然の鮭が遡上するといわれる栗山川。
その河口にある屋形港へ、寒ハゼ狙いで釣行した。

県道一宮線を一路北上。
BGMに、「フォリナー」のCDをガンガンにかける。
私の大好きなブリティッシュロックバンドだ。
といっても英国人と米国人半々のバンドだが。
「Cold As Ice」は名曲だ。

途中、片貝漁港を過ぎたあたり左手にある釣餌自販機で青イソメ購入し、午前5時、屋形港に到着。
秋のピーク時には釣り座の確保だけでも大変だが、12月を過ぎるとガラガラだ。



寒さに震えながらいつものチョイ投げ仕鰍ッを2組セットして港内で釣り開始。
私の他には、シーバス狙いのルアーマンが一人、対岸で黙々とキャストを繰り返している。

小一時間たっても、まったくアタリなし。
そのうち件のルアーマンはあきらめた様子で帰り支度をはじめる。港の中にシーバスは入ってきていないらしい。

やがて夜が白々と明け始め、下げ潮の流れが出てきた頃に待望のアタリ。
全長20センチ強の大ハゼだ。
これこれ、これが釣りたかったのだ。と一人盛り上がるも、その後アタリが続かない。
やはり時期的に遅すぎたのか、水温もずいぶん下がっているようだ。
釣り上げたハゼの体も氷のように冷たかった。

やがて地元のウキ釣り師2人が登場。
この人たちのグループは春夏秋冬、朝早くいつも必ず同じ場所に陣取って立ちウキを流している。
フッコ狙いと思われるが、残念ながら釣れたところは見たことがない。
今日はあまり本気で釣りをする気がないのか、二人で仕鰍ッを見せ合って、ああだこうだと仕鰍ッ談義を始めてしまった。

さらに新たなる地元釣り師3人登場。港の中ではなく、川の流心に向かって重そうな両テンビン仕鰍ッを投入し、大きくしゃくり始める。
ギャング仕鰍ッで何か狙っているようだ。寒ボラか? もしかしてスズキ? 
こちらも残念ながら釣果なし。
秋にはこの仕鰍ッでシタビラメを狙うおじさんがいるが・・・。

そうこうする内に北風がさらに強くなってきた。
あまりの寒さとダメダメムードに、午前8時ギブアップ。

ちなみにこの日はこの冬一番の寒さだった。

本日の釣果: ハゼ1匹

(2002年1月)
  

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