管理人の釣った小メジナ。
しかしこのあと、あっと驚く大メジナが・・・
(Trilogy-1より続く)
鵜原・勝場漁港を脱出した私は、新たな釣り場を求めて、吉尾、松部、勝浦漁港タンク前をチェックして回ったが、どこも先客ありで満員。
朝7時半、ようやく辿り着いたのは、川津漁港、市場前の岸壁。
漁協が休みの日限定の釣り場だ。
「メジナでも、イワシでも、釣れればもう何でもいいです」と、すっかりダメ男モードに突入した管理人。
対象魚種不明のウキフカセ仕鰍ッを用意して竿を出す。
第1投目から、錘負荷B号の円錐ウキを綺麗に消しこんで上がってきたのは、元気のいい中メジナ。
この岸壁は潮通しがよいので、外海からそこそこの型のメジナが入ってくるのだ。
朝夕のまずめ時は、アジも釣れる。
私のほかには、中学生くらいの男の子を連れたお父さん、男女2:2の若者のグループ、そしてタコテンヤで岸壁を小突いて回る地元のおじさんのみ。
いつもながら、がらがらである。(笑)
勝浦漁港の混雑ぶりとは大違いだ。
小一時間ほど飽きない程度に中メジナと遊んだところでコマセも無くなり、今日の釣りはおしまいにした。
私が荷物を片付け、車に積み込んでいると、突然背後から大きな歓声が聞こえてきた。
4人グループの若者の一人が、コンパクトロッドを大きく曲げて、何か大きな魚と格闘している。
「巨ボラか?」
そう思ってそのまま車に乗り込もうとしたところ、さらに地元タコ師の大きな声が。
「メジナだ!でかい!」
なんだって?
私はすぐに野次馬根性を出して覗きに行った。
子供連れのお父さんは、玉網を持って駆けつけてきた(偉い!)
お父さんの差し出した玉網に無事おさまったのは、目測40センチ超の大メジナ。
外海から上げ潮に乗って入ってきたものらしい。
地磯でもめったにお目にかかれない堂々たる立派な魚体だ。
釣り上げた若者は、獲物を持ち上げて誇らしげに記念撮影をしていた。
きっとこれで、どっぷりと釣りにはまってしまうこと間違いなしだ。
ここのャCントは、漁港内といっても思わぬ大物が回遊してくることがあるので、油断してはいけない。
玉網は必ず用意するようにしたい。
「潮待小屋」の釣り場紹介にもちゃんとそうう書いてあったでしょ。(笑)
(Trilogy≠R(釣行記:蓮沼~一宮)へ続く)
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