潮待小屋

春潮にまつわるエトセトラ

 
釣友の"グレ大好き"さんから、釣行のお誘いをいただいた。
ちょうど仕事もひと段落したところなので、ありがたくお伴させていただくことにした。

そういえば、前回グレさんと一緒に竿を並べたのは、かれこれ2年以上も前のことになる。
あの頃とはウエアも道具も体型も変わっているけど(笑)、お互いすぐにわかるだろうか?
懐かしさと嬉しさでわくわくしながら、釣り場に向けて車を走らせる。

本日のBGMは"PUFFY"。
何を隠そう、実はファンなのだ。
わるいか?(笑)

  
PUFFY "JET CD" (1996)           "amiyumi" (1996)

♪渚へ行こう~
♪乗り込んでいこう~

・・・と歌っているうちにKG某所に到着。
時刻は午前4時。
グレさんとは夜明け後に落ち合う予定なので、それまでとりあえずアジを釣って、お土産を確保する作戦である。
そうです私は堅実派。

今日は大潮で、満潮は午前5時過ぎ。
天候は無風でベタ凪。
アジ釣りには絶好のコンディションだ(・・・と、このときは思っていた)。

いつものカゴフカセ仕鰍ッで、鉄板ャCントのテトラ際回遊路を探る。
まずはタナを浅目にとって水面近くにコマセを効かせ、アジの活性をチェックする。

・・・20分。

・・・30分。

う~ん、渋い!
朝の冷え込みで水温が下がっているのだろうか。
タナを徐々に深くして中層から底層まで探ってみるが、全く生体反応がない。
アジはおろか、外道のアタリさえも皆無。
むむむ、いったいどういうことだろう。
潮が澄み過ぎて、魚が沖に逃げてしまったのだろうか。



それでもいつか群れが回ってくるのでは?と一縷の望みをつないで粘ってみたが、朝マズメのプライムタイムになっても全くアタリが無い。

がーん!
坊主でした(泣)。


明るくなって、次第に海の中の様子が見えてきたが、コマセを入れても餌取りのウミタナゴさえ寄ってこない。
沖合を泳ぐ鵜も、お目当ての獲物がいないのか、所在なさげである。
うーん、参った・・・・


しかし、こんなところでいつまでも黄昏ているわけにはいかない。
ここはびしっと気持ちを切り替えねば!

急いで荷物を片付け、グレさんと落ち合う予定のKM某港へと移動した。



車を飛ばして目指す港に到着し、待ち合わせのャCントに向かう。
と、そこには懐かしいグレさんの姿(お久しぶり~♪)。
ジェントルな優しい笑顔に迎えられ、しばし談笑。
グレさんは一足先に竿を出して、既にメバルを一匹釣り上げていた。

テトラのャCントの足元には海藻の生えた沈み根が張り出しており、いかにもクロダイの乗っこみ場という雰囲気である。
4月に入れば面白いャCントかもしれない。

グレさんから少し離れたテトラ上に釣り座を構え、いよいよ実釣開始。
よーし、なんとか足裏メジナ一匹釣って帰るぞ~っ!(笑)

が、しかし・・・・・・

ここでも状況は厳しかった。
既に満潮から下げに入っているというのに、目の前の潮は全くと言っていいほど流れず、ウキはピタッと一か所に止まったまま動かない。
潮は見事に澄んで、海底の様子まで丸見えである。
げげ・・・。

グレさんの状況はいかにと見てみれば、なんとか木端サイズのメジナは寄せているものの、それ以上のサイズが出せずに苦戦している様子。
なんと、この釣り場のエキスパートであるグレさんまで・・・

うーん・・・

率直に言います。

全く釣れる気がしねえっ!


結局、1時間も経たないうちに釣りを諦めてしまった私は、再びグレさんの隣に座り込んで四方山話。
(釣りの邪魔をしてすみませんでした。)
色々と情報交換をさせていただき、再会を約して帰路についた。


グレさん!

次回は絶対、リベンジですぞっ!!!




     

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