3月半ばともなると、仕事の方も俄然あわただしくなってくる。
土曜日も終日残務処理に追われ、青息吐息。
ふう・・・
先日も、釣り場の駐車場で偶々会った釣友に、「いつまで失踪してるの?」と訊かれた。
失踪とはなんとも人聞きが悪い(笑)。
仕事の予定があって、たぶん夏頃までブログはお休みすると思うと答えたが、突然ネット上で消息を絶ってしまったために色々とご心配をかけてしまったらしい。
いやはや、申し訳ない。
でも、おかげさまでこの通り元気です。有難う。
休日には釣りもしてますから。
釣行記もちゃんと書き溜めてますから。
(いずれまとめて公開します。)
・・・というわけで、日曜日の午前中少しだけ時間が空いたので、気分転換もかねて早春の外房釣査に出かけることにした。
2~3時間くらいは遊べるかな♪
本日のBGMは、「失踪といえばこのお方」(?)のマイケル・シェンカーてんこ盛り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/67/a625f75cb0c1b5f7096fcb25cc07ea09.jpg)
McAUREY SCHENKER GROUP "SAVE YOURSELF" (1989)
激しいメンバーの入れ替わりでグダグダになっていたMSGを、新ボーカリストのロビン・マッコーリーを迎えて建て直したのがこの頃。
グループ名も、マッコーリー・シェンカー・グループに変わっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/0b/8c6ced38f2ef60693eeb0a4d23ff8580.jpg)
"CONTRABAND" (1991)
MSGの活動のかたわら、所属レコード会社の「企画モノ」アルバムにもひょっこり参加。(させられたのかな?)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/f7/1a38f6e5405cff1cf0b8639b263dd84e.jpg)
UFO "WALK ON WATER" (1995)
そして1994年、ついにUFO再結成。
このメンバーが再び集まるなんて、UFOでプレイするマイケルを聴けるなんて、まさに奇跡だ!と古くからのファンは狂喜乱舞した。
しかし・・・
1998年の日本公演で彼は再び精神的に不安定な状態となり、突然ステージをキャンセル。
3日間の東京公演を中止に追いやり、「またか・・・」と多くのファンを失望させた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/1f/95d314c001c359ce83743643da78ad62.jpg)
MICHAEL SCHENKER GROUP "LIVE~THE UNFORGIVEN WORLD TOUR" (1999)
そして、その事件の一年後、再びMSGを率いて行った全米ツアーの様子を収録したアルバムがこれ。
当時彼がいったいどんな心境だったのか本人以外知る由もないが、すっかり吹っ切れた様子で、古いUFOやMSGの曲をのびのびと演奏している。
「たとえ誰になんと言われようとも、マイケル・シェンカーは永遠にマイケル・シェンカーなんだなあ・・・」などとぼんやり考えているうちに、車はKG某所に到着。
ここは海藻の茂る浅い磯場に砂地混じりの溝が走る、見るからに「いかにも」な乗っ込み場だ。
ャCント選択は完璧(?)。
万が一、思いもよらず大物クロダイでも釣ってしまったらどうしよう。
「いやあ、実はひそかに狙ってたんですよ」と、もっともらしくコメントすべきなのか。
それとも正直に、「あはは、こんなもん狙って釣れるわけないでしょ、運です運」と身も蓋もなく言い放つべきなのだろうか。
うーん、悩んでしまうぞ(笑)。
しかし・・・その心配は無用だった。
管理人の目に飛び込んできたのは、緑白色に濁った、いわゆる「菜ッ葉潮」の海。
春に特有のこの潮が入ると、どういう原理かは知らないが、てきめん魚が釣れなくなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/3c/9c351d7f6356a8e91caee8d67a87a84d.jpg)
周囲の釣り師達に状況を聞いて回ってみても、案の定、渋い返事。
フグしか居ないという。
ななな、なんということだ。
満を持してやってきたャCントだったのに・・・・・・・
結局ここでの竿出しは諦め、次のャCントへ移動した。
次に訪れたのは、KM某所のテトラ。
穏やかな湾内に位置し、外海が荒れている日でもあまり影響を受けずに竿を出すことができる。
春になればクロダイ狙いの釣り人でにぎわう人気のャCントなのだが・・・・。
ここでも状況は厳しかった。
目の前に広がるどよーんとした菜っ葉色の海。
先程のャCントとは一転して、べったべたのベタ凪。
先客達も皆一様に「どよーん」顔。
いつもはうるさいくらいに沸いて出るコッパやウミタナゴの姿さえ無いという。
仕方なくテトラの上から竿を出しては見たものの、予想通りの撃沈。
ぐわあ!
絶望したっ!
生命感のかけらもない海に、絶望したっ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e9/34cf816880f804279b0c5a3fe5ac5c1d.jpg)
すっかり心の折れた管理人。
早々に竿をたたみ、そのままふらふらと辺りの海岸を散歩。
春の日差しを浴びて金色に輝く菜の花が妙に眩しかった。
管理人が本当に失踪してしまったら、
それは「菜ッ葉潮」のせいですからっ!
サガサナイデクダサイ・・・・・・・・