しばらく房総半島から離れて蛇行していた黒潮が、急接近してきました。
外房沖のすぐ近くに潮目が発生している模様です。
<2週間前>
<今週>
(出典:千葉県水産総合研究センター)
何かが起きる予感!
さっそく船宿さんに予約を入れ、出撃してきました。
ファーストペンギン港から出港です
ファーストペンギン港から出港です
予報では晴れるはずだったのですが、あいにくの雨模様。
出航前には沖の方で雷も光っていました。
最初のポイントは水深15mの根周り。
ローライトコンディションでいい雰囲気の中、キャスティングでヒラマサを狙いましたが不発。
大型フックを咥えきれないイナダが数尾じゃれついてきただけでした。
沖へ移動
その後はポイントを転々としながら少しずつ沖へ出ました。
沖へ移動
その後はポイントを転々としながら少しずつ沖へ出ました。
水深30m前後でボトムに魚影反応。
ジギングに切り替えて攻めましたが船中アタリは遠く、たまに上がるのはイナワラ、カンパチ。
私にはスレ掛かりのマダイ(リリースしました)。
ヒラマサはなかなか顔を見せてくれません。
さらに沖へ
その後も魚群を探して沖へ沖へ。
とうとう水深50mラインまでやってきました。
この辺りまで来ると陸は完全に見えません。
海の色も変わり、黒潮の中に入りました。
はっきりとした潮目も目視できます。
魚探の画面を見ると、中層に魚影反応。
カツオかキメジ?
シルエットが小さく沈みの早いジグにチェンジすると・・・
セカンドステージ「マグマ」140g
さっそくヒット!
この走り方は間違いなくカツオ系です。
お土産ゲットなるか?
しかし、上がってきたのはカツオでもキメジでもなく、遊漁規制の対象となっている本メジ(クロマグロの幼魚)でした。
船中次々と竿が曲がりますが、ほとんどがメジマグロ。
船長が的確に指示して全て船縁リリースです。
サワラが一本だけ上がっていたかな?
私もサワラを釣りたかったのですが、後に続けずタイムアップ。
お土産は釣れませんでした。
今日は完敗です。
帰る頃には空も快晴
港への帰路はロングクルーズ。
珍しく爆睡してしまいました。
そんなこんなで、本命の顔を見ることはできませんでしたが楽しい釣りでした。
また次回頑張ります。
◇◇◇◇◇
余談ですが、同船者の中にはクロマグロの遊漁規制についてご存知ない方もいらっしゃったようです。
オフショア青物を楽しむ上では必ず認識しておくべきルールですので、今一度ご確認ください。
<ポスター>
<規制概要>
<採捕実績(11月現在)>
なお、このルールの是非については議論があります。
私も昨年、この件についてブログ記事を書きました。
ご参考までに。
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