今日は本年初の釣行。
昨年の初釣りは散々な結果に終わったが、今年はどうだろう。
幸い、天候も潮回りも悪くない。
ぜひとも良いスタートを切りたいものだ。
期待に胸を膨らませながら車に荷物を積み込み、いざ出発。
深夜の国道128号線を南下する。
BGMは「U2」。
（U2"18singles"）
♪Nothing changes on New Year's Day
I will be with you again
I will be with you again ・・・
午前4時、KG到着。
岸壁に車を横付けし、ャCントのチェック。
しめしめ、誰もいない♪
本日のターゲットは「ヒラメ」。
昨年の最終釣行のリベンジだ。
ヒラメはベイトフィッシュの群れの下に着いているので、アジが釣れるャCントならどこでも狙うことができる。
沈み根の間にちょっとしたフラットな砂利底があれば、磯場でも釣れる。
砂浜で狙うよりャCントを絞りやすく、むしろ確率は高いかもしれない。
まずは活き餌用の小アジ調達からスタート。
オキアミ餌のカゴフカセ仕鰍ｯを流し始めて数投目。
小気味の良いアジのアタリが出るようになった。
しかし・・・
「アジが大きすぎるっ！」
食ってくるのは体長20センチ程の「中途半端な」サイズばかり。
活き餌にするには大きすぎるし、キープするにはちょっと小さい。
時折食ってくる25センチ前後の良型だけを選んでキープしながら、しばしの間、辛抱の釣りを続けた。
そして、東の空がほのかに明るくなり始めた頃、ようやく待望の小アジ（15センチ前後）の群れが回ってきた。
「よっしゃあ！来たぞ♪」
せっせと仕鰍ｯを打ち返し、海水を張ったバッカンに10匹ほどキープして、活き餌調達を完了。
次はいよいよ泳がせ釣りだ。
夜明けまでもうあまり時間がないぞ。
急げ急げ。
ロッドケースから磯竿4号と6号ラインを巻いたスピニングリール5000番のセットを取り出し、いつものぶっこみ泳がせ仕鰍ｯを結ぶ。
これに小アジを鼻鰍ｯして、テトラの先竿3本ほどのャCントに投入。
ラインを張って、アタリを待つ。
数分後、さっそく本日初のアタリ。
しかし、海中から姿を現したのはなんと管理人の背丈ほどもある巨大な「ダイナンウミヘビ」。
うねうねと気持ち悪いので、魚体に触らずそのままリリース。
その後も一投ごとに大きなサメ（たぶんドチザメ）が次々とヒットし、そのたびに4号竿が満月に曲がる。
海の中は「サメ風呂」状態。
うわああ～、助けてくれえ～、腕が痛い～（泣）。
そうこうするうちに、すっかり日も昇って明るくなってしまった。
うわっ、これはやばいぞ！
朝まずめの時合いが終わってしまう。
もしかして、下手こいたか？・・・（汗）
管理人が半分諦めモードになりかけたそのとき、突然今までとは違ったアタリが出た。
竿先を小刻みに震わせて、何かが元気よく海中を走りまわっている。
サメのように、竿全体を海中に引き込むようなパワーはない。
かといって、ヒラメのようなグングングンッというビートの効いた引きでもない。
ただただ猛スピードで左右に走り回るだけ。
一体何だろう？
あまり大きくないので一気にグリグリと巻き上げ、ごぼう抜きで取り込んだのは、なんと季節外れのイナダ（ワカシ？）37センチ。
ブリはお正月の縁起物だ。
本命じゃないけど、いいお土産ができた♪
結局、本日の獲物らしい獲物はこのイナダだけ。
その後もヒラメのアタリはなく、サメとの格闘で終わってしまった。
これだけサメがうろうろしていたら、さすがにヒラメも逃げ出してしまうのだろうか。
午前9時、餌の小アジも尽きたところで本年の初釣りを終了。
「サメ風呂」テトラを後にした。
＜本日キープした獲物＞
イナダ37センチ、アジ23～27センチ×9匹
本命はゲットできなかったけれど、なかなか楽しい初釣行となった（笑）。
「泳がせ釣り」面白いです！
・・・・・・・・・・・
晩酌の肴は、外房産天然イナダと外房名物「金アジ」のお造りお盛り合わせ。
お酒は富津の地酒「聖泉」で。
うーん♪
まいう。
