潮待小屋

PRESSURE

  
今日は2週間ぶりの釣行。
管理人は今月をもって仕事を替わることになり、先週、今週と引き継ぎやら打ち合わせやらあいさつ回りやらで大わらわ。
昨日ようやく一息つき、気分転換にどうしても海の空気が吸いたくなった。

朝寝坊して出発時間が遅くなってしまったので、あまり遠出はせずに大原漁港へ。
狙いはメッキ。
そろそろ群れが回遊してくる季節だ。

朝8時、市場前・赤灯横のお気に入りャCントに到着。



さっそく磯竿1号にウキフカセ仕鰍ッをセットし、釣り開始。
餌はメッキによく効く青イソメ。
水中でくねくね動く姿がメッキの食い気を誘うようだ。
(メッキは動かない餌への反応が極端に悪いので、オキアミ餌の場合には細かく誘いをかけてやると良い。)

しかし、先日来のシケで港内に濁りが入っているためか、はたまた潮回りが良くないせいか、港内にメッキの姿は見られず。
うーん、残念。

代わりに次々とウキを消しこむのは、かわいいかわいい「チンチン」ちゃん。
(チンチンとは、関東でのクロダイの当歳魚の呼び名。下のバケツの中は全部チンチン。)
 

 
まだ食べるには小さいが、あと1か月半もすればお惣菜サイズになるだろう。
 
そうこうするうちに、赤灯横のャCントには折からの北風で流されてきたゴミが吹き溜まり、かなり釣りづらい状態になった。
そこでャCントを替えて、風裏になるタンク前の船道側に移動。


 


こちらは波も穏やかで、潮も比較的澄んでいる。
すぐ足元の敷石の際に沿って仕鰍ッを流してやると、かわいいカゴカキダイが釣れた。



他にも、メジナ、シマダイ(イシダイの幼魚)、セイゴなどが次々と元気よく食ってくる。
海の中はもうすっかり秋模様。
一年のうちで一番賑やかな季節だ。

こうして海に向かって竿を出していると、仕事のドタバタも、肩にかかった重圧も、しばし忘れることができる。
まあ、なるようになるさ。
そこに魚が居れば釣れるし、居なけりゃどうじたばたしたって釣れない。
それだけのことだ。

そう思うと、すーっと楽な気分になった。
ほっと一息。
癒しのひととき。

やっぱり釣りっていいなあ♪


・・・・・・・・・・・・
<本日のBGM>


BILLY JOEL "THE NYRON CURTAIN" (1982)
  
  
  

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