![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/fc/2d53cade598d9f02dea6d10c289bbee2.jpg)
初めにお断りしておきますが、本日はこれといった釣果はありません。
また、特段参考になるような話もありません。
お詫びといってはなんですが、冷たいバーボンソーダなど一杯いかがでしょう?
ささ、どぞどぞ。
今日は、お盆休みの日曜日。
海辺の行楽地はどこも人だらけ。
地元釣り師は、こんな日に釣りに行ったりはしない。
しかし、ここ2週間釣りをしていない管理人は欲求不満気味。
無謀とは知りつつも「ショゴ祭り」の誘惑には勝てず、ひとり勝浦に出撃したのであった。(←馬鹿)
朝3時、勝浦に到着。
墨名堤防はすでに満員御礼状態で、管理人のいつものャCントにも先客がいる。
「こりゃだめだ」と車に戻り、国道128号線をさらに南下。
激混み必至の人気釣り場・興津はパスして浜行川へ。
赤灯堤防の様子をチェックしてみるが、ここも既に定員オーバー。
「ううむ」とうなって再び北上し、向かったのは守谷漁港。
荒熊の磯はどうよ?
しかし、港内の駐車場はなんと民宿の宿泊客の車で満車。
駐車スペースが無いではないか。
がーーーーーん!
進退きわまった管理人は、結局もとの墨名堤防に戻ることにした。
海沿いの道を北に走り、勝浦湾に差し鰍ゥったところで管理人の目に飛び込んできたのは小さな串浜漁港。
堤防の先端部に数名の先客が居るが、他の堤防に比べればすいている。
仕方ない。今日はここで釣ってみよう。
同じ勝浦湾内だから、きっとショゴも居るよね。居るといいな。居て欲しいぞ・・・。
若干弱気になりながらも車を停めて荷物を降ろし、堤防先端部へ。
先客の隣に入れてもらって、タックルの準備をする。
セットしたのは、1.5号の磯竿に、道糸3号、ハリス2号、チヌ針2号のウキフカセ仕鰍ッ。
「アジも小メジナも相手にしないぞ。もはやショゴしか眼中に無いのだ。」というマッチョな仕鰍ッである(笑)。
餌はLサイズのオキアミ一匹鰍ッ。
時刻はそろそろ夜明け。
船道のャCントに仕鰍ッを投入し、アタリを待つ。
やがてスパッというアタリでウキが消しこみ、約25センチの良型のアジがヒット。
これは幸先がいいかも、と一瞬思ったものの、その後アタリは続かず、朝マズメの時合いは終了。
その後、先客が帰った後の堤防先端部に移動してさらに粘ってみるが、一向にアタリなし。
今朝の勝浦湾は無風のべた凪で、海面はまるでプールのように静か。
こんな状況下では、魚の活性も上がらない。
いわゆる「凪唐黶vというやつか・・・。
堤防上は、ファミリーフィッシングの釣り人で次第に賑わい始め、さらに「まったり感」が増す。
ふと足元を見ると、コマセによってきた小シマアジの群れがひらひらと泳いでいる。
墨名堤防のテトラ周りにもうじゃうじゃ居るやつらだ。
仕方ない。ショゴがダメなら小シマアジでも釣ってお土産にしよう。
ハリスを1.2号に、針をチヌ針0.5号に換え、餌も小さめにつけて、群れの中にャ`ャリと落としてみる。
しかし・・・。
小シマアジたちは、すぐ近くまで餌を見に来るだけで、一向に食いつこうとはしない。
餌を躍らせ、誘いを鰍ッてみてもダメ。
完全に見切られているらしい。
なんて憎たらしいやつらだ。
管理人はさらにハリスを0.8号に、針を袖針4号に落としてみた。
これならどうだ!
しかし、それでも一向に小シマアジ達は餌を口にしようとしない。
オキアミがお気に召さないのだろうか。
それとも、澄み潮、べた凪のせいで、仕鰍ッがはっきり見えてしまっているのか。
6月頃の豆シマアジは、どんな餌にでもどんどん食いついてくるくせに、少し大きくなるととたんに警戒心が強くなるのだろうか。
うーむ・・・。
すると突然、横のほうから軽く50センチを超える巨ボラが現れ、パクリと針をくわえてしまった。
うわ!やばい!
こんな奴を掬って玉網を汚したくないぞ。
管理人がロッドをひとあおりしてハリスを切ろうとしたそのとき、背後から、「おお、すごい!」「きっと大きいねー!」というギャラリーの声。
何ですと?こいつを取り込めというのですか?
観客の期待には応えなければならない。
元バンドマンの悲しいサガである。
管理人は、巨ボラを相手に、細ハリスで慎重なやり取りの末、無事玉網にその巨体を収めた(笑)。
巨ボラをリリースした後は、ふたたびまったりモード。
やがて小シマアジの姿も見えなくなった。
かわって現れたなにやら小さくて赤っぽい小魚の群れのうちの一匹が、不幸にも管理人の針に鰍ゥってしまった。
それがこいつ。タイの稚魚。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/00/fb3af47661473333a3b508b3625b9f7e.jpg)
水槽で飼ったらきっと可愛いと思う(笑)。
記念撮影をして、リリース。
次第に気温も上がり、暑くなってきた。
堤防から見える128号線の車の通行量もかなり多くなっている。
渋滞に巻き込まれる前に帰路に着くべく、不本意ながら竿をたたんだ管理人であった。
やっぱり墨名堤防に行っておけばよかったんだろうか?
ショゴは釣れていたのだろうか?