「地磯で５時」
（台詞）
「ええっと、今日の日の出は・・・と。
ん？５時１４分！うわ、やっべえ、間に合うかなあ・・・」
♪海岸線を走る風の中で
そわそわ先を急ぐこの想いが
「１０分前」
白み始める東の空
岬に続くカーブ回れば見える
今日は地磯で５時 ひとりでWading
ちょうど地磯で５時 朝マズメの刻（とき）が始まる
街道沿いの狭い釣り餌屋で
いつものコマセ買って飛び出すのさ
「１０分後は」
朝焼け照らす磯に立って
海に向かって仕鰍ｯ遠投するよ
今日は地磯で５時 カモメがNavigate
それは地磯で５時 紅く染まる海が輝く
本命はあそこの溝だ 帰れない釣り上げるまで
今日は地磯で５時 ひとりでWading
ちょうど地磯で５時 チャランボ立てて Oh Baby
今日は地磯で５時 グレ針結ぶよ
それは地磯で５時 コマセ撒いて Oh Baby
今日も地磯で５時 ひとりでWading
ちょうど地磯で５時 今マズメの刻（とき）が始まる
（台詞）
「わーい、アジが釣れたよ。大漁大漁。
え、本命はメジナじゃなかったのかって？
気にしない気にしない。あははは・・・・」
鈴木雅之「MartiniⅡ」(1995)
菊池桃子ファンが狂喜する名曲「渋谷で５時」を収録
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＜以下、釣行記＞
そんなわけで、今日はシケ後の一発狙いで「MIの磯」（⑤-(7)）へ突入！
狙いは良型メジナ。
朝イチで入ったのは、通称「高磯」。
足場が高く、潮位の高い時間帯でも釣りをすることができるャCントなのだが、今日はいささかやばかった。
時折やってくる高い波が磯に打ちつけて波しぶきを上げ、ものの１０分もしないうちに管理人はずぶぬれ。
泣きそうになりながら撤収し、「イケス横のワンド」に移動した。
ここなら安全だ（笑）。
海にはシケの影響でほど良い濁りが入り、イイ感じである。
これは期待できるかも。
むふふふ・・・・♪
しかし、期待に反して、食ってくるのは体長２０センチ前後のアジ君ばかり。
もうすっかり明るくなっているというのに、荒れ気味の外海に戻りたくないのか、ワンドの中はアジだらけ。
アジアジアジアジ・・・・
フグ風呂ならぬアジ風呂だ。
（パタパタと十数匹釣れたが、キープサイズ未満につきすべてリリース）
そのアジ君たちも、潮位が下がるにつれて次第に姿を消し、かわってフグが食い始めた。
うーん、やっぱりフグ風呂。
今日はここまでだ。
そんなに思い通りに釣れるわけはないと判ってはいるものの、ちょっと悔しい。
次回のリベンジを誓いつつ撤収した。
帰路、KU港に立ち寄ってTN堤防の様子を覗いてみた。
堤防外側テトラは、風で吹き寄せられたゴミで一杯。
しばらく釣りになりそうもない。
港内の岸壁は、家族連れを中心に相変わらずの大混雑。
海中を覗き込んでみると、ちびカワハギがぴろぴろと泳いでいるのが見えた。
なんとか空きスペースを見つけ、トリック仕鰍ｯを用意してカワハギ釣り開始。
餌取りの上手なカワハギの口に針をかけるのはなかなか難しく、面白くてついつい熱中してしまった（笑）。
（小一時間での釣果。半日くらい粘れば相当釣れそうだ。）
午前9時、コンクリ照り返しの暑さに耐えられなくなり撤収。
途中、大多喜の道の駅で好物のソフトクリームを食べて帰った。
本命メジナは残念ながら釣れなかったけれど、次回リベンジの楽しみはひとつ増えた。
今夜はカワハギ君をつまみに一杯やりつつ、一人反省会だ（笑）。
