悲しみのregret

　
土曜日の昼下がり。
わけあってデスクで仕事を片付けていたところ、南房方面へ出漁中のロコパパさんからメールが入ってきた。

ん？何だろう。
添付画像を開いてみると・・・・
おお！こ、これは！
平べったい「あれ」ではないか！しかもでかい！
もはや絶句するほかない。
この人には絶対に神様が降臨している。
今この人に麻雀やらせたら、一巡目で九連宝燈ツモるに違いない。

突然の衝撃画像に思考回路ショートしまくりの管理人。
仕事もそこそこに帰宅して、遅ればせながらの出漁。
ランガンしながら移動中のロコパパさんと南房某磯で落ち合うことにした。


午前3時、待ち合わせの磯に到着し車から荷物をおろしていると、ちょうど神様、もといロコパパさんもやってきた。
ャ塔ンとかしわ手打って一礼してからご挨拶。
荷物を担いでャCントへと向かった。

今日の作戦は、まずカゴフカセで小アジを捕獲し、朝になったらそのアジで泳がせ釣り。
ターゲットは、青いのor銀色のor平べったいのもしくは平たくてちょっと長いの。
ええい、なんでもいいや（笑）。
期待に胸をふくらませてアジ仕鰍ｯを投入するが・・・・

今日はなんだか様子が変だ。
魚っ気が全く無く、付け餌がまるまるそのまま戻ってくる。
フグもキタマクラもムツもネンブツもハタンモ煖盾ﾈい。
よく見ると、海の水が茶色っぽく濁っている。
前々日のシケの影響がまだ残っているのだろうか。

「う～ん、やっちまったか・・・・・」

結局、外道一匹釣れない「完全ボウズ」のまま夜が明けてしまった。
なんてこった。ここでこんなことは初めてだ。
いったい何がいけなかったのだろう。
管理人の信心が足りなくて、カゴアジの神様が怒ってしまったのだろうか。
そうだ、きっとそうに違いない。
ごめんなさい。これからは心を入れ替えて精進します。
「遠投なんかしなくったってアジは釣れるよあはは」などという不遜な台詞は口にしません。
いつか釣れると信じて仕鰍ｯを投入し続けていると・・・・・

午前6時を過ぎてすっかり明るくなった頃、突然アジの群れが回ってきた。
しかも目測２２～２５ｃｍの良型だ。
一投ごとに１～２匹の入れ食い状態。
やった～！信ずる者は救われる！
この調子で例の「あれ」まで釣れちゃったりして～（笑）♪

・・・・なんて思っていたら・・・・・

・・・・本当に・・・・・

・・・・「あれ」が・・・・・


　　きたーっ！



釣れたアジを回収しようとしていたら、突然竿先がぐぐぐっと押さえ込まれ、そして「あれ」特有のグングングンッというビートの効いた引きが！
針に鰍ｩったアジに食い付いたらしい。

ゆっくり寄せてくると、水の中から姿を現したのは目測で軽く５０ｃｍオーバー、多分６０ｃｍクラスの「あれ」。
近くにいた地元師が、「タモ入れしてやっからこっちに寄せろ～」と言ってくれる。

そして・・・・






記事の途中ではございますが、この後のことは書きたくありません。
結末はご想像の通りであります。
ひとえに私の信心が足りなかったせいです。
深く反省しています。申し訳ございません。
心の整理をつけ明日に向かって新たな一歩を踏み出すため、しばらくの間、自分探しの旅に出かけてきます。

サガサナイデクダサイ・・・・・・