下水マスと言う物があるのを知ったのは最近だ
どの家にもあるのかはわからないが、家から出た台所の排水を1メートル四方ぐらいのコンクリート性のマスに入れてゴミや油が先の菅にはいらないようにする仕組みらしい
マスの中にはゴミや油がたまり定期的に掃除が必要だ
今まではおじいちゃんとおばあちゃんでやってくれていたようで、いつ誰がどんな風に掃除しているか知らなかった
初めて覗いたマスの中は3分の1ぐらい土で埋まっているようだった
おばあちゃんに聞いてみると、それまでは年に一度ぐらい衛生車(汲み取りさん)に頼んで吸い上げてもらっていたらしい
それを忘れて2年、もしくはそれ以上間が空いてしまったらしい
こうなると汲み取りさんだけではどうにもならず、この土のような物を自力で取り除かなければならないとのこと
あらー💦と思ったがやるしかない
まずは園芸用の支柱の長くて太いので突いてみたがしばらくびくともしない
今度は鉄筋の棒を探してきた、菅はプラスチックなので壊したりしないよう慎重に、それでいて力いっぱい突いているとゴボっと穴が開いた
そこを中心に突いては泥のようなものをすくいを繰り返しているとやっと底が見えてきた
バケツに何杯か分を取り除いた
マスには排水がその先の下水に流れ込む管がついているのだが、蓋の様な物がしてあり下の方が空いていてそこから液体だけ流れて行くらしい
今回はその蓋の様な物も油とゴミ塞がってしまったらしい
それは簡単にはずれるようになっていて旦那さんと2人でなんとか蓋を拾いあげた
あーっ、これって動脈硬化じゃん!
体の中もメンテナンスをおこたるとこんな風になるのかなーっと心底ぞっとした
ちょっと話しがそれるのだが、漁師さんの家に遊びに行った事があるのだがその際そこでは台所仕事で出た排水は流さずにバケツに溜めて裏山に撒いていた
海がすぐだから汚さない為なのかと思っていたが、こうすれば肥料にも水やりにもなるとのこと
なんと手間のかかる事だと当時は思ったが、今では暮らしってこう言う物だなーと納得できる
これからは動脈硬化にならないように、油汚れはきれいに拭き取ったり、お鍋や煮物で出た油は冷まして油を固めてから取り除いたりしようと思った
油に限らず、つゆもなるべく残さないようにしないとなーと思った
排水にまで想いがいたるのは歳をとったからかもしれないが大事な事には違いないな
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます