創作落語 「手もみ」 楽しくないと 落語じゃない そのように 思っている お方が 多いでしょうか そうでもない 人の生き方を 話

創作落語
「手もみ」
楽しくないと
落語じゃない
そのように
思っている
お方が
多いでしょうか
そうでもない
人の生き方を
話しにした
それが
落語ですから
楽しいこと
笑えること
ばかりじゃない
そうも
言って
られないのが
落語の性って
もんで
ございます
落花生と
似ているように
感じます
楽べる楽しみ
落ちる時のさびしさ
ちょいと
ネタがきれまして
もう一度
手でも
もんで
出直して
来ることに
お後がよろいようで
創作落語しらん亭咲

ポエム 「この道」 今日もこの道を とこと

ポエム
「この道」
今日もこの道を
とことこ進む
見えない
目標に向って
あかりはいまだ
見えないけれど
この道を進むしかない
止めることなど
誰にも出来やしない
どんな困難であろうと
一度自分自身で決めた
道だから
無理と言うなら
それでもいい
この道が私を
呼んでいるから
あてもなく
とことこ進む
作家 中谷美咲

おもしろ講釈 「お笑い草」 今年の夏は異常気象で 暑かった 来年もこ

おもしろ講釈
「お笑い草」
今年の夏は異常気象で
暑かった
来年もこんなの続くのかな
おもしろいこと
言うもうんだ
こんな自動車走らせて
よくそんなこと
言うもんだ
お笑い草だね
お前さんが好きで
異常気象
おこしているとずっと
思っていたよ
こんな生活している以上
もっともっと続く
それがお前さんの望みだろ
以上
おもしろ講釈師
中谷俊治

創作落語 「ざらめ」

創作落語
「ざらめ」
ざらめの話を一席
砂糖の中でも
クセ物の存在
こいつを一度口にしたら
甘いもの好きにはたまらない
決してスッキリとした
口どけとはほど遠い
ざらめのこいつ
甘い者好きの心を
しっかりと掴んでいる
ざらついてなんかない
スッキリと流れています
お後がよろいようで
創作落語しらん亭咲

ポエム 「北斗七星」 北の夜空に流

ポエム
「北斗七星」
北の夜空に流るる
北斗七星
ひとつの
星が落ちる日もある
流れる星を見つめ
願いをかける
北斗の流星群は
今宵
心の星空
作家：中谷美咲