前回に続いて、ギルドウォーズのシステムの良い点を書いてみます。
色々と良い点を書いてきたので、次回はシステム的にイマイチだと思う点を書きましょうかね(´・ω・`)
- プレイヤーの時間を大切にする
▲マップの切り替え時間は数秒程度
慣れてくると凄さに気付きにくいんですが、ギルドウォーズでは、色々な操作をするときの待ち時間が非常に短くなるように工夫されています。
画像のように、ストリーミング形式でダウンロードが行われるおかげでマップのロード時間が早いというだけではなく、以下のように細かい目配りが利いた便利機能が数多くあります。
・歩いて移動しなくても、マップの位置を指定するだけで街に直接移動できる。
・クエストの目的地が、マップに常時表示される。
・スキルセット、装備セットをファイルに保存することで、装備を一瞬で切り替えられる。
・キャラクターのパラメータ振り分けは、固定ではなく何度でも振り直すことが出来る。
・数秒で確立する対戦マッチング。
・操作キーボード割り当ての柔軟な編集機能。
・受動スキルリストや、対戦リプレイを見ることで、戦況確認や検討が即座に行える。
このうち、マップ移動や目的地表示は他のネトゲでも実装している場合がありますが、演出上の理由(?)なのか、お金がかかったり制限があるのが普通のようです。
そういうネトゲに比べると、無料で何度でも利用できる割り切った仕様にしたギルドウォーズは、ゲーム的理屈よりプレイヤーの利便性を尊重しているという点で、運営態度が非常にフェアだと思います。
- 驚異の作り込み
▲使う弓を変えることで、矢が飛ぶ放物軌道まで変わる
ここまで、色々なシステム上の工夫について書きましたが、工夫だけでなく開発ボリューム的にも、ギルドウォーズは強烈に頑張って作られています。
・1000種類を超えるスキルバリエーション。
・スペル、アタック、シャウトなど、スキル分類自体の多彩さ。
・出血、重傷、毒など、状態異常の効果は9種類以上。
・見映えはもちろん、起伏なども変化に富んだマップデザイン。
・装備やアイテムデザインの豊富さ、独特さ。
使えるジョブの種類は、Campaign3で10種類にまで増えましたが、例えばアサシンなら攻撃コンボのように、それぞれのジョブの個性が明確に差別化できているのも、その種類の多さを考えると凄いことです。
現状の平均的なネトゲと比べると、質と量ともに、異次元レベルの完成度の高さだとしみじみ思うわけです。
色々と良い点を書いてきたので、次回はシステム的にイマイチだと思う点を書きましょうかね(´・ω・`)