海辺の街でのお話です
その小さな兄弟は、小さい間はサンタクロースを本気で信じていました
彼らは12月に入るとサンタクロース宛に手紙を書きます
「サンタさんへ 今年は何々をお願いします」
子供らしい字で書かれたピュアな手紙に
毎年大人たちは誠実に応えようとしました
手紙に書かれたプレゼントだけは、サンタクロースが
イブの夜に運んできたことにしようと大人たちは
工夫をしたものです
クリスマスの朝、小さな兄弟の父親は暗いうちに起きて
サンタさんに取っておいた昨夜のケーキの残りを平らげ
サンタさんが来たことの証としました
ある年、自転車がサンタさんからのプレゼントになりました
クリスマスの朝まで隠しておくのに私も協力させてもらって
本当に楽しかったことを思い出しています
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