風のアルバム

些細な記憶の断片

ロシアケーキとバイエル (13 years old)

2024-09-30 07:26:09 | 日記

 

私は近代建築のきれいなお宅にお邪魔していました

目の前の箱には様々なロシアケーキが並んでいます

「お好きなもの2つお取りなさい」

友人のお母さんがそう言って箱を差し出したのでした

奥の部屋からは小学生の妹さんが弾くバイエルが

聴こえてきます

クラスメートのまっすぐ君宅で

テスト勉強をした時のひとコマです

 

近代的な邸宅 箱いっぱいのロシアケーキ ピアノ…

意外や意外なまっすぐ君の私生活でした

 

 

 

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天性の静寂 (9 〜12 years old)

2024-09-29 07:43:13 | 日記

 

そのクラスメートは 前髪を眉が隠れる程に垂らし

話す時は小さな声で話しました

内気な人でしたが 壁で自分を囲うことはせず 

他者に対して分け隔てなく静かに優しかった

印象が残っています

 

 

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世紀の一戦 in 1976 (14 years old)

2024-09-28 08:14:21 | 日記

 

半ドンの土曜日の放課後

大きなテレビが置いてある図書室に

先生たちが集まってきました

「世紀の一戦」を観るためです

図書委員だった私は たまたまそこに居たので

一緒に観ることができて幸運!

と書きたいところですが…

(あー損した さっさと帰っちゃえばよかった…腹へった)

が正直な感想でありました

 

 

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特等席 (14 years old)

2024-09-27 07:58:41 | 日記

 

中2の3学期 

窓際の1番後ろの席を当てました

特等席です

私は思う存分ぼんやりしたり

ノートや教科書に落書きしたりして

特等席を謳歌しました

そんなある日 それは英語の時間でした

いつものようにぼんやりと「心ここに在らず」

でいたところを突然先生に指名されました

「しろ君 大丈夫ですか」

「へ…⁉︎」

素っ頓狂な返事にクラスは大爆笑でした

なぜか私は苦悩してるかのように頭を抱えて

ぼんやりしていたのです

それで心配した先生が壇上から声をかけて

くださったのでした

なんとまあ人騒がせなぼんやりです

 

 

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ツインテールズ (14 years old)

2024-09-26 08:06:13 | 日記

 

クラスにはツインテールにしている女子が2人いました

1人はお習字の筆みたいな真っ直ぐの長いツインテール

もう1人はクロワッサンみたいにクルクルっとなった

ツインテールでした

2人は仲良しで いつも一緒でした

 

 

 

 

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