こんにちは
どうですか 方便品は長いので、飽きたでしょうか?
訳している私は、よけい飽きています。でも、ここを読まないとお釈迦様の説いた「空」の概念が分からないよ。では、解説の続きをどうぞ!
諸佛(人)が世に現れたのはただ、この一つの事柄のみの事実であり、他の二は真実に非ず
最後まで、小乗(劣った法)をもって、衆生を迷いから導きだすことは出来ない。
佛は自ら大乗の法則が成り立っている世に暮らしている。
その得ている法の様に、智慧の力を鮮やかに示し、これにより衆生を得度させる。
自らこの上ない道、大乗平等の法を悟り得た。もし、小乗をもって佛化すること、ないしは
一人でも、佛となることが出来たならば、我は欲を貪る者に落ちてしまう。
この様な事は決して、起こりえない事であり、もし、人が佛に帰依すれば、如来は人をあざむきたぶらかすことをせず、また欲を貪る心を持っていない。すなわち、(精神的な)諸法の中の悪を断じている。
故に、佛はすべての人が住む世界において、孤独になっても恐れることがない。我、ある姿を現し、身を飾り、光明(名声)をもって世間を照らす。数限りない衆に尊ばれて、その為に諸法の本来の特徴を示す。
舎利佛、まさに知るべし。
我、”すべての衆を自分と同じ、またすべての衆は自分と異なる事ない”の本誓願を立てた。我が昔の所願のように、今ここに居る者をすでに満足させている。
すべての衆生を教え導き、皆を佛道に入らしめる為に、もし、我れ衆生に会えば佛道をもって、ことごとく教えた。
無知な者は頭がこんがらがり、どうしてよいか迷い込み、教えを受ける事ができない。我れが知る限り、この衆生は未だに真実の修行をせず、堅く5欲に執着して、痴愛(人をバカにし、自己を愛すること)を持ち、故に悩みを生じさせている。
5欲
色・声・香・味・触の五塵のこと
諸の欲の因縁を持って、三悪道に落ち、6趣の中に繰り返し生まれかわり、つぶさに色々な苦しみや災いを受ける。その様な者は受胎した時のようなわずかな形を成した時から、代々に渡りて常に増長している者である。
・三悪道
1.貪欲(とんよく)
損得で物事を考えて、何でも欲しがる心
2.瞋恚(しんい)
理由なく腹を立て、人をうらやんだり、ねたんだり、恨んだり、逆らうこと
3.愚痴
人をバカにしたり、見栄を張ったりすること
6趣(六道)
・三悪道(死者が悪業(あくごう)のために行く)
1.地獄道
漆黒の闇の世界で、音・色・温度などがない世界(悪大)
2.餓鬼道
砂漠の様な焼土で、毎日食う事に悩んでいる世界(悪中)
3.畜生道
人の近くに住み、毎日自分の身を心配している世界(悪少)
・三膳道(前世の善により生まれ変わるとこ)
4.修羅道
常に瞋恚を起こし、けんかばかりしている世界(善少)
5.人間道
ふつうの人の世界(善中)
6.天道
人から尊ばれる世界(善大)
徳が薄い福の少ない者であるがゆえに、たくさんの苦に行き詰まり、真実が見え隠れしている繁った邪見の林の中に入り、そして、その様な諸見(五見)に終止して、身勝手な哲学を身に付ける。
5見
1.身見=我見+我所見
我見(がけん)
自分は5うんから成っている事を知らず、自己の実在が絶対なものと考えること
我所見
周囲のものは自分の一時的な所有物であるにも関らず自己に所属すると考えること
2.辺見(へんけん)=常見+断見
常見(じょけん)
体有る事により身見を起こし、自分が死んでも何も変わらないことを信じる
断見(だんけん)
体有る事により身見を起こし、自己が死ぬ事ですべてが解決ことを信じる
3.邪見(じゃけん)
因果の道理を否定する、
4.見取見(けんじゆけん)
誤った見解を信じる
5.戒取見(かいじゆけん)
誤った宗教的行為を信じる
深く偽りの教えに執着心を起こし、いつまでもその事を持ち続け捨てようせず、自己中心的で自分から自己を高く敬う、或いは他人に媚びへつらい心に信念がない。
途方も長い時において、佛の名声を聞く事無く、また正法を聞く事無い者は救い難し。
まだまだ、続く今日はこの辺で、終り
どうですか 方便品は長いので、飽きたでしょうか?
訳している私は、よけい飽きています。でも、ここを読まないとお釈迦様の説いた「空」の概念が分からないよ。では、解説の続きをどうぞ!
諸佛(人)が世に現れたのはただ、この一つの事柄のみの事実であり、他の二は真実に非ず
最後まで、小乗(劣った法)をもって、衆生を迷いから導きだすことは出来ない。
佛は自ら大乗の法則が成り立っている世に暮らしている。
その得ている法の様に、智慧の力を鮮やかに示し、これにより衆生を得度させる。
自らこの上ない道、大乗平等の法を悟り得た。もし、小乗をもって佛化すること、ないしは
一人でも、佛となることが出来たならば、我は欲を貪る者に落ちてしまう。
この様な事は決して、起こりえない事であり、もし、人が佛に帰依すれば、如来は人をあざむきたぶらかすことをせず、また欲を貪る心を持っていない。すなわち、(精神的な)諸法の中の悪を断じている。
故に、佛はすべての人が住む世界において、孤独になっても恐れることがない。我、ある姿を現し、身を飾り、光明(名声)をもって世間を照らす。数限りない衆に尊ばれて、その為に諸法の本来の特徴を示す。
舎利佛、まさに知るべし。
我、”すべての衆を自分と同じ、またすべての衆は自分と異なる事ない”の本誓願を立てた。我が昔の所願のように、今ここに居る者をすでに満足させている。
すべての衆生を教え導き、皆を佛道に入らしめる為に、もし、我れ衆生に会えば佛道をもって、ことごとく教えた。
無知な者は頭がこんがらがり、どうしてよいか迷い込み、教えを受ける事ができない。我れが知る限り、この衆生は未だに真実の修行をせず、堅く5欲に執着して、痴愛(人をバカにし、自己を愛すること)を持ち、故に悩みを生じさせている。
5欲
色・声・香・味・触の五塵のこと
諸の欲の因縁を持って、三悪道に落ち、6趣の中に繰り返し生まれかわり、つぶさに色々な苦しみや災いを受ける。その様な者は受胎した時のようなわずかな形を成した時から、代々に渡りて常に増長している者である。
・三悪道
1.貪欲(とんよく)
損得で物事を考えて、何でも欲しがる心
2.瞋恚(しんい)
理由なく腹を立て、人をうらやんだり、ねたんだり、恨んだり、逆らうこと
3.愚痴
人をバカにしたり、見栄を張ったりすること
6趣(六道)
・三悪道(死者が悪業(あくごう)のために行く)
1.地獄道
漆黒の闇の世界で、音・色・温度などがない世界(悪大)
2.餓鬼道
砂漠の様な焼土で、毎日食う事に悩んでいる世界(悪中)
3.畜生道
人の近くに住み、毎日自分の身を心配している世界(悪少)
・三膳道(前世の善により生まれ変わるとこ)
4.修羅道
常に瞋恚を起こし、けんかばかりしている世界(善少)
5.人間道
ふつうの人の世界(善中)
6.天道
人から尊ばれる世界(善大)
徳が薄い福の少ない者であるがゆえに、たくさんの苦に行き詰まり、真実が見え隠れしている繁った邪見の林の中に入り、そして、その様な諸見(五見)に終止して、身勝手な哲学を身に付ける。
5見
1.身見=我見+我所見
我見(がけん)
自分は5うんから成っている事を知らず、自己の実在が絶対なものと考えること
我所見
周囲のものは自分の一時的な所有物であるにも関らず自己に所属すると考えること
2.辺見(へんけん)=常見+断見
常見(じょけん)
体有る事により身見を起こし、自分が死んでも何も変わらないことを信じる
断見(だんけん)
体有る事により身見を起こし、自己が死ぬ事ですべてが解決ことを信じる
3.邪見(じゃけん)
因果の道理を否定する、
4.見取見(けんじゆけん)
誤った見解を信じる
5.戒取見(かいじゆけん)
誤った宗教的行為を信じる
深く偽りの教えに執着心を起こし、いつまでもその事を持ち続け捨てようせず、自己中心的で自分から自己を高く敬う、或いは他人に媚びへつらい心に信念がない。
途方も長い時において、佛の名声を聞く事無く、また正法を聞く事無い者は救い難し。
まだまだ、続く今日はこの辺で、終り
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