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無垢材の床と、無垢材のドア(パイン)

2008年05月05日 | 建築材料
無垢材の床を使い事が最近また多くなってきました。

無垢の木材を使うわけですから、湿気の吸出により、経過するに従って伸び縮や反りが出ます。
無垢材なのに「伸び縮しない」と言うことは100%ありません。
木材は天然の物なので、1枚1枚の材料で木の密度や成長過程が異なりますので仕方がないのが事実です。
最近ではそれを極力少なくしようと言う技術も進んでいますが、乾燥状態を極端に進めてしまうと、木が持っている油分まで抜き去ってしまう事になり、木材特有の香りや耐久性能を損なってしまい、せっかく無垢の木材を使ったのにその良さを得ることが出来なくなってしまいます。

無垢の床材やドアを使う場合伸縮や反りは有って当然だと思うことが必要です。
それを分かった上で、木材の持つ暖かみや肌触りの良さ、爽やかさやクッション性を手に入れることが出来るのです。
木材は生き物だと言うことを是非、理解して欲しいと思います。

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