広島の乱読ジジイ

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敷地のチェックポイント!

2010年10月20日 | 住まいの計画
家を建てる時、まずやらなければいけないことは「敷地調査」です。
敷地調査とは、家を建てるその土地がどういう性質の物なのか、法的な事、物理的な事や環境について調査をする事です。

私たちは、プロの目線で土地の正確な性格を判断し、住まいの計画をしています。

フラット35+S 金利1%優遇策 1年間延長

2010年09月29日 | 住まいの計画
フラット35+S 1%金利優遇1年間延長

住宅ローンを固定金利でお考えの方に朗報です。
22年末で終わる予定だった、政策の1年間延長が決まりました。

固定金利で借りる住宅ローンの金利が、10年間ー1%になるという物です。
融資額3000万円、返済年数35年の場合、総返済額が約300万円安く付く付きますますので、とてもお得ですし35年間固定金利だから安心です。


宅地に造成

2010年09月23日 | 住まいの計画
住まいのための土地探し。
完成した宅地が見つからない場合、市街地であれば畑を購入して宅地に造成する事も可能です。
ただし、宅地造成規制法等に気を付けて計画する必要があります。
農地は安く買える場合が有りますから、造成費用を数百万掛けても価値のある土地を手にする事もあります。

色打ち合わせ(注文住宅の仕上げ材の品番確認とコーディネート打ち合わせ)

2009年08月09日 | 住まいの計画
住宅(戸建て)の色打ち合わせ(コーディネート打ち合わせ)
とは?

まず、建物の契約には仕様材料や、設備品の品番(メーカーや機種)品質等が決定されています。
しかし契約時点では、使う物が決まっていても、質感や色は決まっていません。

色打ち合わせは、最近最も重要な住まいの計画の一つである、インテリアコーディネートとの打ち合わせをする、住まいの、外壁、屋根、室内の床や壁、設備品等、様々な色や素材について決めます。
インテリアコディネーターは、社団法人インテリア産業協会が認定する認定する資格です。

住まいの全体的コーディネートは、私たち営業がします。
細かい設計については、建築士が(私も建築士です)します。
色具合、配色は設計士では出来る物ではありません。
今は住まい造りも分業制になっていて、色々な専門スタッフが、1軒の家を作り上げるために知恵を出し合います。

昔のような、大工の棟梁任せの家造りや、大手メーカのお仕着せセットプランでは現在の多様な住まいのあり方に、対応できることではありません。

ちょっと面倒くさい話になりましたが、あなたの望むオリジナリティーあふれる住まい造りに必ず必要なのが。インテリアコーディネーターとの打ち合わせだと言う事ですね。

今日は、先月契約頂いた注文住宅の色打ち合わせを1日掛かってしました。
1日で全部出来るのと、思われるかも知れないし、1日も掛かるの?と思われるかも知れません。
今までの経験では、1日が一番順調な打ち合わせだと思います。
何故かというと、日にちをあらためると、以前打ち合わせた内容を覚えきることが出来なくて、何回も打ち合わせの、出発点に戻ってしまうと言う点です。
まずは、1日(朝10時から夕方6時頃までの7時間くらい)みっちり打ち合わせをして全ての仕上げ材の素材や色品番を決める。
決まった物は、コーディネートしたものを一覧出来る「コーディネートボード」を見せてくれます。
この、コーディネートボードを確認し、疑問点や不満点があれば、再度打ち合わせをして満足する物に仕上げていくのが良いと思います。

祖父母からの贈与も控除が適用に成りました。(住宅取得)

2009年07月29日 | 住まいの計画
以下、国税庁のページから引用
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平成21年1月1日から平成22年12月31日までの間に、父母や祖父母など直系尊属からの贈与により、自己の住居の用に供する住宅用の新築若しくは首都君又は増改築のための金銭を取得した場合において、一定の要件を満たすときは、その住宅取得資金のうち500万円までの金額について贈与税が非課税と成ります。
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国税庁のホームページ

パンフレット(国税庁のページより)

住宅取得の場合「祖父母」からの贈与は控除の対象外でしたが、この法案により控除の対象となりました。

但し、親からの贈与と併せて500万円ですのでご注意ください。
また、基礎控除が別途110万円受けられますので、合計で610万円分の贈与による無税枠があると言うことになります。

これは、若い建築主にとっては、かなり大きな意味を持つ法案だと思います。

木材の強さ(木の家に住みたい)

2009年07月22日 | 住まいの計画
「木の家に住みたい」と多くの人が思っています。
木造住宅のシェアは約70%、この数値は相当の期間変わりがありません。
では木造住宅の何処が良いのか書いてみます。

①軽い   地震が起きた時に問題なのは、構造材自体が軽いと言う事で被害が軽減出来る事最悪の場合も、隙間が出来る事で人名が助かる可能性が高い。
②粘り強い 木材は繊維の集まりなので、曲がっても元に戻る復元力が有ります。
③耐久性  世界中を見渡して1000年持つ構造は木の家か石の家しかない、何故かと言うと木は製材された後劣化するのは、数百年以後で、強度は逆に増して行くからです。
④断熱性  木材は自身が断熱性能を持っています。
      構造材で、断熱性があるのは唯一木材のみです。
⑤吸湿性  木材は、製材後も吸湿性能を持ち続けます。
      壁内結露により、錆びたり、カビが湧く事が無く、構造材として劣化しません。

外壁色の流行

2009年07月21日 | 住まいの計画
 住まいの外観は建物のイメージを大きく作用する最も大切な物です。形と共に外壁の色選びにも流行があります。
最近のトレンドは、白を基調とした物とナチュラルな色が最も好まれているようです。
 茶系と言うより、EARTHカラーと言うのがぴったりだと思います。
メリハリを付けたい場合は、白色を基調に濃いめのブラウンや黒色を持ってくる場合が多くなります。
建物全体を同じ色で仕上げる場合は白色か薄めEARTHカラーで統一し破風板や見切り板で
アクセントを付けると言う事が多いですよ。

風の流れをシュミレーション

2008年03月10日 | 住まいの計画
日本の住宅は元々夏を意識して造られてきました。
昔の暖房は、人類が人類になりえたとも言える、火を使うことでまかなっていました。
電気が復旧しクーラーが復旧するまでは、冷房よりも暖房の方がいとも容易かったからです。 
薪を燃やし炭を燃やす。 
ある程度文化が発達しても、石炭を燃やし石油を燃やす。この場合もある程度の隙間が無いと部屋の中にいる人は一酸化炭素中毒で人は死んでしまうことになります。

現在では、電気(エアコン)のおかげで、空気を燃やすことなくえる冷暖房をすることが可能です。
特に気密の高い住宅では、空気を燃やす燃焼式暖房機は一酸化炭素中毒まっしぐらとなり、絶対にしてはいけない事となっています。
家を造る側としてはどのくらいの気密度を設定するのか考えて造っています。
当然北の地域を南の地域では求められる性能は異なっているのです。
地域に合った、気密度と断熱性能を維持することで、より快適な住まいが出来るとも言えます。

ただ最近思うことは、高気密高断熱の建物は勢い開口部を小さくする方向に偏ってしまいがちです。
窓の大きく明るく風通しの良い家は日本家屋の特徴でもありました、建てる地域に適した断熱性と気密度を設定し、エアコンだけに頼らない風通しの良い家を考えることも大切です。

図はパソコンで風のながれる方向と量を表した物です。
季節や時間で変わって行く物を図で表してみると分かりやすく面白いです。
これが完璧だとは言いませんが、土地の性格周囲の状況から割り出して行くので良い結果が得られています。

天気と時計

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