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オクス駅お化け 

2024年11月11日 07時35分00秒 | 日記

こんにちは、すきっぷです。

 

今回はオクス駅お化けという映画についてお話したいと思います。

 

あらすじ・・・その数字(名前)を、言ってはいけない。大都市ソウルに実在する地下鉄の《オクス駅》。バズらせることが全ての駆出しの記者が、ある人身事故にまつわる奇妙な目撃談を記事にしたー。やがて真相を追ううちに、不気味な変死が次々と起こり始める…。   アマプラ引用

 

主要人物

ウヨン・・・駅員の仕事をしている男性。

ナヨン・・・主人公。記者の仕事をしている女性。

テヒ・・・精神を病んでいた女性。事故で死んだ男性の妹。

ユカンシ・・・死体処理の仕事をしている。

 

【感想】

怨念の移し替え:怨念は消えずにずっと続いていく。怨念は人に移すことができ、移した人間は助かる。

ウヨンは恐怖からナヨンにナヨンは恨みつらみで社長に怨念を移す。友情とは儚いものだなと感じたが、自分がもし同じ立場なら怨念を移すという作業をするよなと感じた。

後々後悔するが、危機的状況に陥ると人間はドラマのようなことはせずに、自分の安全を最優先にすると思う。

人間も動物だから、本能には勝てないと感じた。

子供たちの怨念を晴らして終わりということをせずに、怨念を社長に移して自分は助かるという方法を選んだナヨン。

人に移していくことを続けていれば事情を知っている自分にも再び呪いが襲い掛かるだろう。

そして無限ループにハマっていくのだろうとも感じる。

 

人間のエゴと倫理:ナヨンが子供たちの怨念を世間に公開すると言い、子供たちが叫び出すシーン。

この子供たちは何を思って叫んだのか。最初はそんなことをするなと拒絶で叫んだように見えたが、ユカンシの話を聞いて、怨念を色んなところに怨念を移すことができ、満足感を得るために嬉しくて叫んだというように感じた。

社長がナヨンの井戸の取材の件を記事にし、それがバズったことに対して怒りを示した理由が勝手すぎる。

自分が昔、その取材を断られて怒りを覚えるのは確かだと思うが、クビもしくは自宅待機までさせるとは本当に残酷だ。

更には自分の利益のために他人を犠牲にするところはリアルな人間の闇を映し出していると感じる。

 

子供たち:子供たちは自分たちの名前を呼ばれたら助かることを知っていた。そして自分たちが死ぬことも理解していた。

では、名前を呼ばれた子供たちは成仏できているのか?というこだが、本編では描かれていないので不明だが、成仏はできていないだろうと感じた。

大人の勝手な都合で自分の身体の中身を別の人間に移植され、さらには事実を隠そうと子供たちを井戸に入れ生き埋めに。

なんとむごいやり方だろうか。

 

個人的には人の闇や社会の歪みを描いた様がとても面白いと感じた。

ホラー要素も入っていて、少し怖いと思うこともあるが怖がりな自分でも観れるくらいの怖さではある。

気になる方は、アマプラで視聴できるのでぜひ視聴してみてください。

コメント
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