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Sliding Cafeマスターのブログ

3管セクションレコーディグ

今日は池尻大橋にあるマルニスタジオで某大手教育系出版会社のレコーディング仕事でした。最近はほとんど全てのパートを打ち込みで作られる事が多い中、今回は全パート生楽器での収録でした。ホーンセクションはトランペット、サックス、トロンボーンの3管編成。



トロンボーン奏者として関わるレコーディングプロジェクトでも、ついついスタジオの使用機材をひととおりチェックしてしまいます。当然ですが、こういう本格レコーディングスタジオでは素晴らしい機材を使っています。いつか自分のスタジオにもこういう立派な機材を導入したいなぁ。

このマルニスタジオ、こじんまりとしたスタジオながら、とても録り音が良いです。レコーディング時にトロンボーンで使用されるマイクは9割方NEUMANN U87なんですが、今日は珍しくAKG C414でした。NEUMANN U87は、ふくよかで自然な感じの音質であるのに比べ、AKG C414はパリッと輪郭のハッキリした音質(アコースティックギターの録音には定番のマイク)。個人的にはやはり定番中の定番マイクであるNEUMANN U87の音質が好みなんですが、今日AKG C414で録音した音はトロンボーンのバリッとした成分が強調されていて、いわゆるトロンボーンらしい音質になっていましたね。

今日は3管セクションとトロンボーン1本だけのソロの収録なども。レコーディングでソロの収録というのは、毎回とても緊張するのですが、難しいフレーズよりも本当にシンプルな4分音符を吹く事がなんとも難しく感じる事か・・・。日頃の地道な基礎練習の重要性を身にしみて感じてしまいますよ。

今日のレコーディングで使った楽器は、ヤマハ697Z(GP)。この楽器とても良いんですが、もう少しガツンとした感じも欲しいかな。楽器選択の悩みは尽きません。楽器探しの旅はまだまだ続きそうです。。。

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